里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
園地を開放しております。
自然の中に身を置いてみませんか?

室井佑月「あの話、どうなった?」

2019年05月16日 | 社会・経済

  AEEAdot 2019/05/16

作家・室井佑月氏は、米国が取り付けたという安倍首相との約束について、あまり報道されない現状を疑問視する。

*  *  *

 元号が『平成』から『令和』へと変わり、世の中はその話で持ちきりだ。

 上皇さまも上皇后さまも、平和を愛する立派な方だ。新天皇陛下も、その思いを引き継いでくださるんだろう。

それにしても、令和ブームはどこまでつづくの? 令和と名付けられた食品の話なんて、どうでもいいよ。

 てかさ、あの話、どうなった? 結構大変な話だと思うんだけど、このことについて、テレビでのわかりやすい討論や解説をまったく聞いていない気がする。

 4月28日の日経新聞にはこんな記事が載っていた。

「トランプ米大統領は27日の演説で『安倍首相はトヨタ自動車など日本企業が、米国に自動車の生産拠点として400億ドル(約4兆4600億円)の投資をすると言ってきた』と主張した」「(トランプ氏は)『日本は大量の防衛装備品を購入することに合意した』とも主張した」

この話はほんとなの?

 平成の天皇の退位式で国民の代表として登場した安倍晋三首相に、ちゃんとこの話を聴いてきた記者はいるんかいな?

 4兆4600億円って大金じゃん。てか、記事にも書いてあったけど、安倍首相はその前にトランプさんに230億ドル投資してきたっていってるんだよね。今回の400億ドルにその230億ドルは含まれているのかいないのか?

 日本の自動車企業が払うお金なんだから、我々国民は関係ないじゃん、っていってる人もいるけど、違うと思う。

 日本の自動車企業は、工場などで働く人の賃金を抑え、内部留保をためまくっている。それは良くないことであるが、会社は会社で、「この先、良いことなんて起こりそうもない、潰れちゃおしまい」、そう考えている部分もあるのかな、と思ってた。

でも、ためまくった内部留保は、この国じゃなく、アメリカの景気対策に使われる。安倍さんの命じるまま、トランプさんの支持率アップ対策に使われる。それじゃ、いつまで経ってもこの国で働く人の賃金アップは望めない。

 安倍さんもタダで日本の自動車企業に投資金を出せっていえるはずもなく(夏に参議院選あるし)、また大幅な法人税減税をするのだと思う。

 今度の参議院選で安倍さんはまたまた「消費税増税を延期します」といいだしそうだけど、みんなが忘れたころにやっぱり増税するとしか思われず。

 だって、日本の税収は変わっていない。変わったのは内訳。消費税を増やした分、法人税が減った。法人税を減らすなら、それしかないわな。

そうそう、5月4日のおなじく日経新聞に、米国が貿易交渉で農産品での早期合意を求めてきているようなことが書かれていた。日本側は参議院選まで嫌だっていってるみたいだけど。

 大事なのは、トランプさんとの仲良しごっこと、目先の選挙だけみたいね。

※週刊朝日  2019年5月24日号


 今日、トマト苗にぼかし肥料を施していると、こんな苗が5本見つかりました。

脇芽はありますが、主要な生長点が消えているのです。おそらく、低温による障害が出たのではないかと思われます。トマトは第一花房を通路側に向けて定植すると、その後の花房も通路側になるのですが、低温などにさらされと3枚の葉の次に来る花房が4枚になったりして花房が反対側についてしまったり、ということが起きてしまいます。今回の現象はそれよりも強いストレスによって起きたものと思われます。それでも5本で済んでよかったのでしょう。

 こちらは敷地内にあるフキの群生地。

真っ青ないいフキがたくさんあります。
そんなわけで

今度の土・日は「江部乙菜の花祭り」。ここまであまり車も入ってこないのですが

こんなことで呼び込めるかな?
菜の花の撮影スポットには、駐車禁止のコーンが置かれ、有料駐車場へと誘導されてしまいます。

わたしも、苗物などの販売などで新たな出会いをつかみたいと思っています。

赤い葉と後ろのサクランボの白い花のコントラストが美しく、シャッターを切ったのですが・・・


 

 

 


だいじょうぶ?あなたの薬。

2019年05月15日 | 健康・病気

製薬会社と医師の癒着による薬処方、生活習慣病の投薬で顕著化

  国内ではあまり知られていないが、日本人は世界の中でもよく薬を飲む国民といえる。例えば、インフルエンザになったら薬は必須と思いがちだが、欧米では自宅療養で治すのが基本。

 薬の量だけではない。日本人全体が1年間に使う医療費は42兆円を超え、うち2割を超える約10兆円が薬剤費だとされる(2017年度)。1人当たりの医薬品費等支出はアメリカ、スイスに次ぐ世界3位だ。

 また、1人当たりが服用する薬の「種類」もきわめて多いのも特徴でもある。薬剤師の中には、「実は効かないのに」と思いながら処方している人も少なくないという。

“癒し”を求めて薬をのみ続ける患者と、黙々と調剤する薬剤師を尻目に「薬利権」を巧みに利用しようとする医療従事者も存在する。『知ってはいけない薬のカラクリ』(小学館新書)の著者で内科医の谷本哲也さんはこう指摘する。

「抗生物質や血圧を下げる降圧剤など、医師が処方する薬は約18000品目にのぼります。それらを作って供給できるのは製薬会社だけで、患者に処方できるのは医師だけです。薬を売りたい製薬会社と、その唯一の使い手である医師の関係が深まり、癒着に発展してしまうケースは、残念ながら散見されます」

 医師と製薬会社の過度の癒着は、これまでもたびたび問題となった。過去には大学病院の廊下に製薬会社のMR(医薬情報担当者)がズラリと並び、夜な夜な過剰な接待が繰り広げられた時代もある。

 そうした慣例に批判が高まり、20124月、日本で医師への過剰な接待の規制が強化された。以降、医療用医薬品製造販売業公正取引協議会によれば、1人当たりの飲食の上限金額がパーティーでは2万円、打ち合わせでは5000円、弁当代は3000円までと定められた。

 だが、製薬会社の「営業攻勢」は今もひっそりと続く。

「製薬会社が大学病院などで開催する新薬の説明会では、2000円程度の高級仕出し弁当が出席する医師たちに無料で配られます。この場は製薬会社にとって高価な新薬を売り込む絶好の機会です。

“高給取りの医師が、たかが弁当に釣られるのか”と首をかしげる人もいるでしょうが、その効果はバカにできません。実際にアメリカでの研究では、20ドル(約2200円)未満の金額でも、製薬会社から食事の提供を受けた医師では、その会社の薬の処方率が増加していました。たとえ弁当であっても、医師の判断に影響を与える恐れがあるのです」(谷本さん)

生活習慣病の薬が…

 弁当ではなく現ナマが飛び交うことすらある。

「専門医に向けた学会や講演会などで、製薬会社が医師に新薬の治療成績についての説明を依頼し、その“謝礼”として多額の講師謝金を支払うことがあります。その道の権威が新薬の効果を説明すれば、格好の宣伝になり、『あの先生が説明するのだから使ってみるか』という医師も出てくるので製薬会社のメリットは大きい。

