モタ爺の 山・旅 大好き Orange days

山歩きを始めて60年余。山と旅行の記録ブログです

伊賀市の霊山(766m)へ

2009-06-25 09:58:13 | ノンカテゴリ
「三重の低山歩き」のオフ会で伊賀市にある霊山へ行ってきました。
6月24日、この朝は雨が降っていましたが、天気予報の通り登山口に着くころにはやんでいて山歩きには問題なし。そして、山道はガスがかかっていて、霊山という名前にふさわしい幽玄の世界に入っていくような感じでした。
かつて中世から近世初めにかけて大伽藍があったという山頂からは、時々霧がはれて緑の伊賀盆地を見下ろすこともできました。
案内してくれたしゅうさんはなかなか物知りで、花や木や木の実などについていろいろ解説してくれました。おかげで面白く、ためになる山行きとなりました。

下山後、白藤の滝にも立ち寄りました。高さ約15m、季節がら水量も多く、滝の間近でマイナスイオンをしっかり浴び、明日への元気をいっぱいもらって帰りました。

写真は、
(1)先端部の葉が白化して虫を誘うというマタタビの葉と花

(2)品種改良してキウイフルーツにしたというサルナシの花

(3)ホタルブクロ

(4)霧が流れる霊山の山頂風景

(5)白藤の滝

伊賀市の霊山(766m)への画像

伊賀市の霊山(766m)への画像

伊賀市の霊山(766m)への画像

伊賀市の霊山(766m)への画像

伊賀市の霊山(766m)への画像



ゴーギャン展へ

2009-06-09 09:33:13 | ノンカテゴリ
名古屋ボストン美術館へゴーギャン展を見に行ってきました。
今回の展示の目玉は“我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか”というゴーギャンの最高傑作といわれる作品です。

画家に転身してしてからのゴーギャンは不運だったようです。
タヒチで描いた絵はパリでは評価されず、再びタヒチ渡りますが貧困と病苦、さらに愛する娘の死。そうした絶望のなかで、遺書代わりに描かれたのがこの“我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか”という作品だそうです。
かねて彼の頭の中にあったという大画面の絵で、右下の赤ん坊が誕生。中央の人物が活力ある生。左下の老婆が死を象徴していわれ、ゴーギャン自身の苦悩を表わしたのかもしれません。

いずれにしてもこの絵は迫力がありました。絵の大きさは3.7m×1.4mくらいあり、その全体が見えるように、絵の3mほど手前に高さ50cmくらいの参観台が設けられていました。
そのため、参観者は多かったものの、しっかりこの絵を楽しむことができました。
また、見終わった後で解説ビデオを見せてもらったため、より印象深く感じることができました。

写真は――
(1)我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか

(2)二人のブルターニュ女のいる風景

(3)かぐわしき大地

ゴーギャン展への画像

ゴーギャン展への画像

ゴーギャン展への画像



伊吹山に登る

2009-06-03 09:21:28 | 山歩き・登山
移動性高気圧がやってきた6月1日に伊吹山(1,337m)へ登ってきました。
町ではこの日も夏日になりましたが、草原の中を涼しくさわやかな山歩きを楽しんできました。
伊吹山の良さは、春から秋まで数多くの花が楽しめることです。山頂のお花畑にはまだ少ししか花はありませんでしたが、登山道わきには、色とりどりの小さな花がたくさん咲いています。
花の名前がわかればもっと楽しさが増すでしょう。

ただ、この山の山頂の様子には違和感があります。みやげもの屋が並び、車で登ってきた人たちの軽装が目立つのです。中には写生旅行に来ているグループもいました。

それでも山頂からの展望は360度ですし、登っていく途中で振り返ると、今は緑の草原になっているスキー場、そして琵琶湖もずっと見えていて楽しめます。
道も整備されていて登りやすく、山頂まで2時間40分。山頂では昼食や散策を十分楽しみ、帰りは1時間40分で下りてきました。

写真は順に、――
(1)三合目から望む伊吹山
(2)伊吹山山頂
(3)遠く望む琵琶湖
(4)山頂から見下ろすスキー場の草原
(5)金色にかがやく「キジムシロ」の花

伊吹山に登るの画像

伊吹山に登るの画像

伊吹山に登るの画像

伊吹山に登るの画像

伊吹山に登るの画像