野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
週1、おやこ組。
ステイホームを経てはじまった前期てくてくも残すところあと2回。
お弁当を広げて一緒に食べたり、並んで絵本を読んだり、
お日様の下で仲間に囲まれて、遠慮なく過ごせることのありがたさよ。
当たり前にしていたことを取り戻して、
ささいなことがものすごくうれしい。
今日は昨年度のメンバーKくんが半年ぶりに遊びにきてくれました。
わりとすぐに今のてくてくの輪に入るKくんのまわりが何だかにぎやか。
魅力的な枝や実の取り合いで、取ったKくん。取られて大泣きMちゃん。
ついつい、いざこざをうまく裁いてあげたくなっちゃう大人の言葉がけ。
何度も何度も目にする光景。
そこから、お母さんたちと『見守る』をテーマに話すことができました。
・「見守る」と「声をかける」の境界線はどこだろう。
・人によっても状況によっても違うからさじ加減がむずかしい。
・こどもが泣いて助けを求めているのに、見守るだけで本当にいいのかな。
・てくてくに参加してすぐの頃は見守ることに抵抗があったけど、今はなくなった。
・聞きあうこと、話してみること、大事なんだね。大人もこどもも。
・こども同士のいざこざを見守るには、親の信頼関係あってこそ。
・なるべく見守るのがてくてくの考え方だと理解しているから本音が言えない時もあるかも。
・大人がゆっくり話す時間をとれていないことがずっと気がかり。(これはわたし)
などなど。
お母さんたちの言葉に、また初心に戻れました。
こどもたちからわきでる動きや気持ちは、やっぱり出し切ってほしい。
泣くことも怒ることもイジワルすることも逃げることも包み込んで見守る大人でありたい。
大人はけんかをうまく裁くためにいるのではなく、
こどもたちの頭のスイッチを入れるために存在したい。
↑どなたかのウケウリ
それができるのが、てくてく。
我が子が小学生高学年になり、心のひだが増えて、取り巻く環境も人間関係も複雑になって
そのままを受け止めることがどんどん難しくなってきていると実感しています。
だからこそ!
シンプルでいられる幼児期に、てくてくのエッセンスを取り入れてみませんか。
10月半ばから、てくてく後期 秋冬組がはじまります。
お仲間募集します。詳しくは次のブログで。
(てくてくスタッフ みゆき)
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森のたまご
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代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052
HPあります!
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