 そのため12時間程度で行われる講演の謝金相場は、大学教授や病院長クラスだと10万円を超え、遠隔地で開かれると旅費や宿泊費、飲食費などの諸経費を製薬会社が持ちます」(谷本さん)

 処方薬のなかでも製薬会社のうまみが格段に大きいのは「生活習慣病」の薬だ。

「特に高血圧や糖尿病の薬は一度のみ始めると生涯にわたって服用するケースが多く、製薬会社のメリットが大きい。また、ただちに死に至るような重篤な状態で病気が見つかることは滅多にないため、生活習慣病は診断基準があいまいです。裏を返せば、基準値をどこに置くかで患者として薬をのむ人数は大きく変わる。製薬会社としてはなるべく基準を低く設け、患者数を増やしたいのが本音でしょう」(谷本さん)

 実際、今年4月に日本高血圧学会による高血圧治療ガイドラインが5年ぶりに改訂され、合併症のない75才未満の成人の降圧目標が従来の14090mmHg未満から13080mmHg未満に引き下げられたばかりだ。

「大きな問題は、そうした病気の診断基準を定めるガイドラインを作成する大学教授などに、製薬会社が多額の資金を提供するケースがみられることです。これによって製薬会社に有利なガイドラインが作成されて生活習慣病関連の薬の売り上げに貢献していないか、しばしば議論されます」(谷本さん)

※女性セブン2019523



  医師が出しているのだから安全だと思うべからず。その薬、どんな副作用があるのか一度調べてみましょう。

最低気温も上がり、ハウスの内張を外し、カボチャなどの苗などは外に置きました。

 この土地で本格的な露地栽培は今年が初めて。まず手始めにジャガイモを植え付けたが土がゴロゴロ。いい土になるまで今しばらくかかりそう。

菜の花

 

気温が高くなって花もいっきに咲き始めた感じです。

やまぶき

さくらんぼ


「機能性食品」

2019年05月14日 | 健康・病気

効果ない「機能性食品」も 薬剤師会の試験で判明

東京新聞 2019年5月14日

 健康の維持や増進が期待できるとされる、いわゆる健康食品。中でも、企業が論文など一定の科学的根拠をそろえて消費者庁に届け出るだけでいい「機能性表示食品」は1700種類に上る。手軽な分、口にする人も多いが、錠剤、カプセルなどが胃や腸で溶けず、成分が体内に吸収されない製品があることが、日本薬剤師会の試験で分かった。専門家らは「効果を過信しないで」と警鐘を鳴らす。 (花井康子)

 「腸の状態を整える」「記憶力を維持」「美肌に導く」…。そうした働きがあると表示して販売されている機能性表示食品。二〇一五年に制度化された。業者が一定の科学的根拠を示して届け出れば、効果をうたうことができる仕組みだ。有効性や安全性を国が個別に審査、表示を許可するかどうかを判断する「特定保健用食品(トクホ)」に比べ、基準が緩いのが特徴。四月十七日現在、千七百八十五種類の届け出が公表されている(届け出後に撤回された分を除く)。

 日本薬剤師会の検査委員会が三年ほど前から調べているのは、体内できちんと溶けて崩れるかどうか。薬局などで手に入りやすい製品から二十一の食品を無作為に抽出。医薬品の品質を調べるのと同じように、体温と同じくらいに温めた水や体液に似た成分の液体に浸し、体が動くのと同じように振動を繰り返した。その結果、五つの製品は規定の時間内に崩れなかった。

 体内で溶けて崩れなければ、そのまま排出されるだけで成分は吸収されない。お金を出して効果のない製品を買っていることに。一方、崩れなくても一部が溶け出せば、錠剤やカプセルのコーティング剤や酸化防止剤などの食品添加物だけを取り続けてしまう可能性もある。

 規定の時間内に体の中で崩壊するかどうかを調べる義務は、本来、機能性表示食品にはない。消費者庁によると「サプリメント状のものは、事業者が自主的に調べることが望ましい」という程度だ。医薬品と同じ方法、基準で崩壊性を調べたことについて、検査委は「食品とはいえ、形は医薬品と同じ。しかも健康増進機能をうたうからには医薬品に準ずる品質が求められるべきだ」と指摘。「一律の基準がないため、粗悪品が含まれていても分からない」と警告する。薬剤師会は一月、結果を消費者庁に報告。日本医師会などへも情報を公開する予定だ。

 成分など機能性表示食品に関する情報は、消費者庁のホームページで見ることができる。だが、消費者がそれを基に、効果の科学的根拠を判断するのは難しいとの声も。国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター病理部長の小川久美子さん(55)は「買う時は、製造元が信頼できる会社かどうかを見極めることが大事。でも、まずは食べ物から栄養を取ることを心掛けて」と助言する。

 機能性を表示できる健康食品には、機能性表示食品とトクホのほか、栄養機能食品がある。検査委のメンバーで日本薬剤師会常務理事の村松章伊(あきよし)さん(71)は「健康食品を薬と同じように考え、医師が出した薬をやめる人もいる。決して病気を治療するものではない」と注意を呼び掛ける。

◆機能性が表示できる健康食品

<機能性表示食品>事業者の責任で科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品。安全性や機能性の根拠に関する情報を消費者庁に届け出れば販売できる。

<特定保健用食品(トクホ)>表示されている効果や安全性について国が審査し、食品ごとに消費者庁が許可を出す食品。4月15日現在、1068件。

<栄養機能食品>科学的根拠が確認された栄養成分を一定量含み、国の定めた表現方法をすれば、届け出なしで機能性を表示できる。


江部乙「菜の花」

 ようやく最低気温を気にせずに済むようになった。とは言え、ハウスのビニールを2重にしなくてもいいだけ。朝晴れた時の緊張感が少しだけ楽になる。

どうも、鉄線(クレマチス)のようなのだが?この紫色の小さな花が大きくなるのだろうか?これが増えて、畑まで広がり雑草化している。

今日はフキを採って食べた。


温室ガス 正確算定へ IPCC新指針、各国合意

2019年05月13日 | 自然・農業・環境問題

 各国はIPCCのガイドラインに沿って化石燃料の消費量などを基に温室効果ガスの排出量を計算し、国連に報告している。全ての国が排出削減に取り組むパリ協定の本格始動を来年に控え実効性のある対策導入のため、より正確な排出量の把握が求められていた。

 新ガイドラインについてIPCCの李会晟(イフェソン)議長は十三日の記者会見で「各国による温室効果ガスの報告の透明性が高まる。パリ協定の目標実現に向けたプロセスも成功に導けるだろう」と述べた。年末の国連気候変動枠組み条約締約国会議で合意されれば正式導入される。

 新たな項目として、燃料電池などに使われる水素の製造による排出量の算定方法を追加。石炭や天然ガスの採掘、貯蔵、輸送に伴い二酸化炭素やメタンが大気中に漏れ出す量の推計手法を見直した。廃棄物の埋め立てや廃水処理のほか、稲作で生じる排出量も精度良く計算できるようにした。水田からはメタンが発生し、水の管理の仕方などによって量が変わる。

さらに環境省によると、人工衛星の観測データが、各国の算定結果の精度検証に有用だと言及され、具体例として日本の温室効果ガス観測衛星「いぶき2号」が紹介された。


あと2日ほどの我慢か?

