大晦日のNHK「紅白」において、特別枠で出演した椎名林檎。その中で和傘に仕込んだ「旭日旗」があったらしい。
わたしは昨年NHKの「受信契約」を破棄したので、すべてのTVが見ることができない状況ではあるがyoutubeでこのことを知った。
大晦日の夜の話で、いまだ問題を指摘するマスコミ記事は見られないのだが、ネトウヨたちの賛美の声が上がっていた。
「旭日旗」の掲載はサッカーなどの国際試合ではNGである。
それをNHKが「公共放送」の中で「確信的」に放映したのだ。
椎名林檎はそもそも、そのような「思想」の持ち主であり、「紅白」出演には懸念があった。
これは重大な問題だ。侵略戦争の旗印をNHKが掲載したという事実。
「旭日旗」問題については当ブログ
『「旭日旗」擁護はデタラメ! 侵略戦争で「天皇の分身の旗」』
2017年05月14日 | 社会・経済
を読んでいただきたい。
少し前、自民党の杉田水脈(すぎた・みお)衆院議員が「LGBTは生産性がない」との発言をして問題になった。その時、私はむしろその記事を掲載した『新潮45』のほうが問題であると指摘した。そして当の杉田水脈はいまだ訂正も謝罪もしていないが、『新潮45』は廃刊に追い込まれた。
今回の「紅白旭日旗」問題はより「根」がおおきい。
杉田水脈の記事を掲載したのが一私企業の右翼的言動を繰り返す『新潮45』というあまり売れない雑誌であった。
しかし、今回はNHKという「公共放送」であり、国民からの「受信料」と税金から運営されている「みなさまのNHK」という媒体であった。
「アベちゃんネル」化するNHK経営陣の総退陣を求めます。