うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

まつりの後・・

2010年02月12日 21時16分31秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
祭りの後の寂しさって、独特ですよね。
しかもさっぽろ雪まつりの場合は格別です。
昨日閉幕したばかりなのに、今日の昼休みに見に行ったら、既に雪像の解体が進んでいました。

上の写真は、大雪像「北の動物園」跡です。午前中に解体が終了したようで、面影は全くありません。



こちらは大氷像「イオラニ宮殿」跡。こちらも面影はありませんが、よく見てみると、青っぽい氷の塊がいくつか見えます。これが氷像の跡であることを物語る数少ない証拠です。


「雪ミク」跡です。私の、私のミクがぁー!。残骸の上をクローラーが通った跡がまた痛々しい・・。


こちらは「フラウエン教会」。まだ解体が始まったばかりでした。形が残っている雪像に出会えてちょっとホッとしました。
こうやって解体していくんですねぇ。でも、この雪像は高さ26mありますから、ショベルカーで手が届くのでしょうか・・。


あれっ・・、何でしょうあれ。そう思って見ていると、私のすぐ横で観察していた自衛隊の方々が、にわかにざわつき始めました。
「お前、足場外し忘れただろう・・!」
「すみません・・」
「まあ、多分(解体の人が)落としてくれるだろうから、すぐ拾いに行けよ!」
という会話が聞こえてきました。
多分、雪祭り期間中の修繕用足場(期間中は夜間に雪像の補修作業を行っていました)を解体までに外し忘れてしまったのでしょう。その後、ショベルカーの見事な操縦で、無事に足場だけ外され、担当者っぽい人が急いで取りに行っていました。
ちょっと面白い現場に遭遇できたみたいです。


そしてこちらの大雪像「百済王宮」も取り壊しにかかっていました。この雪像も、容積はかなりのもので、なんと4000トンもの雪が使われているのだとか。ジャンボジェット機10機分ですよ。解体も大変そうです。

大雪像は、時間が経てば自然に溶けていきますが、恐らく不測の事故が起きないように早めに壊しておくのでしょう。以前、3月末に札幌に来たときは、まだ雪の残骸が大通公園に残っていましたから、多分解体後はしばらくそのままの状態で置かれることと思います。

さてさて、写真を見てお分かりのように、今日も私が出かけたときに限って大雪でしたよ。
相変わらずの雪男っぷりでした。

WiMAXレンタル中。

2010年02月12日 11時31分39秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
我が自宅についにインターネット環境がやってきました。
といっても、2週間の期限付きですが。

昨日から、WiMAX端末をお試しでレンタルしています。
実は、私のアパートではNTT光の導入計画があり、昨年末から2回、具体的な話が回ってきていましたが、工事計画の段になって、アパート地下の配管に空きが無いため、工事できないことが判明し、お流れになってしまいました。
そんなわけで、いまどき高速ネット環境がプライベートで存在しない状態が続いていたのですが、先日、ケータイでネット徘徊していたところ、WiMAXについてのレビューを見かけました。
WiMAXは、昨年に始まったばかりの新たな高速モバイル通信サービスです。最大40Mbps(下り)という、一般的な無線LANに匹敵する速度で、無線LANよりも遥かに広い範囲をカバーすると謳っています。私は、このサービス自体は知っていましたが、開始したばかりでサービスエリアがまだ狭いことと、実際にそんな高速通信ができるのか疑っていたので、これまで導入を考えたことはありませんでした。
しかし、このタイミングで見つけたそのレビューには、WiMAXがいかに使いやすくて、高速かということが魅力的に書かれていて、「これが本当だったら凄いな」と、食指を動かされたのです。
しばらくサービスエリアや料金形態などを調べていたのですが、なんと私のアパートの周囲もエリアに入っており、さらに無料でお試しできることが分かったので、早速札幌駅のビックカメラに行って端末を借りてきました。

で、使ってみた感想ですが、非常に良いです。実測で7.4Mbps出ており、YouTubeなどの重い動画もすんなりと見られます。使い心地はまさにブロードバンドです。(ちなみに大学の学内有線LANの通信速度は実測7.8Mbpsでした)

以前、琉球大学時代の最初の3年間ほど、私はウィルコムのAIR-EDGEを使っていました。当時は琉球大学の寮にはネット環境が存在しなかったため、大学生協が提供していたそのサービスを皆利用していたのです。しかし、通信速度は僅か32kbps・・。最近のケータイの200分の1くらいの速度でした。なかなか次のページが表示されず、いらいらしたものです。(10年前くらいの有線インターネットでもそんな感じでしたよね)特に、当時既に実家のマンションでは光ファイバーを導入していましたから、余計に格差を感じていました。
当時はまさか無線で高画質動画を見たりできる時代が来るとは思っていませんでしたが、この5年間でエラく進歩したものですね。未来を感じます。
しかし、無線通信の速度はまだまだこれから向上するのだそうで、ケータイではLTE(第3.9世代)という100Mbps以上の通信速度の規格がドコモ他で今年から始まりますし、無線LANでは最大600Mbpsなんていう規格も出てきています。恐ろしい世の中です。