 今朝も住まいのある方では霜が降りた。氷点下にはならなかったが1℃未満であった。予報によると、あと2日乗り切れば最低気温7度以上になる。ハウスの温度管理に気を緩められない。

 ハウス内でぼかし肥料の仕込み。

左の手前から順次出来上がっている。

そろそろ終わりを告げるヒアシンス。

黄色いチュ―リップも。


雨宮処凛「生きづらい女子たちへ」81 猫の看取りから考えた―介護と仕事の両立問題

2019年05月12日 | 社会・経済

 imidas2019/05/08

https://imidas.jp/girls/?article_id=l-60-081-19-05-g421

 20194月半ば、14年をともに暮らした愛猫つくしを亡くした。

3月末に病気で「余命1カ月」と宣告されてから数週間、つくしの介護に明け暮れた。

 余命宣告をされてからは、自分を責め、日に日に弱っていくつくしの身体を抱きしめながら号泣する日々が続いた。そうしてある時期から猫の死を受け入れつつ、最後の貴重な時間をともに過ごせることに静かな幸福を噛み締めながら看取りの日々を過ごした。

しかし、その境地に達するまでが大変だった。同時に大変だったのが、命の期限を突きつけられてから、できるだけ在宅するように仕事を調整することだった。一人暮らしなので、つくしの世話をできるのは私だけ。よって遠出する仕事は延期してもらった。15回の強制給餌があるので、4時間以上は家を空けられないからだ。今まで当たり前だった、「打ち合わせの後に編集者と食事」「取材の後に友達とご飯」なんてコースが、一気に別世界のものになった。

しかし、「看取りの時間」が確保できることがどれほど恵まれているかもわかっていた。フリーランスの文筆業だからこそできることだし、様々な人の善意あってこそだ。会社員だったら、きっとこの時間を得ることだって難しかっただろう。

 一方で、余命宣告を受けて、初めてくらいに思った。「同居人が欲しい」と。私が仕事でいない間、給餌を頼めたり動物病院に連れて行ってくれたり、今後の方針をどうするか、責任をもって一緒に考えてくれる人がいたらどんなに心強いだろう、と。

   これまで散々「一人暮らし最高!」と気ままな生活を満喫してきたのに、猫の死を前にして、とにかく誰かにいてほしいと切実に思った。誰でもいいからうっかり結婚でもしてしまうんじゃないかというくらいに心細くて、そうして、デビューしてからの19年間で初めて、「仕事が最優先じゃない日々」を送った。

「つくしの“お母さん”としての自分が最優先な日々」――それはある意味新鮮で、以前とは世界がまるで違って見えた。時間の流れも全然違った。

そんな日々が始まったばかりの頃、ある人のブログを読んで、涙が止まらなくなった。「看取り」のための仕事の日程調整をハラハラしながらしていた時に読んだのは、横須賀市議会議員・藤野英明さんのブログ。326日に更新されたそのブログのタイトルは「【みなさまへ】2ヶ月間にわたる議会への長期欠席のお詫びと現状報告です」(外部サイトに接続します)。

 藤野さんは同世代で、10年に出版した『生きのびろ! 生きづらい世界を変える8人のやり方』(太田出版)という本で取材したこともある人だ。元恋人の自殺を経験し、また自身もうつとパニック障害を抱える身。そんな立場からメンタルヘルスの問題を貪欲に学び、29歳で市議会議員となり、4期をつとめてきた。「反貧困」をテーマにした集会など様々な場で顔を合わせる藤野さんは、私にとってともに生きづらさを抱えながら戦う同志であり、非常に信頼・尊敬している人である。

そんな藤野さんが議会を長期欠席していたことを、私はブログで初めて知った。読み進めると、その理由はうつ病の悪化。18年末にショックな出来事が重なったことが原因ということで、仕事上の問題もあったようだが、家族二人が病気になったことも彼の生活を激変させていた。そうして1月には一人が余命宣告を受け、もう一人が入院となってしまう。

 家族のために動けるのは藤野さんだけ。市議会議員の仕事をこなしながら(しかも様々な活動もしているため、昨年は1日の休日もなかったようだ)、闘病と看取りをフォローする日々が始まったのだ。そうして精神的にも肉体的にも追い詰められる日々の中、藤野さん自身のうつ病も悪化し、「長期休養が必要」と入院を勧められる。が、自身が入院してしまうと二人の家族をフォローする者がいなくなる。よって自宅療養とするものの、家族の闘病を支えながら自身の仕事もしてしまうので、少しも「療養」になっていない。

 そうして2月、藤野さんは予算議会の本会議での質問を断念。159カ月にわたってすべての議会で質問してきたのは自分だけ、という思いがあったものの、「この質問ができなかったら死んでもいい」という自分の異様な精神状態に気付き、断念することができたという。

その2日後、家族が亡くなる。「動けるのは自分しかいませんので、亡骸を引き取り、火葬し、家族だけの弔い」をする。このあたりでやっと、藤野さんも自分の「限界」を受け入れたようで、本格的な療養に入っていく。それがブログのタイトルにある「議会への長期欠席」に繋がった。そうして残された任期があとひと月になったところで、無事に復帰となったのだ。

 読みながら、藤野さんが生きていてくれてただよかった、と涙が溢れた。同時に、「この質問ができなかったら死んでもいい」に至るまでの生々しい描写に、過労自殺に追い込まれる人の精神状態がはっきりと見てとれた。本当はそんなことで死ななくてもいいのに、渦中にいる当人は、「これができなかったら死ななければならない」と思わされている。すでに正常な判断ができないのだ。が、うつ病歴20年で、メンタルヘルスに詳しい藤野さんだからこそ、すんでのところで「今の自分はおかしい」と気付くことができたのだろう。

ブログを読み、そして自身の数週間の「猫の介護を中心にした生活」を鑑みて思ったのは、「自身や家族が病んだり介護が必要になった時、仕事や生活をどうすればいいのか」という切実な問題である。

 市議会議員の藤野さんは、限界まで、まったく仕事に穴を開けずに家族のフォローと仕事を両立させていた。しかし、一人ですべてを背負い込み、決壊してしまった。

そんな経緯を読みながら、思った。男性が圧倒的に多い地方議員や国会議員の中で、藤野さんのような経験をした人がどれほどいるだろう、と。おそらく、ほとんどいないのではないだろうか。なぜなら、政治家に限らず、男性の激務の背後には、多くの場合、看病や介護や子育てや家事などの一切を背負ってくれる妻や母の存在があるからである。

