野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
お腹が満足したら、『歌の会』です。
残念ながら小雨がちらついてきたので、急遽屋根の下へ。
ちょっと狭いですが、かえって一体感でしょうか?
まずは、「はらぺこあおむし」の歌&大型絵本byときちゃん&ふーみん。
お二人とも見事な歌声と笑顔で、がっちり子供たちを引き込んでいました。
子供たちもつられて大合唱!
お次は、過去の保育で歌っていた手遊び歌から2曲セレクト。
子供達、ノリノリでしたね。
「山小屋いっけん」byかよち
「キャベツの中から~森たまバージョン~」byかずちゃん
さらに続きます。
「どんぐりころころ」手遊び歌&「にじ」合唱です。byおぐ&ふーみん&じゅん
そして、満を持して登場したのがジャジャジャーン!森たまシンボルマークです。
Sこちゃんパパのどろんぱさんが夏から手がけられていたシンボルマークがとうとう決定したのです。
今後、Tシャツに名刺に田舎のポスターにと幅広く使わせていただきますね。
歌の会のしめはもちろん「たまごのうた」。
卒園たまご&母達もしっかり覚えていくれて、大人から子供まで大合唱の楽しい時間でした。
歌の会を巧みなギターで盛り上げてくれたしんさん、ありがとうございました!
大盛り上りのたまごまつりもとうとう『終わりの会』です。
yoyoの紙芝居も魅力的でした。
みんな、たまごまつりを最後まで楽しんでくれた様子で嬉しい限りです。
さあ、いよいよお開きです。。。ん?
「ドゥ、ドゥビドゥバドゥ・・・ドゥ、ドゥビドゥバドゥ・・・」、怪しい歌声が。。。
べっちゃん率いる母ちゃんダンサーズが怪しげなダンスで登場です。
そして、頼んでないのに「た・ま・ご・ま・つ・り」の尻文字披露!
終わりの会でしんみり会場はいっきに大爆笑に。
明るいべっちゃんの声でたまごまつりの担当母ちゃんを呼び上げ、皆で慰労の拍手。
べっちゃんのお決まり文句「帰るまでが行事です!!!」の掛け声で
無事、たまごまつりは終了したのでした。
「ドゥ、ドゥビドゥバドゥ・・・ドゥ、ドゥビドゥバドゥ・・・」(かあちゃんダンサーズ退場)
たまご達、卒園児、OB&OGの皆様、母達、父達、家族の皆様、、、
本当に大勢の人たちに愛されて支えられて、本当に幸せな森のたまごです。
感謝感謝の一日でした。
(じゅん)
今日は、畑の日ですが作業は特にありません。
そのことを朝の会で伝えると、年長さんは
「やった~遊べる~!」
と言いました。
畑の作業、そんなに強要してこなかったつもりなのに、畑は何かやらなきゃいけない。
というのを自然に植え付けてきてるのでしょうか?
たしかにやることはたくさんあるんですけどね・・・。
私が「でも、今日は・・・」
と話を続けると、
「何か作るんでしょ?」
「大根の味噌汁!」
と口々にいいました。
みんな昨日の帰りの会でのお手紙のことを、ちゃんの聞いてくれてたんですね。
「味噌汁作るとき、カセットコンロと火おこすの、どっちでやりたい?」
この質問に対して、年長さんのほとんどは
「カセットコンロ~。」
「だって、火おこしやると遊べなくなるもーん。」
と答えました。
ちょっと意外でした。
去年、火おこしを競い合ったり、結構楽しんでやってたと思ったのになぁ。
子どもの中で、火おこしが遊びではなくなってるの?!
年長さんには何を聞いても、遊びを邪魔されてるととられてるの?!
子ども心ってむずかしい。
おひるごはんまでに味噌汁を作る。
と言うこと以外、やることはほとんど何もなかったので、子どもから「作りたい。」と言う声がでるまで待ってみようかと思いました。
今日はみんなおにぎりだけの日。
誰も作らなかったらお味噌汁はナシ。それはそれでいいか、と思ったりもしました。
しかし・・・だぁれも何も言わない。
忘れられてるのか、どうなのか。
11時を過ぎ、大人の方が我慢できなくなり「さて、大根でも抜きに行こうかな~。」
なんて言いながら行動に出ちゃいました。
この言葉に乗ってきたTきとCりが、大根を1本ずつ抜いて、その様子を見ていたMんがネギを抜きに来て、洗うとこまでやってくれました。
今日のお味噌汁には、先月収穫したさつまいもと夏の終わりにたまごの畑で収穫したかぼちゃも入れたいと思っていました。
かぼちゃは、とっても軽くて中身が心配でしたが、割ってみるとこんな感じでした。
まずまずの出来です。
かぼちゃはKみがほとんど切ってくれました。
「Kみちゃん、包丁トントンやるの上手すぎちゃうからもうやりたくない~。」
と、困った顔でニコニコしながらその場を去っていきました。
Kみが去った後はKぎとSこが、さつまいも、大根、ねぎを次から次へと切ってくれました。
Kぎが大根をうすーくスライスしている横で、Sこはダイナミックにトントントン!
