吃飯了没有?

元中国深セン駐在員のブログ~中国・中国芸能情報・各方面の旅行日記、日本の街歩き情報を配信します。

レイトオータム

2012-12-18 21:15:44 | 音楽・映画 芸能情報
今年もあと1週間ちょっと。早く年始を迎えて台湾高雄の旅行を楽しみたいです。しかしその前の今週末12/21は世界終末の日です。中国では懸念している人が多いと聞きますが、どうなることでしょうか?


↑さて、先日コメントした湯唯さん主演の映画「レイトオータム」を見てみました。鑑賞を終えての感想ですが、期待外れでした。韓国映画ってやっぱりこういうややグロイ映画になってしまうんですよね。どうしてドラマは冬ソナのような清潔感溢れるものが多いのに、映画になるとドロドロな感じになってしまうのでしょう?

湯唯さんの役アンナは、映画の始まりから殺人犯として登場し、牢屋に入っている女性役になっています。ここからして彼女に合っていません。そんな彼女が出会うのはヒョンビン演じるのは、アメリカに暮らす韓国人ホスト。この設定から私の好む映画から遠ざかってしまいました。

ということで、あまりお勧めできる映画ではありませんので、ストーリー等の紹介は他のサイトにお任せします。

湯唯さんには、もっと現実をひたむきに生きる女性の役か、明るく元気に生きる女性の役を演じてもらいたいです。

映画の話をしましたので、今私が見たい映画。それはアンディラウ主演の「桃さんのしあわせ」です。私のいる宇都宮の映画館で2月末から上映されるようなので、この映画は必ず見ようと思っています。

イヴァナ・ウォン「我真的受傷了」

2012-12-15 21:37:58 | 音楽・映画 芸能情報
今日TSUTAYAに行ったら、何と湯唯さん主演の「レイトオータム」を貸し出していました。嬉しいですね。今晩ゆっくり鑑賞します!感想は後日。


↑さて、今日はまた音楽の紹介を。前回紹介した映画の主役、張学友さんも歌われている歌です。曲名はイヴァナ・ウォンの「我真的受傷了」。失恋ソングで彼女の甘いしっとりした声がとても素敵な曲なのですが、歌詞の物語の背景に「音」の存在が感じられて、私にとっては珠玉の1曲となりました。声の音、電話の呼び鈴の音、音楽の音、雨の音・・・。

広東ポップは本当に層が厚くて素敵な歌手と曲が多いです。イヴァナ・ウォンさんは、何かの音楽祭が香港コロシアムで開催されたときに生で見たことがあります。香港や深センの音楽会は、簡単にチケットを入手することが出来て色々楽しませてもらいました。今ここ日本で足を運びたい音楽会はほとんどないので、この差に愕然としてしまいます。

MVをここに貼っておきます。このMVですが、前半をイヴァナ・ウォンさんが、後半を張学友さんが「我真的受傷了」を歌っています。両人とも本当に歌がうまくて心から感心してしまいます。やっぱりまた香港でこういったコンサートに足を運びたいですね。

ここのブログで何度かコメントしましたが、中国華南地区にいながら華流芸能に全く興味がないとしたら、本当に残念なことと私は思います。

ちなみにこの曲を、こえまた私が好きなHebeが歌っているバージョンがあります。こちらに貼っておきます。Hebeも歌が上手いですね。

月満軒尼詩

2012-12-08 20:44:44 | 音楽・映画 芸能情報
師走とはよくいったもので、本当に忙しい毎日が続いています。あと2週間ほど多忙な状況が続きますが、年始の高雄旅行を楽しみに何とか乗り切ろうと思っています。

さて、今日は最近見終えた映画「月満軒尼詩」を紹介します。英題はCrossing Hennessyとなっていますね。


↑以前もお話しましたが、この映画の主人公の一人は湯唯さんです。そして相手方は張学友さん。見終えての感想ですが、本当に楽しい映画でした。映画全編が湾仔で撮影されていて見覚えのある光景が流れてきて、そこで繰り広げられるラブコメディータッチの人間ドラマは、見ていて面白かったです。

