うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

一人きりのクリスマス・イブ

2011年12月25日 17時12分36秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
メリークリスマス!
今年のクリスマスは山下達郎の曲よろしく一人きりで過ごしています。
思えば、例年クリスマスは彼女とは言わないまでも、誰かと一緒には過ごしてきたものです。

(参考ここ数年のクリスマスの過ごし方一覧)
2005年:ドイツ語の先生たちとクリスマスパーティー&寮でもパーティー
2006年:家族と沖縄で過ごす
2007年:23日に帰省して家族と過ごす
2008年:24日は研究室メンバーとクリスマスパーティー、25日は帰省して家族と過ごす
2009年:23日に帰省して家族と過ごす
2010年:25日に帰省して家族と過ごす

というわけで、実は本当に一人きりでクリスマスを過ごすのは初めての経験かもしれません。やはり寂しいですなぁ。この三連休は寝てるか研究室で作業してるかのどちらかでしたよ・・。まあ、先週の土日は研究室の同僚や後輩とKitaraに第九を聴きに行ったり、けいおん!の映画を見たり、ハンバーグを食べに行ったりと遊び尽くしましたから、寂しさはその反動だったりもします・・。

で、昨晩はあまりに寂しかったので、一人で大通公園のイルミネーションを撮影しに行ってきました。案の定カップルだらけでしたが、綺麗な写真が撮れたので後悔はしていません。


北洋大通センタービルイルミネーション


駅前通り


クリスタル・リバー


クリスマスツリー


すずらん


ミュンヘン・クリスマス市


クリスマス市


飾り紐屋


ミニチュアハウス屋


ステンドグラス屋


マトリョーシカ屋


シンボルツリー


フードコーナー


反対側のフードコーナー


メニュー1


メニュー2


ツリーとテレビ塔


[追記]
25日、クリスマスの夜、ふと道端のコンビニで買ったケーキを携えて研究室へ行ったところ、その場の勢いで教授と二人でクリスマスパーティーとなりました。教授は翌日からの出張に備えて作業に来られていて、他に学生も先生方もいませんでした。


おまけでシャンメリーまでついていたので、蝋燭に火を灯して雰囲気はばっちり(?)でしたとさ・・。その後、なんだかんだで3時間近く二人で話し込んでしまいました。

【速報】日本上空を飛行中のサンタの映像が米軍に捕捉された模様

2011年12月24日 23時09分28秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
2012年12月24日23:18(日本時間)
北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の公式発表によると、現在四国沖の太平洋上空をソリに乗ったサンタクロースが超高速で飛行している模様です。NORADではレーダー、人工衛星、サンタカメラ、ジェット戦闘機を駆使して追跡を続行しており、サンタが日本の神戸に向かっていると予測しているようです。これから、日本全国にサンタがプレゼントを配達することが予想されるので、国内でまだ起きている子供たちはすぐに就寝することが推奨されます。

[続報]


23:31現在、富士山上空を飛行中のようです。

[続報2]

23:36、横浜上空を飛行中のサンタの顔を撮影することに成功しました。

[続報3]

23:40頃、福島県上空を飛行中のサンタの隊列全容の撮影に成功しました。9頭のトナカイがソリを牽いているようです。NORADによれば、先頭のトナカイ「ルドルフ」の赤鼻から赤外線信号が発信されているらしく、このため赤外線観測衛星で追跡が可能だそうです。
なお、サンタは仙台周辺でプレゼントを配達した後、日本を離脱して朝鮮半島方面へ向かいました。

鉄道研究会忘年会2011

2011年12月23日 12時39分48秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
忘年会シーズン真っ盛りな今日この頃ですが、私もここのところ、研究室、学会の若手の会、そして鉄道研究会と、忘年会が3つ続きました。この中で、鉄道研究会の忘年会は普通の飲食会とは違って色々面白かったので、ブログで紹介したいと思います。

