3月2日に世界遺産“熊野古道”を歩いてきました。
今回は名鉄のハイキングバスツアーで、訪ねたのは伊勢路の一部である八鬼山越えです。標高627mの八鬼山を越えなければならないので、巡礼たちに「西国一の難所」といわれたところだそうです。
平日だったのでお客さんは少ないだろうと思ったのですが、何と50人乗りのバス4台が満席でした。もちろん私のような高齢者ご一行です。
熊野古道として整備されているので山道は歩きやすく、ほとんどが石畳の道になっていました。
この石畳道は江戸時代17世紀前半に紀州藩の街道整備に伴って敷設されたものといわれます。
尾鷲地方は年間降水量4000mmを超える全国有数の多雨地帯です。石畳は大雨による路面の流出、崩壊から守り夏草やシダ類の繁茂をおさえて道筋を確保するためだったそうです。
三木里をスタートし1時間35分で山頂近くのさくらの森広場に到着。ここからは熊野灘が眼下に一望することができました。
石畳は馬越峠(まごせとうげ)越えの方が有名で、よくパンフレットに写真が掲載されています。
ここ八鬼山越えでも、尾鷲方面にかなり下ったところに施工当時の面影をよく残し敷石も立派できれいな石畳がありました。
さすがに世界遺産。熊野古道らしい実にいい雰囲気を味わうことができました。
写真は順に、熊野古道の石畳、さくらの森広場、熊野灘の眺望、烏帽子石と蓮華石
今回は名鉄のハイキングバスツアーで、訪ねたのは伊勢路の一部である八鬼山越えです。標高627mの八鬼山を越えなければならないので、巡礼たちに「西国一の難所」といわれたところだそうです。
平日だったのでお客さんは少ないだろうと思ったのですが、何と50人乗りのバス4台が満席でした。もちろん私のような高齢者ご一行です。
熊野古道として整備されているので山道は歩きやすく、ほとんどが石畳の道になっていました。
この石畳道は江戸時代17世紀前半に紀州藩の街道整備に伴って敷設されたものといわれます。
尾鷲地方は年間降水量4000mmを超える全国有数の多雨地帯です。石畳は大雨による路面の流出、崩壊から守り夏草やシダ類の繁茂をおさえて道筋を確保するためだったそうです。
三木里をスタートし1時間35分で山頂近くのさくらの森広場に到着。ここからは熊野灘が眼下に一望することができました。
石畳は馬越峠(まごせとうげ)越えの方が有名で、よくパンフレットに写真が掲載されています。
ここ八鬼山越えでも、尾鷲方面にかなり下ったところに施工当時の面影をよく残し敷石も立派できれいな石畳がありました。
さすがに世界遺産。熊野古道らしい実にいい雰囲気を味わうことができました。
写真は順に、熊野古道の石畳、さくらの森広場、熊野灘の眺望、烏帽子石と蓮華石