 藤野さんの家族構成などを私は知らない。が、とにかく彼は病気の家族二人を一人で支えなければならなかった。

彼のブログを読んだ少し後、ある新聞記事を見つけた。「女性議員引退、介護のため」という記事だ(朝日新聞、1945日)。統一地方選挙前半戦の投開票日が迫る中、北海道の女性議員二人が、夫の介護のために今期での引退を決めたという内容だった。道議を5期つとめた60代の女性と、3期つとめた70代の女性。家族の介護を抱える身から見えてくる切実なニーズこそ行政に生かされるべきなのに、と残念に思いつつ記事を読んだ。引退するうちの一人、小林郁子道議は、「家族に介護が必要な人が出ると、私たちの世代の女性はどうしても『自分がみなければ』と思う。男性だったら、議員生活を優先していたかもしれない」と語っている。

彼女が示唆するように、男性だったら、おそらく議員を続けていたのだろう。ちなみに「妻の介護」を理由に引退した男性議員の話を、私は耳にしたことがない。

 そんなことを考えて、思った。「働き方改革」と言われるような問題のすべてのヒントが、この二人の引退や藤野さんの経験に隠されているのではないかと。老い、病み、死に、そして生まれ、育つ命の責任を持ったことがある人たちの経験に、だ。

 しかし問題なのは、「働き方改革」だけでなく、政策立案に関わるほとんどの人が中高年男性で、家族が老いても病んでも、そして子どもが生まれても、そのほとんどを「女」たちに任せきりの人が多いということだ。

彼らの多くは、自分の妻や母や娘が、子育てや介護や看病でどんなことに困っているのか、困ってきたか、まったく知らないどころか関心もないかもしれない。何か言われたとしても、「女だから当たり前だろ」としか思わないかもしれない。そこに政策課題となる切実なニーズがあることに、本気で気付いていないかもしれない。それどころか、介護や子育てを、「男の仕事より一段低い女の仕事」と思っているかもしれない。

 しかし、人間なのだから誰もが病み、老い、生まれ、死ぬ。自身だけでなく家族が病み、老いていくことは誰にも止められない。だからこそ、予測がつかないこれらの生の営みを中心に「働き方」を考えるべきではないのだろうか。それなのに、今の社会での「働く」は、自身も家族も100%健康で、絶対に病まずに老いずに子育てにも手がかからないという前提で設計されている。企業社会は朝から終電まで働ける人を望み、「家庭の事情」など持ち出そうものなら「戦力外」の扱いだ。逆に「子どもが病気で入院しても仕事が忙しくてお見舞いにも行かなかった」みたいな話が企業社会の中で「美談」として語られていたりする。そんなの、絶対におかしいのに。

猫が病気になって、ある意味で私は仕事に穴を開けた。結構たくさん、開けてしまった。多くの人に迷惑をかけた。だけど、それをあまり悪いと思っていない自分がいる。家族同然に14年間ともに暮らした愛猫があと1カ月の命と言われたのだ。生まれて初めて、私が責任をもって育てた命で、子どものような存在なのだ。大騒ぎして仕事相手にも事情を言って休みをもらう。それが許される社会で私は生きたい。

もちろん、そうできない人たちがたくさんいることも知っている。でも、「甘えてる」と言われても、私は甘えたい。そしてみんなにも、甘えてほしい。家族の病気が気になりつつも心を鬼にして仕事に行くしかない人たちにも、妻などにすべてを押し付けていることに罪悪感を抱いている人にも、「社会人失格」という言葉で割り切らなくてはいけないと思い込まされている人にも。そうしてみんなが順繰りに、生まれることや病むこと、老いることに向き合っていれば、「助け合い」はもっと当たり前のものになるはずだ。

とにかく、生きることに付随する多くを妻や母などの女性に任せきりにしている男性に、私は決して政治を担ってほしくない。そんな男性ばかりが作った制度はちっとも女性に、そして生活者に優しくないからだ。

 仕事と家族の介護で疲れ果てながらもスーパーで明日の食材を買うような、そんな生活者にこそ、政治の世界に身を置いてほしい。

421日投開票の統一地方選挙で、藤野さんは見事当選を果たした。ぜひ、今回の経験を横須賀の市政に生かしてほしいと思う。今年の夏には、参院選がある。ここまで書いてきたようなことを基準に、一票を投じようと思っている。


 朝は曇り空。慌てずに家を出た。それにしても寒かった。住んでいるここは氷点下の世界まで来てしまった。氷点下1℃未満で、比較的短い間だったのでアスパラも無事だったようだ。今日は風も弱く、昨日に比べると暖かい。それでも明日朝の予報は3℃。ハウスも2重にして帰るが、天気は良さそうだ。うかつに眠っていられない。

 来週から「菜の花まつり」か?

まだ早い。見ごろは来週くらいではなかろうか。

亜麻の苗。只今定植中。150株ほど植えたが、まだその倍以上ある。


プラごみ輸出規制

2019年05月11日 | 社会・経済
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【ジュネーブ=共同】スイス・ジュネーブで開かれた有害な廃棄物の国際的な移動を規制するバーゼル条約の締約国会議は十日、汚れたプラスチックごみを輸出入の規制対象に加える条約改正案を採択した。日本がノルウェーと共同提出した。日本は国内で処理し切れないプラごみを「リサイクル資源」として途上国などへ輸出しているが、改正により国内リサイクル体制の強化が不可欠となる。

 国連環境計画(UNEP)によると、プラごみに関する初の国際的な法規制。生態系に悪影響を与えるとして、世界各地で問題化しているプラごみによる海洋汚染に歯止めをかける狙い。

 会議で日本政府代表を務めた環境省の松沢裕(まつざわゆたか)官房審議官は、条約改正が発効される二〇二一年一月までに「国内法を整備せねばならない」と指摘、関連の省令改正などを進める考えを示した。

 条約改正により、飲み残しのあるペットボトルなど汚れたり、生ごみと混じったりするなどしてリサイクルに適さないプラごみは、条約が定める有害廃棄物に指定され、条約の相手国の同意なしの輸出は禁止となる。締約国はプラごみ発生を最小限に抑え、可能な限り国内で処分することを求められる。

 会議筋によると、南米諸国などから「リサイクル体制が整っていない段階での条約改正は時期尚早だ」などの慎重意見が相次いだ。輸出入の規制では大筋合意したものの、規制対象とするプラごみの種類や、どの程度の汚れのプラごみを輸出可能とするかなどについて紛糾。最終的に各国のリサイクル体制などのレベルに応じて、規制の基準を設定できるとすることで妥結した。

 UNEPによると、プラごみの廃棄量は年々増加傾向にあり、一五年には三億トンに及んだ。海には年八百万トンが流出。ペットボトルやレジ袋などの使い捨てプラスチック製品が深海で発見されるなど汚染が深刻になっている。


何という寒さと暑さ!