私が所属する鉄道研究会の忘年会では、例年0次会として札幌市電の貸切運行を行っています。今年も、すすきのでの忘年会の前に西4丁目からすすきのまで全線を走破してきました。


西4丁目停留所前の交差点。大通から南へ1ブロック下がった場所にあります。札幌市電は、地下鉄開業前には25kmに及ぶ路線網を有していたそうですが、現在は一条線(西4丁目~西15丁目)、山鼻西線(西15丁目~中央図書館前)、山鼻線(中央図書館前~すすきの)の3線計8.4kmが残るのみです。この3線は運行系統上では区別されておらず、大半の電車は西4丁目からすすきのまで直通運転されています。ちなみに、始端の西4丁目停留所から終端のすすきの停留所までは直線距離で僅か400m弱・徒歩5分程度ですが、市電路線は藻岩山麓までぐるっと迂回するので、全線乗ると45分ほど掛かります。


午後7時、貸切電車に乗車しました。


車内の様子。札幌市電は宴会用に市電の貸切運行プランを提供しているので、宴会に必要な機材は予めセット済み。今回の貸切運行はあくまで0次会なので、食事はマクドナルドのポテトやお菓子程度で抑えていました。


大泉洋のサイン。
今回の貸切電車の車両はM101という古参の車両でした。この車両、1961年に導入された50年選手で、元はラッシュアワーの輸送力増強用に、専用の付随車(Tc1)を引き連れて2両で運行され、札幌市民に「親子電車」として親しまれていました。ラッシュアワー時はM101&Tc1の親子で、それ以外はM101単独で走行できる設計だったのですが、連結や開放に手間がかかるため、実際には常に連結された状態で運行されていたそうです。常に連結した状態で走るのなら普通の連接車で済む話なので、結局M101と同じ形式の車両が増備されることはなく、1970年にはワンマン化のためにTc1が廃車され、M101が一人残ったわけです。同形式の車両が存在しない異色の存在だったため、他の車両に施された車体更新作業が行われず、M101は常に廃車の危機に瀕してきたのですが、その境遇が市民の同情を買ったからか、ラッピング広告電車が当たり前となった近年でも唯一旧市電塗装のまま運行され、保存車両のような扱いを受けています。(ラッピング広告されている電車の方が実は古かったりするのですが・・)
さて、前置きが長くなったのですが、このM101、市電旧塗装という古き良き外観のおかげで映画にも出演しているのですね。今年秋に公開された「探偵はBARにいる」の劇中で、道民が誇る大スター・大泉洋が乗車したそうで、車内にサインが残されていました。


この車両も、50年に渡って札幌の街並みの変貌を見続けてきたと思うと、ちょっと感慨深いですね。


今回の貸切運行では、途中で市電事業所での休憩・見学も行われました。中央図書館前からUターンして事業所内に入ると、場内に急カーブがあり、路面電車ならではの旋回半径に感動しました。


事業所では、電車から降りて、M101の車体をじっくり観賞したり、車庫内の車両を見学したりして楽しみました。


超広角レンズでちょっと格好良く撮ってみたり・・。昔の電車は絵になりますね。


さてさて、事業所の車庫では凄いものを見つけてしまいました。雪ミク電車2012です!


こちらは昨シーズンの雪まつりに合わせて運行された雪ミク電車2011。「札幌市、始まったな」と全国の鉄道ファン・2次元住民を歓喜させた車両でした。まさか、今シーズンも雪ミク電車が運行されるとは・・。しかもクオリティがさらに上がっていますよ。


雪ミク電車2012正面。
2011ver.では初音ミクの特製ヘッドマークが掲げられていましたが、今回は車体に直接イラストが描かれています。しかも可愛い。


車体側面の雪ミクイラスト。2011ver.では側面には雪ミクねんどろいど(フィギュア)の写真しか描かれていませんでしたが、今回はイラストも交えて一層萌え度(?)が上がっています。うむ、本当に可愛い。


