今日ももたもた

絵本描いています。
たまーに更新。主に愚痴。

『ほしじいたけ ほしばあたけ』読み聞かせのコツ

2015-10-06 12:43:00 | ノンジャンル
「ほしじいたけ ほしばあたけ」をお買い求めくださいまして、ありがとうございました。

今は、干し椎茸を知らないという子どもが圧倒的多数です。
干し椎茸を水戻しすると生しいたけのようになるということを知らないと、
このお話はおもしろくもなんともないので、
それに気がついて、慌ててカバー袖に、
生しいたけと干し椎茸の絵を描いて、説明を加えました。
しかし、それだけでは不十分なので、
おはなし会などでこの絵本の読み聞かせをする場合は、
実物の干し椎茸水戻しした干し椎茸をご持参いただき、
軽く説明をしてから読んでいただくとよいかと思います。

そして、ほしじいたけ・ほしばあたけのセリフは、
前半は日本昔話のじさま・ばさまのようにゆるい感じで、
変身後は若々しく張りのある声で演じていただくとよいでしょう。

読書ボランティアの友人の報告では、
「恥も外聞も捨てて、ほしじいたけとほしばあたけになりきりました 。
声色もそれぞれ変え、スピードも変えて」読んだところ、
受けたそうです。
捨て身のパフォーマンスが、読み手と聞き手をつなぐ
素晴らしいコミュニケーションの場をつくりあげたようです。

是非お試しください。


それでもすべったら・・・・ごめんなさい<m(_ _)m>