でもご注意ください。私の場合、香港に足を運んだ回数は数知れず、香港湾仔という場所、そして映画のタイトル「ヘネシーロード軒尼詩道」の地理的状況も理解していて、その上香港映画好きなのでこの映画の面白さを感じたのです。

深セン駐在時代に毎晩星光電視台で放映されていた香港映画を見て、あの何とも言えないくだらなさ、ゆるさにはまってしまいました。このB級的な面白さと、香港華流映画に見られる少しバイオレンスさがこの映画にも含まれていました。

映画のあらすじは他のブログにお任せするとして、この映画で懐かしく思ってしまうのが、二人が足を運んだ茶餐廰の存在でしょう。一人でも気軽に入れてお茶を飲んだり簡単な美味しい料理を食べたりすることが出来る茶餐廰は、中国駐在時代、本当にお世話になりました。

映画の中で湯唯さん演じる愛蓮は、一人でお茶しながら本を読んでいましたね。羨ましい光景でした。日本ではなかなかこういうお店はないですからね。

それと湯唯さん、やっぱり素敵な女優さんだなあと思いました。張学友演じる小来との関係が悪化して、一人飛び出して湾仔の税務局へ渡る陸橋の上で一人泣くシーンなど、心を動かされずにはいられませんでした。今後、彼女も応援していきたいと思っています。彼女の最新映画「晩秋」も絶対見ます。

今日紹介した「月満軒尼詩」ですが、私はこちらで見ました。でもストリーミングがしょっちゅう詰まってしまって鑑賞するのに相当時間がかかってしまいましたのでご注意を!

愛があるから 鹿児島の恋

2012-11-28 21:59:01 | 音楽・映画 芸能情報
今年の冬休みですが・・・結局台湾高雄に行くことにしました。年明けてから向かいます。飛行機もホテルもネットで予約済み。裏町を色々歩いてみたいですね。


↑話題変わってとちぎテレビで既に始まっていた台湾ドラマ「愛があるから 鹿児島の恋」を、昨日初めて見てみました。原題は「愛譲我們在一起」。初めて見た感想ですが、俳優人に魅力を感じませんでした。ストーリーも私の好きな感じではなさそうです・・・。次回からはパスすることになりそうです。

それよりも毎週水曜日にBS日テレでやっている「五月に降る雪」はF4のケン・チュウが懐かしくて楽しんで見ています。深セン駐在を始めたとき、中国語の勉強のために流星花園をよく見ましたからね・・・。

捜査官X

2012-11-25 21:42:48 | 音楽・映画 芸能情報
年末年始の行先はまだ決めていませんが・・・、現時点やっぱり香港はやめて高雄行きを考えています。理由ですが、やっぱり安心して旅行出来る場所でゆっくりしたいのと、日本人旅行者がそう多くない場所で、かつ前回の高雄旅行で行けなかった場所が幾つかあるからです。愛河ももっと散策したかったですし、旗津に渡って海鮮料理を食べてみたかったからです・・・。今週決めようと思っています。


↑さて、久しぶりに映画の紹介です。原題は「武侠」。20世紀初頭の中国を舞台に、田舎の村で発生した怪事件に挑む捜査官を中心に、謎めいた1人の村人の素性と事件の真相を巡るミステリー・アクションです。私の好きな金城武が捜査官に扮し素敵な作品となっています。

ストーリー、あらすじ等は他のサイトにお任せしますが、非常に怪しげな、ややグロい感じの雰囲気が中国映画っぽくて気に入りました。後半のストーリー展開はちょっといただけませんでしたが・・・。

この映画の素晴らしいところは出演している俳優人です。ドニー・イェンは謎めいた村人役、そしてその妻役として湯唯が熱演しています。特にこの湯唯の目力に感心しました。言葉は放たなくても何かを訴えようとする目の表現。引き込まれました。

湯唯さん、ラストコーションでは色々と批判されてしまい、大陸を離れて今は香港に住んでいらしゃるのでしょうかね?その香港を舞台に彼女が出演された映画「Crossing Hennessy」を見損ねたのでDVDを買いたいのですが・・・、未だ入手出来ていません。(どこかネットで見れないか、後日確認してみようと思っています。)

