食べ歩きとハイキングの旅

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【山陰/国登録有形文化財の宿!!】美保館本館は、明治38年(1905年)から続く老舗旅館~♪

2024年11月04日 | 旅行

(美保館本館、夜の公開時間の様子です)

今回の山陰旅の宿は、妖怪の街である「境港」対岸の美保関です。

台風近づく荒天なのですが、山陰はそんなお天気がよく似合いまから、問題なし~♪

港に面した通りの「美保館」は、カニ目的で予約致しました。

しかし、期待以上に素晴らしい見所が沢山ありまして・・・。

 

まずはお散歩しましょ、近くにある美保神社から。

神社入口に向かって右側には、

仏谷寺まで続く「青石畳通り」がありますが、江戸時代の参拝道の遺構です。

この様な景観が続きます。

この建物が美保館本館です。

明治38年(1905年)に建てられた、築120年となる旅館で、

営業中の旅館としては島根県で初めての国登録有形文化財に指定されています。

一般には公開されていませんが、宿泊者であれば朝食会場ともなっていますので、

夜の開放時間と朝食時間に見学することが出来ます~♪

 

海岸の通りからは、こんな路地でつながっています。

 

 
この案内を見つけましたので、夕食後に、見学に行ってみましたよ~♪

真ん中が吹き抜けとなっていて、

ガラスの天井?

以前は屋外の中庭となっていたのですが、後にガラスで覆ったのだそうです。

ですから、雨樋があったり、時々雨漏りがしたりします。

こちらの、中二階のような場所へ

右と左は別の句となっていますが、

「一筆を 書かねば通さぬ 美保関」、湯川秀樹・・・、

ノーベル賞物理学者の湯川秀樹さんじゃありませんか!!!

この地方らしいお酒として、「山陰」を頂くことに致します~♪

初対面の方ともお話ししながら、ゆっくりと時間が流れていきます~♪

さてさて、朝食はこの建物の2階でございます。

外をみるとお天気は、かなり荒れています。

女将が、「伊藤博文さんが書かれましたのよ」って・・・、あの!?

朝は、barカウンターに置かれたコーヒーを自由に頂くことが出来ます。

やや濃いめの美味しいコーヒーで、夜とは趣が違います~♪

新館に飾られた写真ですが、

現在の天皇陛下が皇太子殿下だった頃にいらっしゃったのですね。

あら、釣りバカ日誌の撮影でも!!

 

こちらの旅館、宿泊客には無料で釣り具・釣り餌を貸し出ししています。

目の前の岸でアジやカサゴ、時にはメバルやキジハタが釣れるのだそうです。

 

到着してから、美保神社や青石畳通りの散策、夜は美保館の見学、

朝は美保神社の神事、釣りをして帰ることが出来るなんて・・・。

対岸の鬼太郎ロードと併せると、老若男女楽しめますね~♪

 

美保神社の神事である巫女舞と、カニ料理については別編として

アップさせて戴きますので、よろしくお願い致します~<(_ _)>

 

(施設情報)

■ 旅館 美保館

公式HP :  旅館 美保館 公式サイト (mihokan.co.jp)

■ 松江観光協会美保関支部

公式HP :  美保関について | 美保関公式観光ガイド

■ 美保神社

公式HP :  美保神社 | えびす様の総本宮 | 島根県松江市美保関町


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