うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

博士の異様な減量  または中年はいかにして20kgのダイエットに成功したか

2022年06月23日 16時33分13秒 | みかわ日記(愛知編)
永らくのお久しぶりです、もとすけです。
最後のまともな更新から三年余り。
この間、ヨーロッパに出張したり、職場の異動で札幌から愛知に移住したり、コロナ禍になったり、結婚したりと色々ありましたが、無事に生きておりました。


さて、さらっと書きましたが、実は今年の3月に結婚しました
去年の1月に出会い、初夏に正式にお付き合い開始、そしてこの春に結婚と、なかなかにスピード感のある1年でした。

そしてこの結婚を機に、私は一大ダイエットを決行しました。
去年6月の職場の定期健診で体重93.6 kg、BMI = 32を記録し、コロナワクチン優先接種対象になってしまったのですが、その後1年間で20 kg以上の減量に成功し、先日の健診でBMIも25を下回り、見事肥満を脱したのでした。

ダイエットを始めたのは去年7月下旬、両家顔合わせを8月に控え、さすがに少し痩せようと考えたのがきっかけでした。
元々、一昨年頃からコンビニやダイソーで売っているダイエットサプリを飲んだりしていたのですが、殆ど効果は見られず・・
そこで、今回のダイエットでは食事制限に取り組みました。



実は、以前に実家の父が晩ご飯をカゴメのスムージーに置き換えることで数kgの減量に成功していたのです。(その後置き換えに飽きたらしく、リバウンドしてしまいましたが)
私もそれに倣って晩ご飯をカゴメのスムージーに換えてみることにしました。ただ、スムージーだけだとさすがにお腹も空くし、タンパク質が不足するので、私の場合はサラダチキンとセットで食べることにしました。
スムージーが大体140 kcal、サラダチキンが100 kcal前後なので、合わせて240 kcalといったところです。置き換え前の晩ご飯は外食することが多く、ココイチ、サイゼリヤ、ステーキガスト、スシロー、マクドナルドなどによく通い、軽く1000 kcal以上食べていました。それと比べるとかなりのカロリーダウンです。

スムージー&サラダチキン生活を始めてみると、案外腹持ちが良く、味もそれぞれ数種類あるのですぐに飽きることはありませんでした。
それまでは晩ご飯を食べ過ぎてお腹が重くて寝付きが悪く、夜中に胃から食道に晩ご飯の消化物が逆流することもあったのが解消されたのも嬉しい効果でした。
また、晩ご飯のメニューを考えなくても良くなったこと、そして外食に比べて節約になったことも副次効果かと思います。
家族顔合わせは8月8日でしたが、その時点で約4 kgの減量に成功、辛うじて90 kgの大台を下回ることが出来ました。
置き換えダイエットを始めて以降も、数日に一回は晩ご飯に外食することがあったのですが、徐々に減らしていって、8月下旬には基本的に毎日スムージー&サラダチキンのみに切り替えました。
9月下旬には86 kg付近まで落ちてきましたが、その後はしばらく停滞、職場の出張や飲食などが入ると、少しリバウンドしてしまい、なかなか85 kgの壁を切ることが出来ませんでした。


ところで、このダイエットではスムージー&サラダチキン置き換えに加えて、9月頃からは漢方薬の防風通聖散、いわゆるナイシトールやコッコアポも飲み始めていました。コッコアポは昔、看護師さんの知り合いにダイエットに効くと聞いており、この機会に試してみたのでした。
10月に入って減量が停滞したとき、この防風通聖散の量を増やしてみました。コッコアポは女性向けということもあり、用量が少なめの3000 mg程度だったのですが、最近は5000 mgや6000 mg用量の防風通聖散も売られていて、私は(お値段とも相談して)薬局のプライベートブランドの5000 mg用量のものを飲むことにしました。すると、タイミングが良かったのか、また体重が減り始め、11月初めに当初から10 kg減量(83.6 kg)を達成しました。

この頃、私は彼女と結婚式・披露宴の準備に明け暮れていました。週末は結婚式場のある奈良まで彼女と出掛ける日々で、その帰り道の車中でダイエットの話になりました。実は10 kg減ったと伝えたところ、そんなに痩せたと思っていなかったそうで、せっかくやるのならこのままBMI 25未満を目指そうと発破をかけられてしまいました。実は彼女は医療従事者で、これまで様々な患者さんを診てきた経験から、肥満状態からは脱してほしいとの考えでした。
とはいえ、BMI 25以下といえば、私の場合さらに体重を10 kg以上減らさなければなりません。当初の目標は80 kgを切る程度だったので、これまでの方法でそこまで落とせる自信はありませんでした。

