「しんぶん赤旗」2022年8月13日
岸田政権は10日、改造内閣を発足させましたが、初日から7人の閣僚が統一協会(世界平和統一家庭連合)との関わりを認める異常事態となっています。首相は改造前の記者会見で「自ら点検し、厳正に見直していただくことが新閣僚、党役員においても前提となる」(9日)と述べ、岸信夫前防衛相、二之湯智前国家公安委員長など協会との関係を認めていた7人の閣僚交代を表明していました。新任・留任の閣僚から次々と協会との癒着が判明し、「もはや自民党は統一協会と関係のない議員では組閣ができない深刻な癒着があるということが逆に証明された」(日本共産党の小池晃書記局長)という事態です。
加藤勝信氏は10日の記者会見で、2014年、16年に関連団体へ会費1万5千円をそれぞれ支出していたことを明らかにしました。また、協会系の「世界日報」との関わりについて「さまざまな取材の一環として取材に応じた」と強弁しました。
他にも、西村明宏氏は、関連団体のイベントで宮城県代表世話人を務め、岡田直樹氏は関連団体のイベントにメッセージを寄せ、会合に秘書を出席させたことを認めるなど、相次ぎ明らかになりました。
留任の2氏も
協会との関わりがありながら留任したのが林芳正氏と山際大志郎氏です。林氏は当初、協会との関係を否定していたのが一転、「世界日報」の取材を受けていたことを明らかにしました。
山際氏は13年に関連団体に会費として1万円を支出したほか、18年に関連団体のセミナーに出席。山際氏は10日の記者会見で、協会との関係について「私自身が首相に直接何かを説明することはしていない」と開き直りました。
徹底解明せよ
最新の世論調査では、「日経」で、改造後の閣僚・党役員について協会との関係をめぐる懸念が「払拭(ふっしょく)されたとは思わない」が76%、「読売」では、首相が新閣僚に対し、協会との関係を自己点検するよう求めたことについて、十分な対応だと「思わない」が55%に上ります。首相は議員任せにせずに徹底解明し、反社会的カルト集団との関係をきっぱり断ち切るべきです。
協会の田中富広会長は10日、日本外国特派員協会で記者会見し、自民党への選挙協力について問われ、「私たちの基本姿勢は共産主義と対峙(たいじ)して進める。その観点から言うと、自民党議員の方々がより多く接点を持つことがある」と述べました。反共主義で癒着する自民党と協会の関係が厳しく問われます。
* * *
暴言常習の杉田議員 政務官に
問われる任命責任
2022年8月13日
自民党の杉田水脈衆院議員が12日、総務大臣政務官に任命されました。政務官の任命は大臣の申し出に基づいて内閣が行います。
杉田氏はこれまで、性暴力被害者支援事業をめぐり「女性はいくらでも嘘をつける」と発言し、LGBTQに関連して「彼ら彼女らは、子どもを作らない、つまり生産性がない」と発言するなど暴言を繰り返し、厳しい社会的批判を受け、野党から議員辞職の要求を受けてきました。
また同氏は2016年8月5日、ツイッターに「幸福の科学や統一教会の信者の方にご支援、ご協力をいただくのは何の問題もない」と投稿し、開き直りました。
こうした人物を政務官に任命する岸田政権の見識と責任が問われます。
もうこんな政党は消えてもらいましょう!
もう少しマシなことをするかと思いきや・・・・
岸田政権の支持率も急落を加速させるでしょう。
総辞職か解散か。
「国葬」などしてる暇などないはずだ。
「野党」は力を合わせて戦え!
昨夜から神戸からカミさんの妹が家族(すでに独立した娘2人と孫2人)を連れてやってきたので、今日は砂川の岩瀬牧場で昼食とジェラートを。
その前に畑によってくれたので、ミニトマトのもぎ取り、普段は食べないというミニトマトを幼い子がたくさん食べていた。その場でトウキビも食べたいと言うので焼いてあげた。ピーマンも食べたい、じゃがいもも、・・・
なんだ、これなら最初からここでBBQするんだった。