レイトオータムという映画も是非とも見てみたいです。

父の初七日

2012-10-22 23:20:59 | 音楽・映画 芸能情報
今日NHKのファミリーヒストリーで、女優の余貴美子さんが登場されていました。彼女、お父様が台湾人、お母様が日本人のハーフでいらっしゃったんですね。余家のルーツが広東省の官坪村という客家村にあったことや、何故彼女の祖父が台湾に移り住んで最後は日本に渡って来られたのかが明らかになってきました。

人間って本当に色々な歴史があるんだなあということを実感するとともに、余貴美子さんという女優さんを応援したくなりました。


↑ということで、台湾繋がりということでまた台湾の映画の紹介です。この映画、2010年に台湾のアカデミー賞である金馬奨2冠の作品です。台湾全土に大きな感動と共感を巻き起こし、異例のロングランヒットを記録したそうです。そんな映画のDVDがたまたまTSUTAYAに置いてあって、迷わず借りてしまいました。

映画は、突然訪れた父の死の後、その葬儀を巡る喧騒と混乱をコメディタッチで描いた内容で、古い葬儀の風習に戸惑い翻弄される家族の様子が描かれていて、最初はさして面白い映画ではないなあと思っていたのですが・・・。

見ていくうちにだんだん映画に引き込まれていき、台湾の田舎の素朴な風景と俳優人の何気ない演技から、故郷とはそして家族とは何であるのかを思い起こさせる郷愁を感じさせる映画へと変化していきました。最後の方で、香港で働くことになった娘のアメイが、香港から台湾に帰省する際、いつもお土産として免税のたばこを買っていたことを思い出し、今はその必要のなくなったことに寂しさを覚えて泣き崩れるシーンには切なさを覚えました。

愛如潮水

2012-10-17 21:40:09 | 音楽・映画 芸能情報
先日また上海で日本人が暴行を受けたようで・・・、いやはや中国での一人歩きは相当注意しないといけない状況になってしまいました。

ここまで来ると興ざめという感じで、年末に中国に再上陸する思いは薄れてきています。その代わりに台湾へ行こうかと思っていましたが、今年の年末休みは長くなりそうなので、シンガポールまで足を運んでみることも視野に入り始めています。。。どうしようか・・・。

さて、今日は私の好きな「愛如潮水」という曲を紹介します。


↑この曲、張信哲さんが歌って大ヒットしましたが、彼もまた台湾台中出身です。こういう台湾のバラッドが今の私の心には違和感なく入ってきます。歌詞の内容と歌声、曲調が綺麗だからでしょうね。想いが届かない彼女に対する心の内を歌った哀しい曲です・・・。興味ある方は、是非こちらで視聴されてみて下さい。歌詞の内容はいつもの通りこちらで。

尚、この愛如潮水は、私が大好きな蔡淳佳さんが歌われたバージョンもあります。彼女のバージョンはアコースティック版でとっても素敵です。画面は固定ですが、こちらで聞けます!

蔡淳佳さんと言えばシンガポール。シンガポールへ行ったら彼女のCDやDVDを購入したいです。そして彼女が経営する眼鏡店にも足を運んでみたいですね。

話変わって、台湾の歌手と言えば、今日ネットニュースで流れていましたが、王力宏さんがブログで日本のカメラの宣伝をしたらブログが炎上したとか。。。彼はニコンの宣伝に起用されて久しく、彼がニコンカメラの宣伝をするのは当然のことなのですが。ここまで来ると唖然としてしまいます。

中国娘

2012-10-09 23:52:21 | 音楽・映画 芸能情報

↑以前ちらっとコメントした映画「中国娘」。TSUTAYAでDVDを眺めていたらたまたま目に入ったので借りてみました。2009年第62回ロカルノ国際映画祭金豹賞受賞作のようです。

内容は中国の田舎出身の小姐が、田舎暮らしを捨て都会暮らしを始め、お金が必要なために裏の世界に身を投じ、その世界から逃れるためにイギリスに渡り、そこで出会ったやもめの老人と結婚し・・・、といった彼女の男性遍歴を絡めた国をまたいだロードムービー的ストーリーでした。

