(本頁は「2018年6月3日、虎毛山1」の続きである。)
木の根っこが剥き出しになった急斜面を登っていく。
急斜面がひと段落したかと思ったら、
今度は枯れたり、倒れた針葉樹がやたらと多くなった。
これは台風のせいだろうか。
枯れた針葉樹林
(右上)枯れていない針葉樹林
ここの針葉樹はヒバ(ヒノキアスナロ)やクロベだという。
秋田の山は植林された山を除けば、どこもブナやナラなど広葉樹林ばかりだ。
一部の山では天然スギが見られるが、
虎毛山のようにスギ以外の針葉樹が多い山は珍しいと思う。
この木はたぶんクロベ。
ちょろっと鳥海山が見えた。
反対側には虎毛山の一部が見えた。
更に登るとブナの林に突入。
樹林内にはサラサドウダンが群生していた。
珍妙な樹木がいっぱい。
(右上)夫婦桧
樹間越しに残雪の山が見えた。
これは神室連峰最高峰・小又山と左奥に火打岳。
この木は怪獣エレキングを連想させた。
またまた樹間越しの山岳風景。
こちらは遠くのお山ばかり。山形県の葉山とその陰に朝日連峰。
ブナ林の登りは続く。
そうこうしているうちにポッカリと1234m分岐地点(右上)。
(´π`;)一応、ここまではコースタイムの三時間で到着した。
「虎毛山3」へ続く。
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