(本頁は「五月下旬の姫神山には何が咲く。前編」の続きです。)
こわ坂コースは山頂まで樹林の中を進む。
したがって景色は何も見えないが、山頂に着いた途端にこのような大展望が。
眺めの良い山は数あれどこれほどの広がり、感動をもたらす山頂を私は他に知らない。
今日は雲が多く、視程もそれほど良くなかったが、この時期としてはまあまあ好い方だろう。
西側、岩手山を中心とした眺め
岩手山
早池峰山
東側、北上山地の眺め
秋田駒ヶ岳、乳頭山方面
山頂で咲いていた花。今回は二種類だけだった。
アズマギク
他にはタチツボスミレくらいか。
こわ坂ルートをピストンで下山した後、一本杉ルートの登山口になっている一本杉園地に寄ってみた。
一本杉園地から岩手山を望む。
ここは一昨年の5月10日、立ち寄った時、秋田では極めて珍しいアケボノスミレを見つけ、感激した場所だ(記録はこちら)。
今回も何か珍しい花がないかと立ち寄ってみた。実はオキナグサを探したのだが、それは見つけられなかった。
その代わり、見つけた他の花たちを。
ここにもアズマギクが。草地なので当然か。
ホタルカズラは疎らながらも園地のほぼ全域に広がっていた。
ホタルカズラ
スミレ
スズラン
姫神山の帰り道、とある山の林にちょっとだけ寄ってみた。
とある山の林
ここにはたしかヤマシャクヤクが有った筈で、
タイミングが良ければ開花シーンに逢えるかも・・・と淡い期待を抱いて立ち寄った。
結論は、あぅぅ(つдi)残念。まだ固い蕾だった。
24日、男鹿では十数株、全てが散った後だった(記録はこちら)。今年は開花を見ずにシーズンが終わるのか。
ヤマシャクヤク(蕾)
ヤマシャクヤク(蕾)
オオヤマオダマキだろうか。一個だけ咲き出していた。
帰りに見た岩手山。
山はもう黒くなっていた。今朝見た新雪は春の淡雪だった。
このすぐ近くで秋田ナンバーのSUVが岩手県警の白バイに捕まっていた。
自分も昨年、早池峰山の帰り、岩手県に高い通行料を払っている。コロナも嫌だが、こちらも注意。注意。
帰宅したら、自宅のシャクヤク(園芸品種)が開花中だった。
あれから一週間。
6月2日にとある山の林に行ってみた。小雨の降るあいにくの天気だったが、それは咲いていた。
ササバギンラン
ヤマシャクヤク
ヤマシャクヤク
今年も一応、開花を見ることが出来た。
オオヤマオダマキ
以上。
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