まあ、何はともあれ、期間限定ですが手元に高速通信環境ができたのは喜ばしいことです。まさかこれほど使えるものだとは思っていなかったので、今後導入を検討(お金に余裕ができれば)しようと思います。
宣伝をあまりしていないからか、一般への認知が行き届いていないらしく、WiMAXの加入者数は予想よりも低迷しているそうです。プロバイダとの契約が要らなかったり、ケータイと違って何年縛りとかがないので、結構良いサービスだと思うのですが・・。今後サービスエリアが広がったら(今のところ政令指定都市周辺のみ)、ますます使えるサービスになることと思います。

バス移動中

2010年02月11日 15時21分11秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
大通会場を後にして、シャトルバスでつどーむ会場に向かっています。

たまたま乗ったバスが最終便でした。

先日と同じで、スノージャンプを見た辺りから雪が降ってきました。大雪ではありませんが、ここしばらく雪は降っていなかったのに、このタイミングで降ってくるあたり、自分は雨男(雪男)なのだと、実感します。

ツルッツル

2010年02月10日 22時51分55秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
今、大学からの帰路ですが、理学部棟付近の路面がツルツルに凍結しています。
最近雪が新たに降っていないので、昼間に溶けた圧雪の表面が、夜にそのまま再び凍ってしまうのです。雪が積もれば、表面に凹凸ができますが、そのまま凍るのでスケートリンクみたいになっています。

歩くのが大変です。簡易スパイクを付けているのに、やはり滑ります。

雪まつり・・その他

2010年02月08日 20時49分51秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
西3丁目には巨大なスノージャンプ台(高さ24m、長さ65m)が作られていて、スノーボードやスキーの競技イベントやショーが行われています。
やはり近くで見たら臨場感が凄いですね。一番前で見ていたのですが、着地でブレーキをかける度に雪煙が降りかかってきて、とてもエキサイティングでした。



一昨日の昼間はこんな感じの吹雪でした。よくカメラが壊れなかったものです。


屋台の軒先ではつららが成長していました。ポキって折れたら恐ろしい・・。


まりもっこりの立て看板です。もっこりの部分に雪が・・


西10丁目のファミリーランドには、どん兵衛神社なんてものがありました。
本当に神頼み好きだなぁ・・、日本人って。
狐が可愛いです。
隣の屋台では、どん兵衛が販売されています。

雪まつりの雪像紹介8 「ちびまる子ちゃん」

2010年02月08日 20時45分55秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
西10丁目の大雪像、「ちびまる子ちゃん」です。

今年で放送20周年だそうです。
私も小さい頃は、「ピーヒャラピーヒャラ」ってよく歌ったものです。

これもかなり大きな雪像ですので、迫力があります。
私としては、野口さん(後ろ向いてる)がツボです。

雪まつりの雪像紹介7 「百済王宮」

2010年02月08日 20時19分23秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
西8丁目の大雪像、「百済王宮」です。
こちらはかなり手が込んでますね。

前にも書きましたが、今年、韓国の扶余にて開催される「2010世界大百済典」のイベント会場、「百済歴史再現村」に「本物」が再現建築されています。
いや、実はこの「大百済典」、非常に気になったのでちょいと調べてみたのですが、突っ込みどころ満載でした。
1.何故か百済歴史再現村に「飛鳥文化村」という、日本の飛鳥時代を再現した一角が作られている。(日本人観光客目当てだそうです)
2.そもそも韓国には13世紀以前の木造建築は現存しておらず、この雪像のモデルの建物を作る際に、日本の法隆寺や平城宮朱雀門を参考にしている。(というか、かなり参考にしているようです)
3.実際のところ、平城遷都1300年祭に触発されてイベントを企画したらしい。

韓国では、毎年のように地方で博覧会が開催されていますが、これもその一つだそうです。百済再現村は、主催者曰く「徹底した考証」をして王宮全体や当時の寺などを再現したそうですが、平城宮跡の復原建築と異なり、遺跡の上に建っているわけではありません。まあ、日本でいえば伊勢戦国時代村やハウステンボス的な位置づけだと思われます。
あと、さっぽろ雪まつりの公式ページの雪像紹介では、百済が紀元前18年に建国され、700年間繁栄したことになっていて、ちょっと驚きました(日本の教科書では4世紀の建国となっています)。これまた調べたところ、韓国の歴史教科書では伝説上の建国年で記述されているのだそうです。

ま、それはともかく、陸上自衛隊の皆様が本当に本当に丹精込めて製作した一品(雪像作りは「築城訓練」の一環なのだとか)ですので、美しさでは際立った雪像です。瓦の模様も、一個一個雪をくり貫いて再現してあります。
雪像の大きさも、ほぼ実寸代だそうです。(「本物」は屋根の幅25mで、平城宮大極殿の44mよりはかなりコンパクトな作りです)
一見の価値のある雪像だと思います。

