昨日に続いて、今日も一日暗室作業でした。
本焼きも、基本は昨日のプリントと同じ要領でするのですが、大きさが違う(昨日はキャビネサイズでしたが、今日は全紙サイズ(60×40cmくらい)だったので、光を当てる時間もプリント液に漬ける時間も長く、根気のいる作業でした。
大体1つの作品に1時間半ほどの時間がかかるのが普通だそうで、今日は4枚の作品に5時間かかりましたから、これでも少し早いくらいだったようです。
それにしても、全紙サイズでは作品を印画紙に感光させるのに180秒~550秒もかかるので、待っているだけでも結構疲れます。また、今回の作品の中には「覆い焼き」という技術(一つの写真の中で、違った明るさの部分をつくりたい時に、感光させたくない部分を紙や手で覆って感光させる技術)を使った写真があったのですが、この作品では、飛行機の部分を明るめに、雲の部分を暗めにプリントするため、感光時間をそれぞれ150秒と500秒に設定しました。この時間差の350秒間の間は、飛行機の部分を手で隠さなければなりませんでした。紙のサイズが大きいので、普通に手を置いただけでは隠したい部分を隠しきれません。なので、手を射光器のライトに近づけて影を大きくしないといけなかったのですが、350秒といえば5分50秒です。その間ずっと手を空中に止めていなければならず、175秒ずつ先輩と交代して行なったのですが、腕が攣(ツ)りそうになりました。この覆い焼きは、失敗すると、覆った部分とそうでない部分の間にオーロラのような変な境目ができてしまうのですが、作品をプリントして確かめてみたところ、ちゃんと成功していて、思い通りの露出になっていました。
今後は、この出来上がった写真をパネルにする作業が残っています。この作業では、角材やベニヤ板を切り出すので、かなりの労力がいるそうで、作品の完成にはもう少し時間がかかります。
本焼きも、基本は昨日のプリントと同じ要領でするのですが、大きさが違う(昨日はキャビネサイズでしたが、今日は全紙サイズ(60×40cmくらい)だったので、光を当てる時間もプリント液に漬ける時間も長く、根気のいる作業でした。
大体1つの作品に1時間半ほどの時間がかかるのが普通だそうで、今日は4枚の作品に5時間かかりましたから、これでも少し早いくらいだったようです。
それにしても、全紙サイズでは作品を印画紙に感光させるのに180秒~550秒もかかるので、待っているだけでも結構疲れます。また、今回の作品の中には「覆い焼き」という技術(一つの写真の中で、違った明るさの部分をつくりたい時に、感光させたくない部分を紙や手で覆って感光させる技術)を使った写真があったのですが、この作品では、飛行機の部分を明るめに、雲の部分を暗めにプリントするため、感光時間をそれぞれ150秒と500秒に設定しました。この時間差の350秒間の間は、飛行機の部分を手で隠さなければなりませんでした。紙のサイズが大きいので、普通に手を置いただけでは隠したい部分を隠しきれません。なので、手を射光器のライトに近づけて影を大きくしないといけなかったのですが、350秒といえば5分50秒です。その間ずっと手を空中に止めていなければならず、175秒ずつ先輩と交代して行なったのですが、腕が攣(ツ)りそうになりました。この覆い焼きは、失敗すると、覆った部分とそうでない部分の間にオーロラのような変な境目ができてしまうのですが、作品をプリントして確かめてみたところ、ちゃんと成功していて、思い通りの露出になっていました。
今後は、この出来上がった写真をパネルにする作業が残っています。この作業では、角材やベニヤ板を切り出すので、かなりの労力がいるそうで、作品の完成にはもう少し時間がかかります。