ここに偏西風蛇行図がある。

東北から北は寒く、南は暑くなっている原因だ。
明日もまだ似たような感じだろう。
明日未明の予報気温は2℃で4時間ほど続くようだ。
こんな気温に作物を充てるわけにはいかない。
ハウスの中にはもう一枚、内張のビニールをかけてきた。朝、晴れたら大変だが昼まで曇りの予報。でも安心はできない。
桜も北こぶしも散り始めた。


ウドも出てきた。


賃下げ政策アベノミクス

2019年05月11日 | 社会・経済

imidas時事オピニオン2019/05/10

史上空前の失敗!? 賃下げ政策アベノミクスになぜ人々はだまされているのか

GDPかさ上げの「ソノタノミクス」で隠された現実

2019/05/10

安倍政権の一番の目玉である経済政策「アベノミクス」。政府は「戦後最長の好景気」とうたうが、景気回復を実感できない人も多いのでは? なぜ政府が発表する「成果」と人々の生活の「実感」がずれるのか。著書『アベノミクスによろしく』(インターナショナル新書)などで、安倍政権の経済政策のカラクリを読み解いてきた弁護士の明石順平さんに聞いた。

アベノミクスとは何だったのか

保育の無償化 子供たちが置き去りだ

2019年05月09日 | 社会・経済

 日本の社会保障の特徴は高齢者への給付が手厚いこと、それと低所得で困難を抱える層を主にその対象としていることだ。一方、中間層の現役世代は税や保険料を負担しているのに給付の実感が得にくくなっている。

 社会保障制度の将来は、それを支える現役世代がどう給付の手応えを感じられるかがカギと言っていい。

 政府の幼児教育・保育の無償化は、消費税率10%への引き上げで得られる増収分を使い、十月から子育て世代に広く保育サービスを無料かそれに近い形で提供する発想で政策の方向は理解できる。

 だが、無償化は安倍晋三首相が二〇一七年の衆院選で唐突に公約として打ち上げた。だから十分な制度設計の議論がないまま泥縄式に制度がつくられた。政策の狙いに内実が伴っていない。

 さらに言えば、虐待防止など他に財源が必要な子育て支援策に目配りしたのかも疑問だ。

 無償化の課題はまず、希望する認可保育所に入れない待機児童が依然、いることである。この子供たちはサービスの蚊帳の外だ。無償化は受けたい人全員が受けられる制度であることが前提である。待機児童解消が先だろう。

 認可施設に入れない人の多くは認可外施設を利用している。政府は当初、認可施設のみを対象と想定していたが、格差拡大への批判から認可外施設も対象とした。

 原則として、劣悪な施設を排除するための基準を満たすことを条件とした。しかし、制度施行から五年は基準を満たさなくても対象とする経過措置を設ける。

 政府はこの間に質の向上を求める考えだが、具体策は見えない。自治体が施設への立ち入り調査を担うが人員が足りない。仮に調査で課題が見つかっても改善させる実効性ある対応策に乏しい。

 質の確保には、保育士の待遇改善や配置を手厚くするなどの対策が不可欠だが、財源が十分に手当てされているとはとても言い難い。

 安倍政権は公約実現を優先し質を度外視して対象を広げた。無償化で利用者が増えれば逆に質の低下に拍車がかかりかねない。

 生煮えの政策に子供たちの安全や安心が脅かされていいはずはない。法案の見直しを求める。


桜散り始め

水面に桜の花びらが浮かび始めています。鴨さんもまだいます。

白っぽい水仙。


年金改悪で保険料徴収 ついに専業主婦も安倍政権に怒り声

2019年05月08日 | 社会・経済

  日刊ゲンダイ2019/05/08

   「#無職の専業主婦」「#働く女性の声」――というハッシュタグがバズっている。きっかけは「週刊ポスト」(5月3・10日号)の、<「サラリーマン妻の“特権”を奪え!」第3号からの保険料徴収計画>という年金についての記事だ。

 

   今年は、5年に1度「公的年金制度」の検証作業を行う年。すでに政府は、男女共同参画基本計画で<第3号被保険者を縮小していく>と閣議決定している。「第3号被保険者」とは、乱暴に言うと、夫の厚生年金に加入しているため、年金保険料を支払わずに基礎年金を受け取れることができる専業主婦のことだ。

 安倍政権は、この専業主婦から保険料を徴収しようとアノ手コノ手の作戦を進めている。そのひとつが、パート主婦の厚生年金加入の適用要件を大幅に緩和することだ。現行の月収要件「8万8000円以上」を、「6万8000円以上」に緩和する計画を進めている。月収6万8000円なら、ほとんどのパート主婦が「第3号被保険者」から「厚生年金」に移行し、保険料を払うことになる。月収6万8000円の場合、保険料は月額8000円程度だ。

「週刊ポスト」が、<「無職の専業主婦」は年金半減も>とセンセーショナルに伝えたこともあって、専業主婦を中心に、安倍政権が進めようとしている年金改定に対して怒りの声がネット上に噴出しているのだ。

 <専業主婦の年金半額にするより政治家の給料半額にした方がいいんじゃないか?><働きたい専業主婦が働けるようにまずは保育園全入達成を!><お?これはついに国が正面切って宣戦布告してきたって事ですか?><この法案、調べれば調べるほど日本の未来に不安になってくね。少子化は私たちのせいじゃないし、年金15億溶かしたのも専業主婦じゃない>

  安倍政権は専業主婦を完全に敵に回している形だ。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏はこう言う。

 

   「安倍政権は“女性活躍”“1億総活躍”などとスローガンを掲げていますが、本心は、女性を人手不足を補うため労働力や社会保障を支える要員にしようと考えているのではないか、と多くの女性が不信感を持っているのだと思います。それに、いまや文字通りの専業主婦は、ほとんどいませんよ。皆、生活が苦しくてパートに出ている。安倍政権はそのパート主婦を一網打尽にするつもりなのでしょう」

 主婦が安倍政権にどんな審判を下すのか、参院選は見モノだ。


寒い1日。
 午後2時ころまで
雨。ハウスの中でも10℃ない。内張のビニールを降ろし2重に。それでも日が照らないのであまり変わりがない。ストーブに火をつける。日が出てきたのは2時過ぎ。急激に温度が上がり40℃近く。それでも外は寒い。明日は少しマシのよう。
写真を撮ろうとしたら「バッテリーが少
ない」との表示。


スウェーデンの女子高生グレタ・トゥーンベリの英国議会スピーチ

2019年05月07日 | 社会・経済

ハフポストBLOG

2019年05月07日 13時00分 

ノーベル平和賞候補になった、スウェーデンの女子高生グレタ・トゥーンベリ。彼女の英国議会スピーチを全訳しました

今、世界を動かしている高校生がいます。彼女の名前はグレタ・トゥーンベリ。スウェーデンの女子高生です。

 
登校拒否をはじめたあるスウェーデンの女子高生

2015年の夏から登校拒否をし、議会前に座り込む抗議活動を開始。「気候変動のための学校ストライキ (Skolstrejk för Klimatet)」と書かれたプレートを掲げ、一人っきりで座り込みを始めた当時は15歳でした。

2018年の9月に予定されていたスウェーデンの総選挙に向けて気候変動の危機を訴えるために始めたストライキの元には、次第に賛同者が現れ、数百人を超える規模に膨れ上がりました。中にはわざわざ休みをとり参加した教員もいました。

広がるムーブメント

その後、彼女は12月にポーランドで開かれた国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)や、2019年1月のスイス・ダボスでの世界経済フォーラムに招待され、そこでの発言やスピーチがさらに注目を集めることになります。グレタの主張に世界中の若者が賛同し各地でストライキが勃発していきます。

