冬山の大札山と春山の三ツ星山

暖かいところの山へ行きたいということで、いつもの山友さん、仁べえさん・キクチさんと３人で静岡の大札山1,374mと三ツ星山1,160mへ行くことにしました。（２月１４日）
大札山と三ツ星山は同じ登山口から北と南へ登ることになります。

ところが大札山は雪山だったのです。
そして登るにつれて曇り空にガスがわく寒い冬山になってしまいました。当然のことながら山頂の眺望はゼロでした。
晴れていれば富士山をはじめ、大無間山、板取山、山伏、十枚山、そして南アルプスの聖岳、上河内岳なども見られたのにと残念です。

登山口に戻り、今度は南側にある三ツ星山へ向かいました。
すると次第に晴れ間が広がり陽が差してくるではありませんか。
おかげで三ツ星山の山頂では春を感じさせる陽だまりで昼食タイムをとることができたのです。
帰りは気分良く林道を歩いて戻ってくることができました。

この２つの山は大井川上流域にある山で、川根本町から林道に入ったとたん 《積雪・凍結のため車両全面通行止》 という看板が設置されていて驚かされました。
実際は道路に積雪はなく何とか登山口まで行くことができました。
暖かい静岡県とはいえ1000ｍを越すところは雪のことを調べていかないといけませんね。

今回は冬山の大札山と春山の三ツ星山を一度に体験してきた山行きでした。
よろしければ山行記をご覧ください。
http://www.katch.ne.jp/...

写真
（１）山座同定用の山名板にも雪が積もった大札山山頂

（２）三星山へ向かう途中から見た西側の眺望

（３）暖かな陽だまりだった三ツ星山山頂

（４）三ツ星山山頂からの眺望

（５）快晴の青空のもと、登山口に戻る
　　正面に見える山が大札山

富士山刈りに 浜石岳（７０７ｍ）へ

２月７日、富士山刈り（？）に静岡の浜石岳へ行ってきました。
このところ三重県方面への山行きが続いたので２月は静岡の山に行こうと思ったわけです。

浜石岳へは薩埵峠（さったとうげ）から約７ｋｍ歩くハイキングコースを利用しました。
この薩埵峠は歌川広重が富士山を描いた由比にあります。
その広重さんにあやかって富士山狩りもいいかなと思って出かけました。

詳しくは《浜石岳山山行記》をご覧ください。
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写真
（１）薩埵峠から見た富士山
　　広重の絵を重ね合わせました。

（２）登山口から見た富士山

（３）登山道から見た富士山
　　富士市の市街地と駿河湾が見えます。

（４）浜石岳山頂にて

（５）下山道から見下ろす駿河湾の海岸線

矢頭山と髯山へ

津と松阪の市境にある矢頭山（やずさん・731ｍ）と髯山（ひげやま・688ｍ）へ行ってきました。
本格的な雪山はやらない私にとって冬場に登る山は限られてしまいます。
１０日前に比較的登りやすいと思って出かけた鈴鹿の野登山でも山上部の野登寺まで登ったものの深雪にはばまれて山頂三角点を踏めずに引き返すことになってしまいました。
そんなこともあるので、今回は山友の仁べえさんを誘って、ここなら大丈夫だろうという矢頭山へ行くことにしたのです。
ただ、矢頭山だけだと短時間ですんでしまいそうなので近くにある髯山とあわせて登ることにしました。

矢頭山は登山道の上の方にうっすらと積雪があり急こう配だったためすべりそうでした。
そのためフィックスロープのお世話になりながら慎重に登り下りしてきました。

一方の髯山（ひげやま）は変わった名前の山です。
昔、北畠時代に烽火（のろし）を上げた所、すなわち火揚げの山であることから髯山と呼ばれるようになったといわれているそうです。

よろしければ「山行記」をご覧ください。
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写真
（１）矢頭の大杉
　　登山口の中宮公園に杉の巨木があります。
　　高さ約４２．５ｍ、胸高周囲９．５６ｍ、
　　推定樹齢１３００年だそうです。

（２）矢頭山山頂にて

（３）矢頭山から見た髯山

（４）髯山山頂から見た矢頭山
　　前に山があるので、矢頭山は後ろの三角の頭の山です。

（５）髯山の名前の由来となっている山頂の烽火場