(ブリ大根の大きさですね~)
全てを切り終えたところでカセットコンロの火にかけました。
ところが、このカセットコンロ。少々レトロなものでして、屋外で湯を沸かすにはいったいいつになるのでしょう?
というものでした。
時間はすでに12時半を過ぎています。
今日は不思議なことに、いつもなら「お腹すいた~。」と、とっくに言っているはずのHの、Sやが何も言いません。
それどころか、調理してる周りに、子どもの姿も無く・・・
みんなとことん遊びこんでいる様子です。
さて、今さら火をおこすのか、カセットコンロにがんばってもらうのか。当番母ちゃん悩みます。
とりあえず火をおこしてみよう!と取り掛かったら、案外すぐに薪が燃えました。
鍋を移動させ、なんとか煮えてきました。
やっとこさお味噌汁が完成しました。
大変大変!
時計を見たらなんと 1時20分!!!!!
「先に片付けてから食べよう。」と提案すると、
「嫌だ、食べてからまだ続きやるもん!片付けない!」
と言う応え。
時計がよめるLとに、当番母かよちが言いました。
「いま1時20分。お母さんたちがお迎えに来るのは何時?」
「2時。」
「と言うことは?」
「・・・!遊びすぎた!」
こんなに遅い時間のおひるごはん、今まであったでしょうか?
家に帰って夕食の時、娘のCりに「なんで今日は大根のお味噌汁を作ったの?」と聞かれました。
子どもにとってはそんなものだったんのかな。あの時、お味噌汁を作って食べたい。
と思っていたのは、もしかしたら私だけだったのかもしれないなぁ。と気づかされました。
子どもの様子を見つつ、言葉に耳を傾けて畑を進めていくのはなかなか大変です。
それでも、畑で採ったものをその場でいただく。
ということを大事にしていきたいなぁ。と思いました。
(ふーみん)
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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@mail.goo.ne.jp
代表:遊佐(ゆさ) 080-5122-1052
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今日は、朝の会がちょっぴり苦手なMんとPたが
大活躍する1日となりました。
今年は、なぜか畑の日に雨が多く、
予定通りに落花生を収穫することができませんでした。
夏頃には鳥に食べられた形跡があり、
子どもたちの口に入るだけの落花生が収穫できるか
畑係はドキドキしていました。
スコップで掘り出してみると、中身がなかったり、
腐っているものもあったりしましたが、
なんとか子どもたちが食べる分は収穫できました。
Kいが見つけるのが得意でたくさん掘り出してくれました。
調理に入るとMん、Pた、Kぎ、Lとの弟のYとがみかんのネットに
落花生を入れ、ゴシゴシ何度も洗ってくれました。
ゆでているときはMんとPたは何度もふたをあけ、
中の様子を見ていました。
弁当のときに、ひとり4、5個ずつ食べました。
甘くて甘くておいしかったです。殻ごと食べてる子もいました。
帰りの会では、Mんが1番にリュックを背負い座ってました。
大活躍のMん、Pたありがとうございました。
畑では、大根がスクスクと成長しています。
小松菜・小カブもたくさん芽が出てきました。
のうちゃんからいただいたお楽しみの種はほうれん草でした。
これから、どんどん収穫できますよ~!
(ばく)
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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@mail.goo.ne.jp
代表:遊佐(ゆさ) 080-5122-1052
11月の誕生者はなんと全く同じ誕生日に生まれた年中KみとTき。
この日は二人が一年中で一番仲の良くなる日でもあります。
ザ.いのしし年の二人、待ちに待った誕生会に向けもう大張り切り。
3日前には2袋いっぱいのどんぐりを持ち帰り、みんなへのプレゼントにするとのこと。
ジャラジャラネックレスを作ると言うので、
お父さんが電動ドライバーでせっせと400個くらい穴を開けました。
でも実際やりだすとめんどくさくて、出来上がったのはたったの2個。
結局二人が誕生日会でつけることになりました。
さてさて誕生日会恒例のお楽しみメニューですが、かなり前から「焼きそば!!」と大騒ぎしてくれたので、17名分の焼きそば、直火鉄板焼きの始まり始まり~。
年長さんに火付けをお願いしたらあっさりと点火、おお早い。
それ以外の人たちで大量の野菜とデザート用のバナナを包丁で切っていきます。
年少の人たちもやる気満々。
でもみんなバナナが切りたくて、誰が切るかで泣きも入りつつ、切る切る切る・・・。
キャベツをちぎるのは人気無かったですなあ。
鉄板で大量に焼くのはなかなか気持ちの良いモンです。
屋台の兄ちゃんになった感じ。豆しぼり忘れたわ~。
味見虫が大量発生して次々に手が伸びてきます。
白だし味ので、なかなか上品でいけますな。
絶妙火加減で、焦げ付かずしかも香ばしい、美味しい焼きそばできあがりっ!