車体側面に描かれた雪ミクねんどろいど2012の写真。雪ミクねんどろいどは2010年の雪まつりから登場し、毎年新しいver.が発売されているのですが、2012ver.も恐ろしく可愛いですね。また雪まつり期間中に整理券を求めて並ぶことになりそうです・・。


雪ミクねんどろいど2012ふくれっ面。これまで無かった表情ですね(ねんどろいどは顔パーツを換装すことで表情を変えることができます)。他に、焦り顔にも変えられるようです。これまた可愛いな・・。


雪ミク電車を見て久々に萌え萌えしてしまったのですが、その車庫の前には札幌市電ならではのササラ電車も待機していました。この日は雪が激しかったので、多分夜には出動したはずです。


ササラ電車のササラ。山口県産の竹を使った除雪装置ですね。これだけ近くで見たのは初めてでした。


事業所から再び貸切電車に乗り、終点のすすきのに到着しました。激しく雪が降る中ですが、忘年会シーズン真っ只中のすすきのはいつも以上に賑わっていました。


我々も、すすきのの某店にて忘年会の本番を楽しみました。牛もつ鍋と100品食べ放題という内容で、とってもお腹いっぱいになりました。


忘年会の帰り、すすきのを歩いていると餃子の王将を発見しました!なんとこの日に開店した道内1号店だそうです。この日は既に営業時間を過ぎていましたが、近々食べに行きたいですな。(何やら連日物凄い行列になっているそうですが)

北大理学部冬景色

2011年12月22日 01時53分39秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
ご無沙汰しております。もとすけです。
先週、私が現在携わっている研究の結果と考察のまとめを共同研究チームのメーリングリストに送付して以降、かなり熱い議論が続いていて、冬休み帰省が消滅の危機に瀕している今日この頃です。何しろ年明け早々の1月7日には国際シンポジウムでの発表が控えているので、年忘れなどと言ってられない状況なのです。でも、なんとか纏め上げて来週中ごろには実家に帰りたいと思っています。

さて、いつのまにか12月も下旬となっているわけですが、北大はすっかり冬景色です。
今回は、北大の冬景色に映える我が根城、理学部をいつもより少し凝った写真で紹介したいと思います。


冬の理学部本館(北大総合博物館)。
冬は木が枯れて全景が見易くなります。
昭和初期の重厚な建築が雪に映えて美しいです。


理学部2号館・5号館。
我が研究室がある建物です。理学部本館のイメージを踏襲していて、3階建ての低層部とセットバックした11階建ての高層部から成り、低層部の高さは理学部本館と揃えられています。私の所属する学科・専攻の学生は普通この建物で講義を受けます。


理学部2号館・5号館高層棟。
我が研究室はこの高層棟の中にあります。11階建てですが、かなり1階当たりの階高が高いので、多分50mくらいの高さはあると思います。北大の中でも最も高い建物の一つです。

おまけ

私の居部屋。
我が研究室では、学生の居部屋と実験室がきちんと分かれています。実験室の実験台も個人で指定されているので、研究室の構成人数が多い割に個人の空間が確保されていて過ごしやすいです。最近の私の悩みは、本棚が足りなくなってきたこと・・。あんまり本は買わないのですが、研究資料やら貰いものの本などで既に本棚は満杯状態。机の左後ろにも本棚があるので、現在そこも占拠している状態です。


ちなみに沖縄時代の研究机はこちら。
蝶の飼育部屋に間借りしている感じで研究用パソコンがありました。研究開始当初、個人用PCが割り当てられていたのは私だけで、他のPCは学生の共用となっていました。
私の卒業後、去年の1月に出張したときには現在の研究室の仕様に近くなっていて、居部屋と実験室がちゃんと分かれ、個人用机とPCが学生毎に割り当てられていました。

皆既月蝕2012

2011年12月11日 12時38分40秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
昨夜は皆既月蝕が全国で観測されました。
札幌は薄い雪雲の掛かるあいにくの天候でしたが、夜10時前に月の左側から欠け始め、11時頃の皆既寸前まで観察できました。しかし、肝腎の皆既開始の11時5分頃から厚い雲に阻まれ、赤銅色の満月を拝むことは終ぞ出来ませんでした・・。
というわけで、昨夜撮れたそれらしい写真は冒頭の一枚のみです。次回皆既月蝕を日本で見られるのは2014年10月とのこと。結構先なんですねぇ。とりあえず、来年5月の金冠日蝕の方を楽しみに待つことにしますか・・。

バルス!

