家のすぐ裏の山に植えたものです。畑じゃなく山に植えて、しかも何十年となるもので、新たな芽もどんどん出て増えています。しかし、それでもこれは天然モノではなく、栽培ものなのです。
栽培物は天然ものに比べると栄養価も香り(匂い)も違います。しかし、ばかにすることなかれです。美味しいのです。強烈なニンニク臭がなく,つるつるとした食感を楽しむことができます。口臭・体臭を気にしなくても食べられます。野菜として食べれば美味しくいただけます。
「旬の野菜百科」より
◆ニンニクよりも多いアリシン
「旬の野菜百科」より
ギョウジャニンニクにはニンニクよりも多いアリシンが含まれています。このアリシンにはビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮に効果がある。また、スコルジニンという成分も含まれており、これも疲労回復、新陳代謝促進作用がある。
●免疫力を高め、がんの予防にも効果
また、アリシンには、免疫力を高め、がんの予防にも効果があると言われています(乳がん手術後の痛み除去にも)。更に、血行促進により、冷え性や動脈効果、血栓の予防にも効果的とされています。
●非常に強い殺菌効果
また、アリシンには強い殺菌作用があり、恐ろしい結核菌、ブドウ球菌、赤痢菌、チフス菌などを含め、広範囲の菌に対して、抗生物質として働くことが確かめられました。
抗菌作用やビタミンB1活性を持続させる効果があり、血小板凝集阻害活性のあるチオエーテル類も含むため、血圧の安定、視力の衰えを抑制する効果がある。成分を利用した健康食品も販売されている。ニンニクの成分に近いためか、食べたときの風味もニンニクに近く独特の臭いを持ち、極めて強い口臭を生じることがある。
●βカロテンを多く含みます。
ギョウジャニンニクの葉の部分にはβ-タカロテンが多く含まれ、これには抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
◆骨を丈夫にするビタミンK
ギョウジャニンニクに含まれるビタミンKの量は生鮮食品でもトップクラスです。これにはカルシウムを骨に定着させる働きなどがあり、骨を丈夫にするのに役立ちます。