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(撮影禁止なので市美術館のホームページから)
名古屋市美術館会場。
入り口すぐの踏みそうなところにある
オー・インファンのインスタレーション。
お香の粉で描かれた文字が、ドミノ倒しのようにつながっていて、
トリエンナーレの開始と共に焚かれ始めて、
終了時には全部が灰に変わる(はず)とか。
描かれている文字はなんと
名古屋のゲイバーの店名いろいろだそうです。
長者町会場。
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一軒まるごと渡辺英司という人の作品。
相当図鑑を駄目にしています。
去年のアーツチャレンジ2009で、
県美の地下でサイコロを並べて日の丸をつくっていたのも
この方だったのでしょうか?
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昭和の建物にも心惹かれます。
長者町会場は、繊維問屋街の空き店舗などを利用して作品が作られたり、
展示されたりしていて、
地図を見ながらオリエンテーリングのように回るのが楽しいです。
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浅井裕介という人の絵。
階段から続く、カラー布ガムテープをちぎって描かれた絵も
おもしろい。
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やかんの蓋を手にとって覗いていたら怒られました。
“ナタリア・リボヴィッチ&藤田央”会場で
いっぱい積み重なった箱の中でせかせかと動いていたアニメーションは
新日本造形のカタログに載っている「はこアニメ」を使ったのでしょうか?
(4コマのイラストを4つのLEDが順番に光ってスクリーンに映しアニメーションになる)
卸価格で1,452円か・・・単3電池4本別売だし・・・。
子どもたちとこの「はこアニメ」をつくって
こんな感じで展示できたらおもしろいだろうけど。
納屋橋会場では
梅田宏明という人の、目を閉じて鑑賞する映像作品が強烈。
ヘッドフォンをつけてノイズのような大音量を聴きながら
脳に直接刺激を受けているような映像(強い光の模様が瞼を通して映る)を
鑑賞していると、自分がサイボーグに改造されているような錯覚を味わえます。
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