雪まつりの雪像紹介6 「フラウエン教会」

2010年02月08日 20時07分41秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
西7丁目の大雪像、「フラウエン教会」です。
前にも書きましたが、雪まつり史上最高の高さ、26mの雪像です。
26mといえば、10階建てのマンションくらいの高さですね。やはり結構高いです。

本物は、ドイツのドレスデンにあります。1743年に完成、ヨーロッパ最大のプロテスタント教会として有名だったそうですが、第二次世界大戦末期のドレスデン空爆で、崩壊してしまいました。
その後、長らく戦争遺産として瓦礫の状態のままで放置されていたそうですが、東西ドイツ統合を機に再建が始まり、2005年に復元が完了しました。
本物の高さは72mあるそうです。インターネット上の本物の写真と比べると、雪像の方は上下方向に圧縮されているようです。

雪まつりの雪像紹介5 「雪ミク」

2010年02月08日 19時57分38秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
西6丁目の通路沿いに展示されている雪像、「雪ミク」です。

初音ミクは、同名の音声合成コンピュータソフトのキャラクターです。
このソフトのシリーズの各ソフト(それぞれ音声の特性が異なる)にはそれぞれキャラクターが設定されており、まあなんと言いましょうか、バーチャルな歌手のようなイメージですね。
特にこの初音ミクは、人気のあるキャラクターで、フィギュアや痛車のモデルによく使われています。
このソフトの製作会社の本社が札幌市にあるため、今回の雪まつりの応援キャラクターとして、雪まつりバージョンの初音ミク、「雪ミク」が登場しました。
何回見ても可愛いです。

雪まつりの雪像紹介4 「生徒会の一存」

2010年02月08日 19時49分53秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
西6丁目の東側に建っている中雪像、「生徒会の一存」です。

雪が激しく降ったため、何やら悲惨なことになっています。
(中東の仏教遺跡みたいな・・)

原作者の葵せきなさんが北海道の出身のため、今回の展示とあいなりました。
昨年10月から12月までテレビアニメで放送されていたので、ご存知の人も多いかと。

雪まつりの雪像紹介3 「イオラニ宮殿」

2010年02月08日 19時40分05秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
こちらは正確には雪像ではなく大氷像、ハワイのイオラニ宮殿です。
本物は、ホノルルの中心街に、カメハメハ大王像と向かい合うように建っています。
結構最近の建物で、19世紀終盤に建てられました。アメリカ合衆国で唯一の宮殿でもあります。

照明が綺麗ですね。


雪まつりの雪像紹介2 「夢がかなう場所」

2010年02月08日 19時36分04秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
続きまして、西5丁目の「夢がかなう場所」です。
見たまんま、東京ディズニーリゾートがモデルの大雪像です。
左にディズニーシーの象徴「S.S.コロンビア号」、右にディズニーランドの象徴「シンデレラ城」が配され、その間でミッキーとミニーがポーズを取っています。
これもさすがに素晴らしい出来ですね。

雪まつりの雪像紹介 「北の動物園」

2010年02月08日 19時30分49秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
改めて、さっぽろ雪まつりの雪像を紹介します。
まずは大通公園西4丁目の「北の動物園」です。

札幌市の円山動物園と旭川市の旭川動物園の人気者の動物たちがいっぱい集まった大雪像です。
ユキヒョウや白熊の親子、ペンギンたちが、生き生きと彫られています。
これはなかなかリアルですね。

宮迫さんが本当に天気予報に・・

2010年02月07日 05時23分51秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
昨日の札幌雪まつり会場でのリンカーンのスペシャルイベントで、雨上がり決死隊の宮迫さんが「午前3時25分からのHBC天気予報に出演する」という罰ゲームに当たったと書きました。
さて、どうなったのでしょう?
さすがに宮迫さんも多忙な人だし、本当にはやらないだろうな・・と私は思っていました。

当の時間は、私は寝ていて、生では見逃してしまいましたが、事前にビデオを録画予約しておいたので、先ほど確認してみました。
すると・・・、
本当に出演していました!しかも遠景で・・(笑)(上の写真は、天気予報終了後、全国ニュースに移る一瞬だけサービスで拡大してくれたときのものです)
例の大通公園のフラウエン教会像の全景が画面に映り、その舞台の前でひたすら(3分間)黒い人影が踊り続ける様子が天気予報のバックで流れていました。
ちっちゃ過ぎて宮迫本人か判別できませんが、雪像の照明やステージのライトが、通常この時間に点灯するはずがないので、ここまでするのは多分本物でしょう。




いや私はてっきり「出演」というからにはスタジオ撮りだろうと思ってましたが、まさかライブカメラの遠景で出演するとは・・。
限りなく視聴率はゼロに近いはずなのに、HBCのこのサービスっぷり、素晴らしいです。(ちなみに映像によれば、現地の観客は6人だったようです)

午前3時時点での気温はマイナス2度程度で、割と暖かいほうですが、アメダスによれば10メートル/秒くらいの強風が吹いていたはずなので、かなり寒く感じたはず。宮迫さん、ホンマモンの芸人ですな・・。