M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

キャンプ道具以外のツーリング道具について・・・

2017-04-22 11:40:01 | Motorcycle/Touring

キャンプツーリングでのテントや寝具、クッカーや焚火関係等の装備とパッキングについて語られることは多いがそれ以外の持ち物について少し触れてみたい。少なくとも私の場合はキャンプツーリングでもここ数年マイブームになりつつある自炊温泉宿ツーリングでも基本的には変わらない。

アウタージャケット・パンツ

GWツーリングで東北に出掛ける時は南関東の真冬装備で防寒に振るのが基本、普段地元では殆ど使わないウィンターグローブも一応持っていく。

ジャケットは秋から春までは同じものでインナーのウォーマーの脱着で温度調整、夏はプロテクター付きメッシュジャケット。

パンツについて以前は膝カップ入りの革パンかジーンズタイプの皮パンの下に防寒ミドルウェアとインナープロテクターパンツを履いていたが、ここ数年は一年を通じて中に防寒着を履くかどうかだけのプロテクター付きのライディングパンツを履いている。

プロテクター類についてはこれが無ければ気楽に乗れるだろうかと思う事も皆無では無いが、もしもの事を考えるとプロテクター無しに乗ることには不安を覚える様になった。特に関節を痛めると後々まで痛みが出やすい。

アウターウェアを固定すると着ていくものに迷う必要がないというメリットもある。アウター類はクリーニングに出しても全然綺麗にならないからある程度やれてきたら処分する。

ミドルウェア

防寒用ミドルウェア上下も毎日同じ、こちらはたまに洗濯する。

ジャケットもパンツも化繊。薄手のダウンは着心地も良く降りた後の使い勝手も良いのだが、難点は雨に弱い事。それでいつも化繊を選んでしまう。勿論ダウンはコンパクトに畳めるが同じ用途の物を二つ持つのも何となく抵抗が。

インナーウェア

着替えとして複数持っていくのはインナーウェア、GW時期にはヒートテックの様な肌着、タートルネックのフリースシャツで、これをツーリング日数にかかわらず最大3セット。洗濯以外にも途中で買うとか捨てるとか家に送り返すとかいろいろ工夫はあるだろう。

バイクを降りた後の活動着兼寝間着としてはスエットパンツとトレーナー、寒ければミドルウェアを着る。宿でもキャンプでもほぼこれだけ。

靴下は洗濯しても乾きにくいし雨で濡れたりもするのでトレッキング用の速乾抗菌性のやや厚みのあるものを選択。厚手の方が勿論防寒性もあるが、それ以外にもステップからの振動吸収や、土踏まずの痛み、或いはシフトべダルが当たるつま先の保護などにも考慮。バンダナは色々と便利なので予備を2枚位、ただ直ぐに乾くからそんなに多目には要らない。

洗面道具

昔出会った革つなぎの胸ポケットに歯ブラシ一本差して高速のSAのベンチで寝ていた野宿ライダーが私の理想とするところだが、現実は1Lボトル位の容積の袋ネットに収納。風呂にそのまま持ち込んで濡れても乾きやすい。バイクのハンドルにぶら下げて乾かしておくことが多い。

中身は歯ブラシと家庭用の歯磨チューブ、シャンプーは百均の容器に小分け、昔はトリートメントも持っていたが二度洗いと流しを十分にすることでフケやかゆみが防げるのが分かったので止めた。浴場に備え付けのシャンプー等はその湯の泉質に合った調合がなされている場合もあり、それを使った方が泡立ちが良い場合もあるが、基本的には自分の髪質に合ったものを好む。

石鹸は昔から花王ホワイト一択。これじゃないとさっぱりしない。シェーバーとシェービングフォーム、電気カミソリも持っていくが体毛の処理もあるのでシェーバーセットは欠かせない。

スキンクリームはニベアソフトとオロナイン軟膏を部位により使い分け、長距離ツーだとどうしてもグローブの脱着等で指先にささくれが出来るのでこれもケア。ツーリングに出掛けると爪が良く伸びるので爪切りも入れてある。後は輪ゴムとビニテをいれているとちょっとした作業に便利。

身体洗いは25cm位のハンドタオル、後は汎用として寅一のフェイスタオルで普段こちらは風呂上りにしか使わないがたまに背中を洗うときは風呂に持ち込む時もある。家でも同じサイズのハンドタオルを使用している。

充電器等

カメラや携帯電話、予備バッテリーの充電器は防水の袋に一纏めにして取り出し易い場所に収納。私は2口のシガーソケットをハンドルに装着していて、1つはナビ電源に使うがもう一つはUSB5V変換プラグを介して走行中に携帯の予備バッテリーを充電することもある。
スマホへの直接充電は何かの拍子に制御が壊れて大電流でも流れると怖いので極力避けている。

防水対策としては、ホテル等のアメニティのシャワーキャップでシガーソケットと挿し込んであるプラグを一括カバーして輪ゴムで止めて走行風でもバタつかない様にしているがこれで不具合は経験していない。実は雨の日の撮影にカメラやレンズにシャワーキャップを被せて保護するのはカメラマンには良く知られている方法。大雨の時はプラグは外して防水袋に収納。

50cm程の3口の延長コードを持参してコンセントを占有しないのと複数の充電が同時に出来る様にしている。

一眼レフカメラ(デジ一)