その間にデザート班?がデザート作り。
コーンフレーク、バナナ、柿、レーズンをヨーグルトで混ぜ混ぜしました。
お腹いっぱい食べた後は、誕生会の始まりです。
準備も終わらぬうちにKみもTきも早々にスタンバイして、テンションは上がる一方です。
「いいですか~」「まだで~す」を何度も繰り返して、やっと「いいで~す」と言ってもらえて
入場のために坂を駆け下ります。
いのしし年の二人、どこまでも猪突猛進。ここは母と入場のはずでは・・・。
置いてけぼりの母達、後からとことこ追いかけます。
本当に嬉しそうで、その姿にこちらが幸せになるんだよな・・・。
卒園したお兄ちゃんは、はずしがって全然参加してくれなかったのでこの状況の違いがまた面白いものです。
風が強くてろうそくに火がなかなか点かなかった時に、みんなから文句も言われたんだけど
「Tはマッチが苦手なのにがんばってるんだから!!」って言い返していて、
へこたれずに自分を伝えれるような関係を作れるようになったんだなって嬉しくなりました。
さあ、彼女たちの5歳の始まりです。
これからの二人の活躍が?楽しみです。 (ogu)
~デザート班~
デザートは、ヨーグルトにTきのばあちゃんちの柿、バナナ、巨峰のレーズンを混ぜて、コーンフレークをトッピング。
やる気満々誕生児童コンビ、年中KみとTきがデザートを配膳する段取りです。
包丁コーナーで、バナナを切り終えると、誕生児コンビ&CHりは、デザートコーナーに移動して、誰がどの材料をボウルに入れるか相談です。
Kみ:『Kみちゃん、バナナいれた~い!』
Tき:『じゃあ、Tまが柿入れる!』
Kみ:『Kみちゃん、ヨーグルト開ける!』
Tき:『え~、Tまだって入れたい!じゃあ、一緒にね』
CHり:『CHちゃんも、CHちゃんも~!』
Tき:『フレーク開けよっと』と袋に手をかけると
Kみ:『Kみがやる~!』と横取り。
Tきもガマンの限界で、Kみの顔に手が出る。
Kみ泣く。
Tき:『じゃあ、Kみやっていいよ…』
という具合に、毎度繰り返されるミニコントのように軽い一悶着。
終始Tき姉さん(あくまで二人は同年同日生まれですが…)の計らいで、何とか最後はニコニコで作り終えることができました!
ちなみにフレークを開けるときに、大胆に飛び散ったはずのフレークさんたちは、ちょうど火付けを終えてやって来た年長さんたちによって、あっという間に跡形もなく片付けられたのでした。
その後も
Rと:『ぼく、朝ごはんこれしか(親指と人差し指で輪を作って見せて)食べてないから!』
年長:『オレも!オレも!』
とみんなでつまみ食い。
口の周りを真っ白ベタベタにしてご満悦でした。
そして、子どもに紛れて私もパクリ!
う~ん、つまみ食いって、最高~♪
子どもを止めることなんて、食いしん坊の私には出来ないわ…。
朝の会、帰りの会では、それぞれ好きな本をKみは母、Tきはやのちゃんと一緒に読みました。
Kみは、やりたい気持ちと注目されている恥ずかしさとで、読む絵本をアレコレかえたり、絵本を投げたり…。
誕生会では、強風でマッチの火がなかなか点かなかったり、ロウソクに点いてもすぐに消えてしまったりでしたが、Kみは途中で諦めず、かなり根気強くやっていました。
Tきも、はやる気持ちを抑えて、自分の番がくるのをずっと待っていてくれました。
Tきのときは、屋根の下に移動したら、何とか点きました!
二人とも待ちに待った誕生会、描いていたようにいかないこともあったけど、とっても満喫できたみたいだね♪
嬉しくて仕方がないって顔、こっちまで楽しくなりました!
来年の誕生会では、このコンビ、どんな姿を見せてくれるのでしょうか。
今から楽しみです!
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それから、私つわりで休ませてもらっていたので、今日はは久しぶりの当番でしたが、
今日の様子を見ていて、私が当番に入らない間もKみが予想以上に安定していたのは、無理せず、泣きたいときも怒りたいときも存分にさらけ出せる仲間がいて、こうやって、やのちゃんやYOYO、たくさんの母たちに見守られ受け止めてもらい、過ごしてきたからなんだぁと感じました。
改めて“大きな家族小さなようちえん”森のたまごの温かさに感謝感謝の一日になりました。
(たかりん)
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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@mail.goo.ne.jp
代表:遊佐(ゆさ) 080-5122-1052