この映画、映画だけの世界かと言えばそうでないんですよね。中国の田舎出身の小姐達は大なり小なり成功や夢を求めて都会に出てくるのですが、大抵な人は現実の厳しさにぶち当たり、ある人は簡単にお金が手に入る裏の世界に走ってしまうのです。

中には田舎の家族に送金しなくてはいけない小姐もいて、彼女たちが置かれている境遇を私もこの目で色々と見てきたので可哀そうだなあと感じることもありました。

いずれにしてもこの映画、そういった裏の世界の映像が色々と流れてきますので、そういう世界を敬遠される方には全くお勧めしません。でもこれが今の中国の現実の一面なので、そういう面を知りたい方はご覧いただければと思います。

張恵妹「聴海」

2012-09-27 22:19:59 | 音楽・映画 芸能情報
最近中国関係は面白くない状況なので、また歌の話題に。また私の好きな歌シリーズです。


↑今日紹介する歌は「聴海」。中華圏の芸能がお好きな方なら知らない人はいないほど有名な張恵妹さんの代表作の1つです。彼女ですが、台湾原住民のプユマ族(卑南族)出身で色々な心情を歌ったバラッド歌手として知られていて、台湾だけでなく大陸や中華圏の様々な国で大人気の歌手となっています。阿妹という愛称で知られていますね。

私は非常に残念ながら、深セン駐在中に彼女のコンサートに出会える機会がありませんでした。もし深セン、香港、マカオに来ていたら間違いなく足を運んだことでしょう。

今回の「聴海」は、片思いの女性の心情を海の変化になぞらえるところ、海に囲まれた台湾の風景と重なり合ってとても印象的な歌となっています。台湾の美しい、しかしときには厳しい海の自然風景とそこに佇む主人公の女性の心情、色々とストーリーを考えてしまいます。

曲自体もメロディラインやサビが本当に聞き易くて綺麗な曲と思います。彼女のややハスキーな歌声に非常に合っています。台湾にはまだ彼女のような本物の歌手が活躍できる土壌があって、中華音楽ファンである私にとっては本当に嬉しいです。

「聴海」をお聞きになられたい方はこちらで。この歌の歌詞はこちらで確認いただけます。

台湾ドラマ「五月に降る雪」

2012-09-16 15:03:23 | 音楽・映画 芸能情報
今日もメディアはデモのニュースで持ちきりです。中国のサイトを眺めているとかなりエスカレートしているサイトもあって緊張感が続いています。今週火曜日9/18は柳条湖事件があった日で、デモのピークを迎えそうです。駐在員の皆さんは、ただでさえ気苦労が多いと思いますが、当面成り行きを見守るしか手はないでしょうね。

中国大陸とは違って、やっぱり落ち着いているのが台湾です。反日感情を持った人はいるのでしょうが、あのような暴徒に発展する可能性はほとんどないので、やっぱり民度の現れなのでしょう。この民度という言葉は、中国人のあちこちのサイトでも「中国人は日本の民度を見習うべき」と書かれていますが、今回の暴動に関しては抗日無罪的な風潮になっているのが気になります。

今年の冬休み、深セン、香港、マカオに里帰りしようかと思っていましたが、今の状況では断念せざるを得ないでしょう。その場合は当然台北行きとなります。


↑ということで、私はどうしても台湾寄りになってしまいます。そんな私の好きな台湾のドラマがまたBS日テレで放映されます。10/3から始まりますが、タイトルは「五月に降る雪」。同じような名前の映画がありましたが、あの映画とは無縁です。でも映画と同じあの花(油桐花)が主題になっているようです。一度見てみたい花ですね。

国語タイトルは「記得, 我們有約」。全く異なるタイトルですね。いつものことですが、タイトルの付け方、もう少し原題を尊重できないものでしょうか?

台湾北西部の苗栗村が舞台になっているようです。また新しい台湾の魅力に触れることが出来そうで期待しています。

そうそう、話変わって9/18にフジテレビ19時より台湾グルメの番組が放映されるそうです。どんな番組かわかりませんが、色々B級グルメが紹介されると思いますので楽しみです。

ということで、またまた台湾の紹介ブログになってしまいました。あしからず。