里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
園地を開放しております。
自然の中に身を置いてみませんか?

いじめ・不登校

2016年10月28日 | うつ・ひきこもり

いじめ

過去最多15年度22万件 学校間で認知に差

   毎日新聞2016年10月27日

 全国の小中高校と特別支援学校が2015年度に認知したいじめは22万4540件(前年度比10.4%増)で過去最多となったことが、文部科学省が27日公表した問題行動調査で分かった。全校種で増加していた。文科省は学校が積極的にいじめを見つけた結果とみている。

  一方、各都道府県の児童生徒1000人当たりの認知件数の差は最大26倍あり、1年間で1件も認知しなかった学校も36.9%あった。文科省はいじめのとらえ方に差があるとみて指導を強化する。

 調査は全国の国公私立の小中高校と特別支援学校が対象。昨年度に認知したいじめ件数や内容などを聞いた。校種別は小学校15万1190件(同23.2%増)▽中学校5万9422件(同12.2%増)▽高校1万2654件(同11.0%増)▽特別支援学校1274件(同32.3%増)。

 いじめの内容(複数回答)は「からかいや悪口」が63.5%で最も多く、「遊ぶふりをしてたたく、蹴る」22.6%、「仲間はずれ、集団による無視」17.6%--の順。高校は「パソコンやスマートフォンで誹謗(ひぼう)中傷される」が18.7%と目立った。

 いじめで心身や財産に重大な被害が生じたり、長期欠席したりする「重大事態」は313件(同30.3%減)。自殺した子供は214人(同7.8%減)で、うちいじめの問題を抱えていたのは9人(前年度5人)。進路の悩みや家庭不和などが目立った。【佐々木洋】

 

文科省調査

不登校の小学生2万7581人 過去最多

   毎日新聞2016年10月27日  

「90日以上」半数近く

 27日発表された文部科学省の問題行動調査で、年間30日以上欠席した不登校の子供は小学校が2万7581人(前年度比6.6%増)と過去最多になった。中学校は9万8428人(同1.4%増)、高校は4万9591人(同6.7%減)だった。

 また、今回の調査で不登校の子供の欠席日数を初めて調査したところ、小中学校の57.4%が90日以上だったことが明らかになった。90日は年間授業日数の約半分にあたる。不登校の子供の半数以上が長期間学校を休んでいる実態が裏付けられた。

 文科省はこれまで、30日以上欠席した児童生徒を不登校として数えてきたが、実態を詳細に把握するために今回は日数を調べた。

 その結果、90日以上が小学校で45.0%▽中学校で60.9%▽高校で23.4%--に上った。出席日数が0日の「完全不登校」は、小学校で2.5%▽中学校で3.8%▽高校で2.0%--だった。

 不登校の要因についてはこれまで学校が回答してきたが、今回は可能な限り本人や保護者に聞き取りした。小学校で最も多かったのが「不安傾向」で33.7%。「無気力傾向」が28.6%だった。

 中学・高校は「無気力」が最も多く、中学が30.6%、高校が36.1%。「不安」は中学で29.7%、高校で21.8%。不安の内訳で最も多かったのは「進路」だった。

 スクールカウンセラーを務める諸富祥彦・明治大教授(心理学)は「思ったよりも完全不登校が少ない印象だ。校外活動などの行事だけ出席する子供は多いが、こうした不登校は学校側の対応次第でかなり減らせる。休むことに慣れてしまうと長期化するので、病欠が3日以上続いたらカウンセラーを派遣するなどの早期対応が何より重要だ」と指摘する。

 一方、生徒同士や教員などに対する暴力行為の発生件数は5万6963件(前年度比5.0%増)あり、小学校は1万7137件(同49.4%増)で過去最多。暴力を伴ういじめはいじめと暴力行為の両方に計上することになっており、いじめの認知が進んだ結果、暴力件数も増えたとみられる。【伊澤拓也、佐々木洋】


「いじめ」が減るどころか増えています。
子どもたちの「遊び」に問題があるのではないでしょうか?
自然の中で、感受性をはぐくみつつ人と人との関係を築いていける「遊び」が必要なのではないかと思います。
現役世代の大人たちではなく、その上の世代の出番でしょう。