デジ一を連れ出す時一番悩むのは収納と雨対策だと思う。振動を嫌う精密機器なので私はウェストバッグに収納し、腰に負担が掛からない様ベルトは緩めにして走行中はシートに載せておく。転倒した時に身体とカメラ両方へのダメージの心配は残るがその時はその時と割り切っている。

防水については降られそうな天気の時はカメラとレンズを防水バッグ(シーツーサミット)に入れてからウェストバッグに収め、ウェストバッグにはモンベルのザックカバーを付けていてかなりの豪雨の中を走った事もあるが特に不具合は無かった。

ただ本当に大雨の時は写真を撮ることは少ないので(本当は雨の時しか撮れないシーンがあるのだがそれはコンデジに任せて)デジ一は防水バッグに入れてリアシートに固定してしまう。

コンデジ

コンデジは普段首から下げてアウタージャケットのチェストプロテクターのポケットに収納し直ぐに取り出せるようにしている。大雨の時はカッパを着て後は防水袋に入れて同じくポケットに入れるかウェストバッグに収納が多い。キヤノンF610は防水仕様ではないが特に不具合は無い。

紙地図

昔はTMにもお世話になったが、老眼の進行と共に見ない、買わない、使わないになってきた。通常は高速道路のSAで配布されているガイド冊子にとじ込みの高速路線図を冊子から外して利用、これが東日本(西日本)を一目で見られるので便利。

スポット検索は携帯を利用して検索してナビにインプット、またツーリング計画を作る時にある程度は下調べをしてある。これ以外だと道の駅地図とかマップル大判の全国地図が使い易いとは思うが、基本紙地図は重たくてかさばる割には出先では余り見ないので殆ど持ち出さない。

ウェストバッグ

車検証と自賠責保険証のコピー、イモビライザー付きのキーを失くすと面倒なのでスペアキーは必須。個人的には心臓の薬(ニトロも含む)とかゆみ止め軟膏等。リバテープは多目に、油系の汚れ落としにウェットティッシュも入れてある。

保険証とロードサービスカード、バイクの任意保険の証書等は財布に常備、クレカは最小限にして遺失や盗難時のダメージと後処理の最小化を図る。ETCカードは作動不良対策として予備を持っていく、長期間ETC本体に差し込みっぱなしだと接点が焼けて読み込み不能というトラブルがある。折れ以外に使用頻度が低いカード類等は財布から出して定期券等と併せて家で保管。

老眼鏡、以前はスペアも持って行った時期もあったが(免許証は眼鏡等使用では無い)いざとなれば百均や眼鏡屋で暫定使用の既製品が容易に手に入るので予備を持つのは止めた。

その他

合羽はRSタイチの安いもので結構嵩張るが丈夫でもう10年近くになるが破れや浸水も無いので使用継続中。まあ多少の雨なら合羽を着ないし、合羽を着る頃にはずぶ濡れで結局着ない事も多いから長持ちしているのかもしれない。ただ防寒にも使うから外すわけにもいかない。

雨天用ネオプレーングローブは蒸れ易く、はめ心地が悪いのと手や指の曲げ伸ばしの時にゴムの反発があり、プロテクション性能も低いので使うのを止め、革グローブを濡れる任せて使用。

ブーツカバーも滑りやすいので20年以上前に使用をやめた。濡れ放題にしてあるが今履いているブーツは新聞紙を丸めて中に突っ込んでおくと一晩でほぼ乾く。濡らさないという選択と濡れるが早く乾くという選択、どちらを選ぶか。

コンデジ、デジ一兼用の三脚、チューブレス用パンク修理キット(含むCo2ボンベ)、雑巾。ヘルメットやウィンドシールド、ミラー、車体、サングラスや眼鏡拭き兼用のプレクサス

セキュリティ用にバイクカバー(含むハーフカバー)やチェーンロック等の持参が好ましいのかしれないが少なくとも東北地方に行くときは盗難や悪戯については殆ど心配していないので荷物を減らす方を優先する。

アクセサリーバー(クラッシュガード)にはロード用のフレームバックを常備、中にはチェーンメンテナンスキットを入れてある。

バイクを降りてから荷物と共にヘルメットを運ぶのは結構面倒なのでベビーカーフックとかジャイアントフックとか呼ばれてもいる大型のカラビナを使いウェストバッグや或いは台車に載せた荷物に引っ掛けて手に持たずに済む様にしている。形状は大きいがアルミ製で軽い。

基本、キャンプ場や宿に到着してから必要なものは左パニアに、それまでの間に必要となるもの、例えば合羽や入浴セット、三脚等は右パニアに収納。途中脱いだ防寒着とかスーパー等で購入したものを収納するスペースを開けておく事もある。右側にはマフラーが通っているがキャンプ燃料等はリアシートに積んだ炊事道具一式に入れてあるので引火の危険は少ないと思う。

パニアの重量は左右ともグロスで12~13kg、サイドスタンドを掛ける事を考慮して左側を少し重めにしているが、極端にアンバランスの時は中身の入れ替えで調整する。パニアの装着時は左側を先に付けてから右側を付け、外す時は逆に右側を先にしてバイクが不安定にならない様にしている。勿論宿泊の時はキャンプ泊より軽いし荷物も少ない。

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