暖かい時期なら1泊2日のツーリングにでも出かければ簡単に済むのだが・・・朝少し早めに出発、
DL650の慣らしを今日で済ませてしまおう。
マルチディスプレイの温度計には気温が3℃以下で表示される雪マークが点灯している。
凍結リスクを避け幹線道路を選択、R16からR4バイパスに入り北上、宇都宮上三川ICから
北関東道利用、時々5000rpm~7000rpmまで回してみる。
排気量相応の穏やかな加速ではあるが、車速はスムースに上がり流れはリードできる。
アメリカンに慣れているせいもあるのかウィンドプロテクション効果も十分な感じで今の所大型のスクリーンの
必要性は感じない。
水戸南ICでR6に出て、何時ものステーキガストで昼食、コーヒーのお替りをしながら、暫くくつろいでいても
気を使わなくて済むからこういう場所も案外気に入っている。
ここからR6を北上すると福島第一原発までは140km、いやでもその存在を意識させられる。
マスコミがその現状を殆ど報道しないのはどこからか圧力が掛かっているのか、いないのか。
「福島第一原発 現状」で検索すると・・・どうやら冷温停止状態ではない炉もある様子、
大体あの大量の汚水をどう始末するつもりなのか。
霞ヶ関で再稼動や電力値上げのロビー活動の前に、HQを福一に移すべし、ついでに何をしているか
良くわからない原子力規制委員会なんかもご一緒に~などと考えてしまう。
食後はR51に入り海岸沿いに南下し大洗通過。
大洗には関東地域のホッカイダーにはつとに知られたフェリー港があるが、それとは別に
日本原子力研究開発機構の高速増殖実験炉『常陽』がある。
こいつはあの『文殊』の兄弟分だがこちらのトラブルの方が厄介で2007年に発覚してから未だに
解決していない。
都内から直線距離で僅か90km程、もしもこいつが暴走したら関東一円無事では済まない・・・
そんなことを思いながら右手にその建物を見ながら通り過ぎた。
有り余るパワーを制御出来ないことの怖さとその結末はバイク乗りなら案外身近に感じることが
出来るかもしれない。
R51を一気に南下して鹿島、R126から通称波崎シーサイドロードで鹿島灘を左に見ながら日川浜を通り
銚子に向かうが、残念ながらシーサイドパークの手前で迂回せざるをえない。
以前道の駅で知り合った波崎に住むというライダーの話では地主が居なくなるまで通行止めは解除されない
だろうとの事だった。
防風林に遮られそんなに景観が良いと言う訳でも無いが信号が殆ど無く、混雑するR126の抜け道として
有用だったのだが残念な話である。
銚子大橋の袂に出て左折して銚子大橋を渡り右折すれば家までほぼ1時間で着くのだが、
もう少し距離を延ばしたいので銚子港沿いをまわり、無料化は結構だが、銚子ドーバーなんちゃらという
気恥ずかしい名をつけられた県道を通り、飯岡から海上に向かい広域農道を通り成田へ出てSBSに寄る。
936kmとほぼ千キロなのでEオイル、フィルターを交換し、チェーンとエア圧チェック。
不調のナビは預けてスタッフや常連さん達と少しダベって帰宅。
初めて日没後の走行、ロービームは照射範囲が広くはそこそこに明るい、ハイビームはやや拡散が強く
遠方は余り明るくない感じがした。今日は普段のツーリングのペースで走行、26.99km/Lとなった。
ちなみにこれまでの燃費は、28.51km/L、30.85km/L、26.99km/L、カタログ値は39km/L(60km定地)、
25km/Lでも20Lタンクで500kmは走れる計算になる。
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