2018年11月のオーストラリアでは15000人、12月にはスイスで4000人、年明けのベルギーでは12750人、ドイツでは25000人、と徐々に勢力を拡大し、オランダ、アイスランド、ノルウェー、ニュージラーンド、デンマーク、フランス、イタリア、イギリス、アメリカ、カナダ、チリへと全世界に抗議活動は広がりました。
最終的には学校のない南極大陸以外、全大陸の2000都市で抗議活動が起きました。この世界中のムーブメントの中、グレタはメッセージを発し続け、その気候変動に対する危機感とその行動力が評価され、ついにはノーベル平和賞の受賞候補となったのです。

イギリス議会でのスピーチを全文和訳しました

これまで何度も各地で彼女はスピーチをしてきたのですが、2019年4月のイギリス議会でのこちらのスピーチが特に素晴らしかったです。以下、動画です。

というわけで全文を訳して掲載します。なお、下訳をしてくれたのはフランス在住の宮寺隆幸くんとハンリ・マーレンさんです。

それでは以下からどうぞ。


私の名前は、グレタ・トゥーンベリ。16歳です。スウェーデンからきました。未来の世代を代表して話します。あなたたちの多くは、ただの子どもだから、私たちの声を聞きたくないでしょう。しかし私たちは、気候変動枠組条約のメッセージを繰り返しているだけなのです。

あなたたちの多くは私たちが学校に行かず、大事な授業を受けないことを心配しているでしょう。しかし、あなたたちが科学に耳を傾け、私たちに「未来」をあたえてくれたらすぐに学校に戻ります。これは本当に求めすぎといえるでしょうか。

2030年に私は26歳になります。私の妹ベアタは23歳になります。多くのあなたたちの孫や子どもと同じです。いい年齢だといわれます。まだこれから先に人生があるからです。しかし私は、この先の人生がそんなにいいものであるのか確信できていません。

私は、大きな夢を抱くことができるこの時代と場所に生まれてよかったと感じています。なりたいもの何にでもなることができ、住みたい場所に住むことができました。私のような人は必要なものすべてを手にいれました。それは、私たちの祖父母には想像もできなかったことです。欲しいものすべてを手に入れることができましたが、今、私たちはすべてを失うかもしれません。今、未来はもう無いかもれません。

なぜなら一握りの人達が、想像できないくらいのお金を儲けるために、未来が売られたからです。「可能性は無限大」「人生は一度っきり」とあなたたちがいう度に、私たちから未来は盗まれるのです。

あなたたちは嘘をつきました。偽の希望をあたえました。未来はくるのを楽しみにするものだと、あなたたちは私たちに言いました。そして一番悲しいことは、多くの子ども達は、私たちの末路に気づいていないことです。気づいたときにはもう手遅れでしょう。しかし、私たちはまだ運がいいほうです。最も悪影響がある人達は、すでにその影響を受け始めています。しかし、その人達の声は聞かれないのです。

私のマイクのスイッチは入っていますか。私の声は聞こえていますか。

今から10年と252日10時間後の2030年、人の手を離れて後戻りのできないような連鎖反応が発動する状況になります。それはご存知のように、今の文明の終わりを導くかもしれないものです。

それは、時がくるまでにCO2の放出量を少なくとも50%削減するなどの、かつてない永続的な変化を、社会のあらゆる面で起こさない限り実現してしまいます。念のため触れておくと、この計算はまだ生まれていない大規模な発明品を考慮に入れていません。その発明品は、大気中にある天文学的な数量の二酸化炭素をなくさなければならないのです。

さらにこの計算は北極圏の永久凍土の融解による強力なメタンガスの放出などにみられる、まだ見ぬ臨界点とフィードバックループ[1] を考慮していません。

この科学的計算には、大気の汚染による温暖化、パリ協定のいたる所で明言されている公正な見解、つまり「気候正義」[2]を考慮していません。しかし、これらは世界規模で絶対的に取り組む必要があります。

今のは、ただの計算であることを忘れてはなりません。ただの予測です。「引き返すことのできない時」は、遅かれ早かれ2030年前後に訪れるであろうということです。確実なことは誰にもわかりません。しかしながら、この計算は単なる意見や大雑把な予測ではないので、だいたいこの時期に起こると確信できるのです。

これらの予測は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によってすべての国で決議され、科学的な事実によって支持されています。世界中の主な科学を扱う国家機関のほとんどは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の研究と発見を支持しています。

今、言ったことは聞こえましたか。私の英語は大丈夫ですか。

マイクのスイッチは入っていますか。ちょっと気になってきたので…。

この半年間、私はバス・電気自動車・電車で、数100時間にわたってヨーロッパ中を旅しました。人の生き方を変えるような言葉を繰り返し発してきました。しかし、そのことついて話してくれる人はおらず、これまで何も変わりませんでした。事実、大気汚染物質の放出量は上がり続けています。

各地の講演の道中では、滞在している国の気候政策について分析するのに多くの人が手伝いをしてくれました。しかし、それは本当に必要なことではありません。なぜなら、どこでも本質的な問題は同じだからです。その本質的な問題とは、要するに「きれい事」と「約束」があるにもかかわらず、気候と生態系の破壊を阻止し、遅くすることさえできていないということです。

しかしながらイギリスはとても特別です。その歴史は長く、驚くべき「炭素赤字」[3]だけでなく、現在もカーボン・アカウンティング(炭素会計)[4]を積極的に進めています。

グローバル・カーボン・プロジェクト[5]によると1990年からイギリスは、国土のCO2の放出を37%削減できたとされています。それはとても素晴らしいように聞こえます。しかし、その数には航空産業や海運業、貿易に関して放出されるCO2が含まれていません。Tyndall Manchesterによると、もしそれらの数が含まれると、その減少は1990年から約10%減、だいたい1年間に0.4%減にしかなりません。

この削減の主な理由は気候政策の成果ではなく、2001年のEU(欧州連合)の大気についての取り決めです。(EUが)イギリスに老朽化して有害な物質を多く放出する石炭発電所を閉鎖させ、それほど公害に影響しないガス発電所に取り替えさせたのです。粗悪なエネルギー源を、より粗悪ではないものにすることは、もちろん大気汚染物質の放出削減を導きます。

しかしおそらく、最も大きな気候危機についての誤解は、その放出を「減らさなければならない」ということです。なぜなら、これは十分な結果とはほど遠いのです。気温上昇を1.5~2℃以下でとどめたいなら、放出を「止めなければ」なりません。もちろん「放出の削減」は必要です。しかしそれは、過程の始まりにすぎず、数10年もしくはそれ以下の間で放出を「終わらせる」必要があります。「終わり」というのは、完全に0を意味します。そしてすぐにマイナスの数字になることもです。つまりそれは、現在のほとんどの政治を不可能にします。

放出を「止める」かわりに「削減する」という言葉を使うことは、おそらく今までのビジネスを今後も続けるためのもっとも大きな力になっています。化石燃料の新たな開発に対するイギリスが行っている支援には、例えば、シェールガスの水圧破砕法(すいあつはさいほう)産業や、北海の油田とガス田の拡張、空港の拡張が含まれます。そして真新しい炭鉱の計画許可は非常にばかげています。

