例年、梅雨時は庭花が少なくなる。
秋田地方は空梅雨の年も有るが、今年はしっかり梅雨空が続いている。
それでも今のところ水害等は免れている(災害に遭われた皆様、お見舞い申し上げます)。
雨続きのせいか花の咲き具合はあまり宜しくない。
ホタルブクロ
或る方から、ホタルブクロは暴れるのでけっして地植えしてはならないと注意されたが、
うちの庭では暴れるどころかすぐに枯れてしまう。かわりに他の花が植わっている鉢に侵入、
元の花を駆逐して鉢の中で増えている。
なんかカッコウみたいな生態だが、そのまんま咲かせている。
ホタルブクロ スイセンノウ
スイセンノウは酔仙翁と書き、濃いマゼンタやほろ酔い加減に紅くなった色合いが一般的だが、
うちの庭では純白ばかりが繁茂している。酒好きの庭主人とは違い、スイセンノウは素面ばかりになってしまった。
ナツツバキ
ナツツバキの花は白と決まっているが、うちのものは咲いているうちに仄かに紅をさすことが多い。
皆さんのお家のものはどうだろうか。
次は一見、タチアオイのようだが、アルセア・ルゴサという別種。
3m近くまで生長する年も有るが、今年は2mに満たない。
今年は春、根元にヒナゲシのタネを蒔いた。
今頃になり、咲き出しているが、残念、雨に打たれてさっぱり見栄えがしない。
雨の多い年、この手の一年草は難儀する。
カラー。
品種名は「ピカソ」というらしい。
こちらの品種名は不明。一般的な黄色花だ。
どちらも鉢に植えっぱなし、冬場は室内で避寒するが、毎年よく咲いてくれる。
カラーの花を見ると、いつもミズバショウを連想する。
同じサトイモ科なのでつくりは同じ。しかし両方の写真を並べて見るとやはり違う。
2020/06/22 月山のミズバショウ。
高山ではニッコウキスゲが咲くシーズンだ。
2020/07/03 森吉山のニッコウキスゲ。
それの代用品?としてうちではヘメロカリスを数品種植えている。
が、今年のヘメロカリスはパッとしない。
庭のヘメロカリス `ステラ・デ・オロ'
理由は
6月中旬の生育期、近所の野良猫が葉の茂みを寝床にしてしまったせいだ。
2020/06/15
他のヘメロカリス。
毎年対応に苦慮している凶悪なアブラムシが今年は発生していない。
それは雨続きのせいだろう。
この小さな草はヒメヤブラン。十数年前に導入した。
花は地味だが、グランドカバー(雑草塞ぎ)として重宝している。
盛夏の庭の主役、アガパンサスだが、今年は異常に蕾の出が悪い。
こんなことは今までに経験したことが無い。どうしたんだろう。
ちなみに昨年はこうだった。2019/07/21撮影。
以上。
アガパンサス、どうしたんでしょうね。
昨年は見事でしたのに。
ヘメロカリス、うちのはまだ咲きませんが、毎年茎に
ビッシリと貝殻虫がつき、とても気持ちわるいです。
今年は早々と根元に薬をまいておきました。
アガパンサス衰退の原因は不明です。
高山のニッコウキスゲやコバイケイソウならば多く咲いた後の数年はエネルギー充填のためお休みしますが、
アガパンサスについてはそんな話は聞いたことがありません。私にできるのはただ見守るだけです。
ヘメロカリスのアブラムシには参ってます。例年、オルトランを撒くと一時的には収まりますが、すぐまた大発生します。
今年は雨続きなので、発生そのものが抑制されているようです。