民意不在で強行推進される原発・消費税増税・TPPは悪魔の所業!
わずか、全有権者の16%の得票しか得ていない自民党が衆議院の294議席を占有してしまいましたが、この日本の危機に国民は何故、国政選挙を無視するのであろうか?
政治家たちの相次ぐ内紛や、スキャンダルに愛想をつかしてしまったのだろうか?
政権を取り戻した売国奴集団である自由民主党は、さっそく国政を私物化しようと画策しています!
今回のの総選挙の本来の争点は、原発・消費税・TPPでしたが、ふたを開けてみると大半の立候補者が原発・消費税・TPPについて曖昧な態度でした。
この原発・消費税・TPPという主要争点に対して、主権者である国民が判断を下すという重要性を帯びた選挙でしたが、あにはからずや全有権者の16%の人々しか選挙に参加しませんでした!
この結果に嬉々とした者たちがいたことは、語るまでもありません!
主権者である国民が、この主要テーマを判断する選挙になることを断固阻止したいと考える勢力が、国民を幻惑するためにあらゆる手法を駆使して、国民に厭世観を植え付けるような出来事を多発させました!
いうまでもありませんが、原発推進、消費税増税推進、TPP推進の売国奴勢力なのです!
その最も顕著な事例が、小沢一郎率いる「国民の生活が第一」が、突然「日本未来の党」に党名を変えてしまい「国民の生活が第一」の代表で会った小沢一郎が、表舞台から姿を消してしまったのです!
この小沢一郎の不可解な行為に、改革を望んだ国民は失望してしまいました!
冤罪も晴れたのですから、正々堂々と表舞台に立ち国政選挙に立ち向かってもらいたいと希望していた改革派の国民たちは、一様に落胆してしまいました!
小沢一郎への失望です!
この小沢一郎の行動に、売国奴連合は、ここぞとばかりにマスコミを使い小沢一郎批判を連呼したのですから、多くの国民は小沢一郎の不可解な行為に対して、
「やはり何かやましい事があるのだろうなあ~!」
と改革を望んだ多くの国民は、小沢一郎への失望感をあらわにしたのです!
今回の衆議院選挙は、この小沢一郎の変貌により一変してしまいました!
判官びいきの日本国民は、正々堂々を何よりも渇望していますので、この小沢一郎の不可解な行動により選挙への期待感を失い投票所にすら行く気になれなかったようです!
原発推進、消費税増税推進、TPP推進の売国奴勢力は、この三つを国民がすべて否定してしまうと困るというのがこの勢力ですから、総選挙では争点を隠す戦術が取られました。
売国奴達の手先であるマスゴミは、景気と雇用問題が最重要課題が重要であるとのイメージを国民に刷り込むとともに、「反原発・反消費税増税・反TPP」勢力の中核である「日本未来の党」を、
このさいとばかりに徹底攻撃したのです。
「日本未来の党」が政権公約を発表した12月2日には、トンネル事故にかこつけて未来の党の政権公約をほとんど報道しなかったように、小沢一郎率いる「日本未来の党」を徹底して無視しました。
また、未来の党は反民主・反自民票を受け入れる、「第三極」の中核政党であったが、ここに投票が集中することを警戒した既得権益は、1年がかりで第三極を分断する作戦を展開しました。
これが、橋下・石原維新に対するまずゴミの大宣伝活動の目的でした。
ご存知のごとくマスメディアの全面支援活動により、橋下・石原維新が大政党に仕立て上げられました。
その結果として結局、総選挙では「反原発・反消費税増税・反TPP」勢力が多数議席を獲得することはできませんでした!
売国奴とマスゴミの国民コントロールは、見事に功を奏して全有権者の16%しか選挙に参加しませんでした!
売国奴とマスゴミの手腕は、見事としか言えませんが他方では国民が、ここまで容易に奴らのマインドコントロールに乗ってしまうことに憂慮します。
今日でも、主権者国民の意識の上では、「反原発・反消費税増税・反TPP」過半数を超えていると私は考えていますが、このありさまでは当面、手の打ちようがありません!
改革派の愚行により選挙結果としては、主権者の16%の支持しか受けていない自民党が294議席を占有して、日本を我が物顔に支配し始めたのですから、日本も末期的現状であると申し上げなければなりません!
2009年の民主党の政権交代への意義は消し去られてしまい、絶対的売国奴政権が再び息を吹き返して、政界を席巻してしまったのです!
あまりにも、不甲斐なかった民主党政権に国民は愛想をつかし、旧悪である自由民主党の安倍晋三の顔が救世主にでも見えたのでしょう・・・・・。
そして、いま、原発、消費税増税、TPPが強引に推進されようとしています。
原発では、福島原発事故の重大事実がクローズアップされています。原発事故の原因が津波ではなく、地震であったとの有力な証拠が次々と浮上しています。
この見方は事故発生当初から指摘され続けてきた。
津波ではなく地震によって電源喪失が発生し、これが原子炉の暴走を引き起こしてしまいました!
地震によって原子炉の暴走が発生したのなら、日本全国の原発のリスクは一気に高まります。
つまり、原発ゼロしか選択肢はなくなってしまいます!
ところが、安倍政権は「国民の命と健康を守る」ことを捨て、ひたすら金儲けのための原発稼働に突き進み始めているから、驚いてしまいます。
大飯原発直下の「活断層」が「地すべり」に置き換えられ始めているのです。
消費税増税についても、「景気情勢を見て最終判断」のはずが、「2014年に消費税増税を行うことが決められている」に表現が修正されてしまっています!
またTPP参加についても、安倍晋三氏は2月下旬の日米首脳会談で、TPP交渉参加について独断で意向を表明することを示唆しています。
自民党の政権公約は、「例外なき関税撤廃の前提が維持される限りは交渉に参加しない!」
というものでしたが、これは、裏を返すと、
「関税撤廃の例外が設けられるならTPP参加交渉に入る!」
ということになります。
この発言は、例えば、
「コメの関税について、TPP発行当初の10年間は関税率をゼロに引き下げない」
というような措置が取られれば、TPP交渉に参加することは妨げられないといった形に、「拡大解釈」される可能性があることを意味します。
公約がこのように骨抜きにされて、安倍晋三の独断でTPP交渉に参加するなどということは、紛れもない公約違反なのです!
もはや民主党どころか、自由民主党さえも国政担当能力がないという事が解らない国民は、これからガンジガラメにされてしまい馬車馬のごとく働かされて、ポイ捨てにされてしまいます!
全有権者のわずか16%の国民のために84%の国民が、塗炭の苦しみを味合わされてしまうのです!