この止まらない無責任な動きは、人類の1つの大きな失敗として疑うことなく歴史に名を刻むでしょう。

皆、私と学校をストライキをした数百万人の「スクールストライカー」に、今まで成し遂げられたことを自慢してはどうかといってきます。しかし、向き合うべきは排出量曲線(emission curve)です。残念ながら、それはまだ上昇傾向です。この曲線は私たちが見るべき唯一のものなのです。

あらゆる意思決定がどのように作用してこの曲線に影響するのかと問う必要があります。今や成功と富を経済成長のグラフで測るのは終わり、温室効果ガスの放出曲線で計るべきなのです。「これを終わらせるのに十分なお金があるかどうか」お金の有無だけではなくて「これを終わらせるのにカーボンバジェット(炭素予算)[6]の節約は十分かどうか」と、問うべきです。これこそ私たちの新たな基軸となる「通貨」とすべきです。

多くの人は、気候危機に何も解決がないといっています。それは正しいでしょう。なぜなら、いったいどうしたらいいというのでしょう。どうすればいままで人類が直面してきたなかで、最大の危機を「解決」できるでしょうか。どうすれば戦争は「解決」できるでしょうか。どうすれば最初に月に行く方法を「解決」がきるでしょうか。どうすれば新しい発明をする方法が「解決」できますか。

気候危機は、今まで人類が直面したなかで最も簡単でありながら最も難しい問題です。なぜ最も簡単な問題であるかというと、私たちは今すべきことがわかっているからです。つまり、温室効果ガスの放出を止めなければいけないということです。最も難しい問題である理由は、現在の私たちの経済は完全に化石燃料に頼りきりであるが故に、絶え間ない経済成長のために生態系を破壊し続けているからです。

「では、どのように解決するのか。」
あなたたちは、私たち(気候のためにストライキしている子ども達)に問います。

私たちはこう答えます。

 「確実な方法を知っている人は誰一人としていません。しかし、化石燃料の燃焼をやめて自然を再生し、未だに明らかになっていないことを元の状態に戻す必要があります。」

あなたたちは「そんなの答えではありません。」といいます。

だから私たちはこう答えます。「危機を危機とし認識し始めないといけません。そして、すべての解決を知らなくても行動すべきです。」

「そんなのまだ答えではありません。」とあなたたちはいいます。

そして私たちは、循環経済や自然の再生、「公正な移行」[7]の必要性について話し始めます。すると、たちまちあなたたちは、何のことを話しているかわからなくなります。

これらすべてに必要な解決策は誰にも知られていないからこそ、科学による裏付けのもと、共に結束し、その方法を共に見つけなければいけないと、私たちは主張します。しかし、あなたたちは聞こうとしません。なぜなら危機を解決するためのそれらの答えは、あなたたちの多くがあまり理解していないからです。もしくはそれを理解したくないからでしょう。

あなたたちは科学の声を聞きません。なぜなら今まで続いてきたことを可能にする方法にしか興味がないからです。今だってそうです。そして、これらの答えはもう存在していません。なぜなら、その時に行動しなかったからです。

気候破壊を避けることは、カテドラル・シンキング [8](大聖堂を建設す時に必要となる思考法)をしなければなりません。天井をどう建設していいかわからなくても、土台を最初に築く必要があります。

ときに私たちは、まず先に解決策をみつけなければなりません。何かを実現させると決めた瞬間、私たちは何でもできます。私たちが緊急時のように行動し始めた瞬間から、気候と環境の大災害を避けることができると信じています。人間は順応する生き物であり、今ならまだ修復可能です。しかし、これができるタイミングはそう長く続きません。私たちは今日、始めるべきです。これ以上の言い訳はできません。

あなたたち(大人)がこれまでに作り上げてきた社会の中で、私たち子どもの考えることが政治的に実現可能だと、あなたたちは言うでしょう。しかし、そのために私たちは、子どもの教育と子ども時代を犠牲にしようなどとは思いません。私たちは、あなたたちが一緒にセルフィーを撮り、私たちの行動を褒めてもらうために路上に連れ出されているわけではありません。

私たち子どもは、あなたたちを目覚めさせるためにこれをしているのです。あなたたちが意見の違いを脇に置き、危機に瀕しているときのように行動し始めるために、これをしているのです。私たち子どもは、希望と夢をとり戻すために、これをしているのです。

私のマイクのスイッチが入っていたと願っています。私の声が聞こえたと願っています。


 まったく、恥ずかしくなる。きれいな海を埋め立て、ュゴンを殺しCO2をまき散らす戦闘機を飛ばす基地を作っているのだし、変なものを「爆買い」してくる始末。「国を守る」、「国民を守る」前に地球を、人類を守ってほしいものだ。さらに「火力発電」の推進、「リニア」・・・・逆行することばかりだ。

 梅の花が咲き始めました。北海道では、桜のほうが早いのです。

昨年7月、売れ残っていた1本を、半額以下でget。

桜も満開に。仕事をしながら桜を見れるのはいいものです。

クレソン、摘んできました。

 

 

 

 

 


畑こども食堂

2019年05月06日 | なんだかんだ。

農作業にワクワク、みんなでパクパク 野菜収穫+食事→畑こども食堂

東京新聞 201956日 朝刊

    さいたま市北区で、農業体験と子ども食堂を組み合わせた「畑こども食堂」が始まった。地元の会社員谷中(たになか)哲也さん(56)の取り組みだ。農作業に慣れない現代っ子と大人たちが一緒に農作業で汗を流し、収穫した野菜を調理して食べる。そんな非日常の体験を、世代を超えて共有できる場を目指している。 (井上峻輔)

 土から顔を出す成長途中の白菜の前で、谷中さんが子どもたちに声を掛けた。「小さいのを取って大きいのを残して」。一人の男児が少し悩む。「うーん、どっちが大きいかな」。葉が栄養を取り合ってしまわないように、小さい方をハサミで「間引き」していく。

 四月下旬に初めて開かれた「畑こども食堂」。谷中さんが知人から借りた約七百平方メートルの畑に、園児から小学生までの子どもたち十四人が集まった。

 参加者は白菜や大根の葉の間引きや、枝豆やラディッシュの種まきを体験した。一時間半ほどの作業を終え、畑から徒歩三分の市営施設の調理室へ。収穫期ではないため「取れたての野菜で料理」とはいかなかったが、チキンライスやポトフを全員で作って食べた。

 子どもたちの笑顔を見ながら「大成功ですよ」と目を細める谷中さん。東京都内のIT関係企業に勤めるサラリーマンだが、五十歳を超えた頃、定年後のセカンドキャリアとして農業に興味を持った。二年前には一年間、週末に農業学校に通って知識や技術を学んだ。

 当時の講師に教えられたのが「ただ農業をするだけではなく、社会に貢献する必要がある」との考え方。一年前に今の畑を借りた後も農業と組み合わせる「何か」を考え続け、「子ども食堂」に行き着いた。

 本格的に準備を始めたのは今年二月。埼玉県の協力を得て会員制交流サイト(SNS)で協力者を募ると、賛同者が次々に集まった。学童保育や教育の関係者、調理師、野菜ソムリエ…。初日も十人ほどがスタッフとして参加した。