そこで、11月下旬には近所のフイットネスジムに加入し、本格的に運動を始めました。
有酸素運動は自宅だとエアロバイクしか出来なかったところ、ジムで水中ウォーキングを始めてみると、また体重が減り始め、12月中旬に81 kg程度まで下がりました。
ところが、そこからしばらくまた停滞期に突入。何をしても体重が変わらず、年を跨いで1月中旬になりました。

年明け早々には結婚式の前撮りがあり、当時はAB体のLサイズのタキシードを着て撮影に臨みました。撮影自体は楽しかったのですが、出来上がってきた写真を見ると、良い角度の写真もあるものの、横からの撮影だと私の二重顎が目立っていたり、サイズの大きなタキシードのために足が太く見えたりと、自分の体型が彼女と釣り合っていないことに愕然としたものでした。
これは結婚式本番に向けてさらに絞らなければなるまいと、1月中旬から有酸素運動をランニングに切り替えました。時速10 kmほどの早めのランニングです。これまでランニングを継続的にしたことが無かったのですが、体が軽くなったこともあって、以前よりも走るのが楽しくなり、30分くらいならば連続で走れるようになったのでした。

ランニングを始めると、再び体重が減り始め、1月19日についに80 kgを下回り、過去20年間で一番体重が軽くなりました。
さらに、2月下旬には76 kg程度まで下がりました。
この頃、結婚式まで半月ほどとなり、最終の衣装合わせを行いました。最初の衣装合わせからは9 kg、前撮りと比べても5 kgほど痩せたため、服のサイズも変わっており、ズボンはAB体のSサイズ、ジャケットもM サイズにダウンしました。
式場の方からはこれ以上痩せてしまうと本番で補正する必要が出てくるため、現状維持を頼まれました。

そうして、3月6日、結婚式・披露宴当日を迎えました。当日の体重は75.3 kg、久しぶりに会う親戚や友人たちは口々に「痩せたねぇ」と褒めてくれました。写真も当日の方がより写りが良く、式・披露宴自体も良い雰囲気で行えたので、満足のいく一日になりました。
その翌日には片付けを終えて、早速新婚旅行へ。海外旅行の困難なご時世、行き先は2人が興味を持っていた屋久島でした。往復20 km以上の行程の縄文杉トレッキングにも夫婦で参加したのですが、ダイエットと日々の運動のおかげで、無事に2人揃って縄文杉を拝むことが出来ました。


新婚旅行はホテルで立派な夕食も付いていましたが、トレッキングで体を動かしたため、殆ど体重は増えませんでした。
新婚旅行の後、親戚の法事と祖父母への挨拶のための九州旅行を経て、ダイエットを再開、防風通聖散は3月で飲み終え、4月からは筋肉維持のため、プロテインを飲み始めました。
6月現在の体重は最低で71.7 kgとなり、去年6月と比べると実に22 kg減となっています。


ということで、昨年からの体重変化のグラフです。
途中で停滞期を挟みつつも、順調に落ちてきたことが分かります。
ダイエットを始めた時点では、ここまで減るとは思っていませんでしたので、自分でも驚きです。

最近では痩せ形の弟の高校時代の体操着も入るようになり、ジムの運動着として使っています。
ユニクロの服のサイズもXLしか入らなかったところ、今ではLサイズやMサイズも入るようになり、着られる服のバリエーションも増えました。
なお、このダイエット期間中にウエストサイズが十数センチ小さくなったため、ユニクロのジーンズを5回も買い替えました。下着やよそ行きの服の買い替えが目下の課題です。

というわけで、長々とダイエット体験について語ってしまいました。
これまで成功したためしが無かった私としては、結局食事制限が一番効いたのかなと思っています。防風通聖散と適度な運動も加わって、良い形で痩せることが出来たのだろうと思います。
引き続き、リバウンドしないように、ボディメイクする方向で取り組み続けていこうと思います。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2022-06-29 15:28:51
父親はリバウンドしていないよ
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