祭りまで、あと十日。
子どもたちとの”祭り輪踊り稽古”は二日を残すだけとなりました。
今回は先週火曜から明日、金曜まで平日の九日間。
あっという間に今日、八日目を迎えます。
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幼稚園の年少さんから小学6年生まで。
連日、二十数名が稽古にやってきます。
毎日顔を見せる子もあれば飛び飛びに参加する子もありで。
まだ全員、勢ぞろいしたところを見たことがありません。
たぶん祭り当日まで顔が揃うことは無いんでしょう。
もらった名簿から数えると総勢四十名ともなるかという大きな踊りの輪。
はみ出す子あり逆走する子あり。
迷える子羊ちゃんたちを、あの手この手で率いていきます。
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低年齢層に合わせて踊りの振りは、ごくごく単純。
順応性の高い子たちは早くも三日目くらいで厭きてきた様子。
それからストップウォッチを持ち出して一連の流れをタイムで競ったり。
掛け声を掛けさせて気分を変えたり。
練習用に作った数十枚の小道具のお皿(別名:ハンドル/円盤)は見事に破壊され。
もう作り直したり補充することも止めました。
キリがない(苦笑)
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「持ったつもり」を教えて。
”小道具を配る””回収”の流れは私や指導助手の手をタッチ。
手を舐める子から齧る子まで出て大騒ぎ。
それでも「集まれ~!」の私の号令から最後の子が道具を返すところまで、
だいたい4分程度でできるようになってきました。
祭り中の演芸披露の時間は限定されているので、
いかに速やかに踊り終えるかがポイント。
当日、全員集合しても5分程度にまとめるのが私サイドの腕の見せ所。
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「チョイチョイ」や「シャンシャンシャン」の掛け声を教えると。
踊りの輪から、どこからともなく「チョイ」「チョイ」「チョイチョイチョイ」と。
教えもしない間合いで合いの手が入ります。
誰かが言い出したところに乗っかって、みな口ぐちに「チョイ」「チョイ」と。
教えた以上のことを、やり始めてくれて。
それが思いがけない効果と更なる盛り上がりを呼びました。
今回の輪は、ちょっとすごい(驚。
あまりに景気のイイ、「チョイ」の掛け声に。
「今回の踊りは”花笠音頭”改め”チョイチョイ音頭”にするよ!」
私が叫ぶと子どもたちが「イエーイ!!!!!!」
ノリノリだ(笑)
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子どもたちと私が妙なハイテンションで踊る輪を見守る各位も笑顔です。
なんか、いいな。
やっぱり私はアウトドアでストリートなダンスが好きだな~♪
このライブ感。たまりません。
この、うねりみたいなものを舞台でも伝えたいと思って。
舞台と客席を一体にするパワー。
私が一番、求めているのは、、そこ・・・かなー。