 介護福祉士の手塚陽子さん(45)もSNSを見て賛同した一人だ。仕事と子育てに追われる日々の中で「子どものために何かをしたいとずっと思っていた」。この日は小学生の娘二人も参加。その様子を見ながら「初めて会う子と一緒に生き生きと作業をしている。農作業は一体感が生まれていいですね」とほほ笑んだ。

 初回の参加者はスタッフの知人が中心だったが、今後は貧困世帯の子どもにも参加を呼び掛ける。「高齢者も含めて多世代が交流できる場所にしたい。各地にある休耕田も生かしていければ」と谷中さんの構想は膨らんでいる。

 今後は毎月一回開催する予定。参加費は子ども無料、大人五百円。申し込みは「畑こども食堂」のフェイスブックから。



 農業を利用していろんなことができるんですよね。

江部乙でボランティアてくれてるMさん。先月末に股関節の調子が良くなく、「連休明けに手術してくる」て言ってました。早く戻ってきてくれるといいのですが・・・。いよいよGWが終わります。

ちょっと変わったチューリップが咲きました。


こどもの日 命守る取り組み広げて

2019年05月05日 | 社会・経済

  北海道新聞 社説 5/5

 少子高齢化が加速し、子どもの健やかな成長は、親だけでなく社会全体の願いだろう。

 平成を通じ、虐待やいじめ、貧困など、子どもへの人権侵害が次々に明らかになった。

 学校や家庭が抱え込んできた問題が、ようやく社会で共有されるようになったとも言えよう。

 とりわけ日本では、先進国でも突出して子どもの自殺が多い。

 きょうは「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかる」ための「こどもの日」である。

 この機会に改めて、周囲の子どもたちが深刻な状況に置かれていないか、注意深く見守りたい。

 国内の自殺者が2003年をピークに4割近く減る一方、若年層は高止まりが目立つ。

 事故やがんで亡くなるのを上回る数の子どもや若者が、自殺に追い込まれる―。先進7カ国で唯一、そんな状況が続いている。

 特に、10代は、平成に入って以降、改善の兆しがみられない。

 17年の人口動態統計では、10代前半まで自殺が死因の1位になった。戦後初の事態であり、対策を急ぐ必要がある。

 政府は17年に自殺総合対策大綱を改定し、各地域の実践的な取り組みの支援を強化した。

 子どもの自殺予防で注目されるのが「SOSの出し方教育」だ。

 命の大切さだけでなく、つらいときには弱音を吐くことを教え、周囲に打ち明けやすい環境をつくって、孤立を防ぐ。

 「相談すれば助けてもらえる」と思ってもらうことが大切だ。

 スクールカウンセラーや相談窓口の拡充、子ども食堂などの居場所づくりに加え、SOSに気付き、支援につなぐ「ゲートキーパー」の役目を果たせる大人を、身近に増やしていきたい。

 予防には、原因を掘り下げる作業も欠かせない。

 10代前半の自殺の原因は、しつけや叱責(しっせき)、家族や友人との不和、学業不振などが挙げられるが、動機不明の比率が極めて高い。

 保護者や教員などが自殺の予兆についての知識を得ると同時に、子どもとの関わり方について学び直す姿勢も求められる。

 いじめ自殺が示す通り、周囲が見て見ぬふりをすれば子どもは行き場を失う。近くにいる大人こそ、SOSへの感度を高めたい。

 間もなく大型連休が明ける。子どもの自殺の増える時期だ。

 いつもと少し様子の違う子どもがいたら、まず、じっくりと話に耳を傾けよう。


 今日もいい天気で、桜もどんどん花が開いていきます。

 鴨たちの旅立ちもそろそろでしょうか?沼にはびこる藻や水草を食べ、透き通る水にしてくれています。そんなわけで、あまり近づかないようにしています。都会の鴨は横断歩道を渡るのに・・・

見えないでしょうが10羽以上ここに写ってるはずなんです。

これは米ぬかで、ぼかし肥料を作る準備いているところ。
暑いのでトンネルのビニールを外しました。(写真撮るの忘れました) 


さくら開花

2019年05月04日 | 野菜・花・植物

ようやく咲きました。昨年と同じ日でした。やっぱり、変わらないものです。
 住まいのある方は今日も霜が降りてます。氷点下にはなっていないようですが。

まだ近くに雪があります。
今日は今季初の20度越え、22℃まで上がったようで、ハウスも初めて全開でした。

モンシロチョウも初見。
友人よりブルーベリーの成木3本いただいた。

植え終えて、少し剪定します。
桜もアップしておきましょう。


桜と北こぶし。
明日はさらに暑くなる予報です。


憲法記念日に

2019年05月03日 | 社会・経済

日本国憲法、読んでみませんか?「憲法記念日」に考えるimidasおすすめ記事ベスト3

    Imidas時事オピニオン2019/05/03

 

    72年前の今日は、日本国憲法が施行された日です。これを機会に、憲法について考えてみませんか? 憲法に関するイミダスの過去記事を特選! こちらから憲法全文も読めます!

「憲法は国家を統制するためにある」2013)/小林節(憲法学者)

 憲法は、不完全な人間社会を支えるための安全装置。立憲主義の成り立ちを憲法学者が徹底解説。

https://imidas.jp/jijikaitai/f-40-090-13-08-g500/2

 

●「日本国憲法から『貧困』を考える」2009)/伊藤真(弁護士)

 格差社会は広がる一方。働いても生活できないワーキングプアが増大し、社会保障は削られていく。憲法第25条が保障する「生存権」をはじめ、私たちが国に対して要求することのできる権利を知ろう。

https://imidas.jp/jijikaitai/f-40-057-09-05-g208

 

●「戦争と平和のリアル」第12回 太田啓子「憲法を考える」2016

憲法第13条、「すべて国民は、個人として尊重される」。主権在民という理念を支えるこの条文が、自民党改憲案では…? 改憲・護憲論議の前に、憲法を「知る」ことこそが大切!

https://imidas.jp/sensoutoheiwa/?article_id=l-73-013-16-10-g647


 今日も桜開花せず。

なんか、咲いてるように見えるんですが…
下は、こぶしの大木です。

すみれ

わすれなぐさ。

大玉トマトルネッサンス苗

こちらも断根、葉1枚から成長したものです。
根と生長点を切りとって成長させたものは細胞組織が緻密で、病害虫にも強い苗になっているようです。根量も多く、3本立て、5本立てにも対応できる苗です。


種まき

2019年05月02日 | 野菜・花・植物

ほぼ、一日中☂。
江部乙の市街地では桜が咲き始めました。
わたしの圃場の方の桜は、写真を見る限りではかなりピンクっぽいですが、まだ咲いていません。
今日の気温も10度前後のメリハリのない気温でした。
明日は日も射すようで,15℃まで上がりそう。
明日は開花するでしょう。

こぶしの花が納屋の屋根上に。

山わさびをすっているところですが、鼻・目・のどが痛くて長くできません。

こちらは、種まきの新兵器。

笹・ヨモギなどの中が空洞のものを斜めに切って使います。小さな種ですので指ではなかなか・・・