今まで。
好きな花を聞かれて。
「梅」「紫陽花」「鉄線」「桔梗」などを答えていましたが。
最近は、これが一番好きな花かなとか思います。
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『ハス/蓮』
蜂の巣状の花托に果実が実ることから「ハチス→ハス」になったといわれる。
7月の誕生花。
インドの国花。
花期は7~8月で、まさに今が時期。
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ところで蓮の根(地下茎)は「蓮根」そのまま「レンコン」。
蓮の花は「蓮花」で「レンゲ」ですが。
蓮の葉っぱは、なんだかご存知ですか?
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蓮の葉っぱは「蓮っ葉」。って、そのままじゃん。
はすっぱ。
はすっぱ、とは軽薄や軽率の意味で使用されています。
そのような意味になった由来は、「蓮葉商ひ」「蓮の葉商ひ」といわれています。
「蓮の葉商ひ」とは、お盆の供物を盛るための蓮の葉を売る商売のこと。
蓮の葉は、その間しか用いられないため、
短期にしか役に立たない粗製のものを売るという意味でも使われるように。
それが転じて「軽はずみ」「浮ついた」などの意味で用いられるようになったとされます。
(蓮っ葉(はすっぱ) - 語源由来辞典 より)
家でも盆には買い求めます>蓮っ葉
今夏は、あれを見て「はすっぱ」「軽率」「軽薄」を連想してしまうのだろうね。
語源、由来ってホントに不思議です。
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同じく蓮っ葉について、オマケ(同上より)。
近世の上方では問屋が客の身の回りの世話をさせるために雇った女性が
売色を兼ねる場合があり、そこから「蓮葉女」という語が生まれ、
「軽い女」という意味が含まれるようになったとされる。
蓮葉女が後に略され「蓮葉」と呼ばれるようになったため、
「蓮っ葉」は特に女性に対して使われる言葉となった。
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うふふ。
こうゆう話、結構好き。
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俗説としては、
タバコを斜にくわえて吸う仕草から「斜っ葉」と「葉スッパ」をかけ、
「蓮っ葉」になったとされる説もある。
これも、ちょっとした面白さですよね。
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蓮っ葉女。
お転婆、生意気ならば害は少ないけれど。
媚を売る。馴れ馴れしい。
一番、苦手なタイプです。
これから蓮を見たら、
いろんなものやことを連想する、、と思いました。。。
蓮花は本当に神秘な存在なのに、ねぇ。