モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

五月下旬の姫神山には何が咲く。前編(2021年5月26日)

2021年06月03日 | 岩手山と姫神山

このところ秋田の天気は不順だが、5月26日は一日だけ晴れるとの予報だった。
こういう日は真昼岳に登ってオサバグサを見ようかなと思い、早朝に家を出た。
しかし真昼岳の見えるあたりまで行ったら、件の山にはどす黒い雲がかかっていた。
今日は予報が外れ、山はダメかなと思ったが、
北の方は明るく、岩手の方には青空が出ていたので、姫神山に変更することにした。

その結果、殿様知事の「(`◇´)県をまたぐな。」のご禁制を破ることになるが、
岩手に越境したら、思った通り、姫神山はしっかり晴れていた。
その向かいの岩手山は何やら頭が白く輝いていた。

雫石町上野付近から岩手山を望む。






初夏だというのに新雪が降ったようだ。姫神山から眺めたら、さぞかし奇麗なことだろう。
姫神山は今まで五月十日頃には登っているが、下旬は初めてだ。
今頃の時期は何が咲いているか、それを確かめる意味でも登ろうと思った。

国道4号線を降り、芋田から姫神山に向かうと、途中でドーンと姫神山。
この「↑ 姫神山」の立札にはいつも笑ってしまう。




今回の非合法マップ



こわ坂コースを歩き出すとほどなく岩手山が見えてくる。雫石から見た時よりも雪が少ない感じ。




その後のこわ坂コースの登り。森林で景色は皆無。花はさっぱりだった。

 

                                            カタクリの実。

ツチグリ                                   薄紫花弁のエンレイソウ。
 


右上のエンレイソウは当初、ムラサキエンレイソウかなと思ったが、
ミヤマエンレイソウの花は古くなると紫がかるとも聞くので、いずれとも判断しかねる。

以前、五月十日頃に登った時はエンレイソウやミヤマエンレイソウが盛りだったが、今回はほとんどが終わっていた。
以下は山頂近くで見かけた数少ない残り花。

ミヤマエンレイソウ


ミヤマエンレイソウ
 
                                             エンレイソウ


かわりにいっぱい咲いていたのは、クルマバツクバネソウ。

クルマバツクバネソウ



この山にはクルマバが多く、ただのツクバネソウは意外と少なかった。

クルマバツクバネソウ
 
                                                ツクバネソウ

エンレイソウは3。ツクバネソウは4。
葉の枚数にこだわった植物をもう少し並べてみる。

葉が五枚の植物。

ヤグルマソウ
 
                                            ヒメゴヨウイチゴ


山頂近くなると岩場が少し現れてくる。

 
                                           ムラサキヤシオ

木の花が少し現れる。

コヨウラクツツジ


オオカメノキ




ミヤマスミレの咲き残り
 
                                          こわ坂コース、最後の登り


後編」へ続く。


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