2011年12月10日 18時59分26秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
昨晩の金曜ロードショーで放送された、「天空の城ラピュタ」のクライマックス(23時22分)のツイッターのタイムライン。
見事に「バルス!」一色でした。
この「バルス!」、なんと1秒間に14594ツイートもつぶやかれ、世界記録を更新したそうです。

私は某ミーティングに参加していたため、この時間は外食中で呟けませんでした・・。orz

週末便り。

2011年12月04日 18時22分10秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
この1週間は、明日から始まる学生実験TAの準備を中心に、来年3月の日本農芸化学会の発表登録や、先日のワークショップで得た知識を生かした研究データ纏め直しなどをして過ごしました。
・・・気付けばもう12月ですよ・・。2011年も間もなく終わりかぁ。もっとも、実は今の私は年末年始の休暇も無事に取れるか分からないくらい追い込まれてたりします。年明けの1月7日には、地元奈良にて科研費関連の国際シンポジウムで発表予定なのです。しかも、これが私にとっては初めてのポスター発表。今月22日まで続く学生実験TAと並行してポスター作りを進めます。さらに、上述の農芸化学会の要旨提出も今月中旬締め切りなので、目下執筆中。さらにさらに、件の論文化も年内には関係各位の了解を得たい(多分ミニプレゼンを行うことになります)ところなので、やはり並行して作業を進めなければ・・。Oh、なかなかの忙しさではないですか。でも、これを乗り越えればきっと明るい未来が待っているはず・・!引き続き頑張りますよ。

さて、そんな割と忙しい日々が続く今日この頃ですが、週末はゆったりと過ごしています。


この金曜日の夜は、北大マンドリンクラブ(北大チルコロ・マンドリニスティコ)「アウロラ」のコンサートを聴きにいきました。研究室の同僚が部員の関係者で、チケットを譲ってくれたのです。会場は私の大好きなKitara大ホールでした。
北大のマンドリンクラブは大正時代から続く由緒あるサークルで、私は今回初めてマンドリンの合奏を聴いたのですが、素晴らしい演奏でした。また、マンドリンはピックで弾く楽器なので、持続音を弾くためにトレモロ奏法を用いるのですが、オーケストラ曲をあの奏法で演奏しきるスタミナに脱帽しました。曲目もクラシックから映画音楽、創作曲まで盛り沢山で、2時間強の演奏を十分楽しむことができました。
演奏終了後には、会場の係員に断ってホールの写真も撮影でき(以前からの念願でした)、満足な夕べとなりました。


それにしても、Kitaraは本当に美しいホールですね。いつか個人的に貸し切ってみたいです。(笑)


そして昨日、土曜日は昼間ゆっくり家で過ごした後、夕方から研究室で作業してきました。
今週末の札幌は寒気と低気圧の影響で冬本番の様相を呈しており、昨日も一日で20センチくらい雪が積もりました。気温も下がったため、理学部と工学部の間にある大野池が凍結しているようでした。


つい1ヶ月ほど前、イチョウ葉の絨毯が見られたこの工学部前広場も・・、

昨夜にはすっかり雪で閉ざされていました。


この北13条通りのイチョウ並木も・・、

御覧の通り。

この週末に降った雪は湿り気が強く、まるで砂糖のような雪でした。もう少し気温が下がっていくと、これがパウダースノーに変わっていきます。(今シーズンはスキーに行けるかな?)

さて、今日もこれから研究室に行って、明日の学生実験の手順を予習してこようと思います。
ではでは・・。