今年の冬も昨年同様寒いと、気象庁からも発表がありました。
今のところに引越してから、一番の冷え込み方かと。
日較差が大きいことで身体には堪えますが、紅葉の映えは良いです。
酷暑がなければ葉の傷みがもっと少なかったのにと残念でしたが。
さて住宅街のコンクリートの法面に匍う、ツタ(蔦)をパチリ。
見事な色ですがまたもやスマホカメラ。肉眼で見るのとは違います。
補正するのが当たり前と言われても、やはり違うものは違う。
ところで「匍う」と記しましたが、蔦は絡まるのではと思う人もいるでしょう。
そういう詩がありますから。
でも、まあ建物に絡んでいるのは確かでしょうが、
よく見るとツタは、付着根とよばれる根が、吸盤のようにして貼り付いているのです。
決してつるが絡みついている訳ではありません。写真は撮っていませんが、
今の時代検索すればズバリの写真を見ることができるでしょう。とごまかしておく。
私の学生時代では、図鑑とにらめっこ。マニュアルのカメラで撮り、
フィルムを自分で現像して焼き付けてと、苦労したものです。
ツタの紅葉が赤いのも、それが糖分をよく含んでいるからかと勝手に仮説を立てちゃいます。
枕草子にも、冬季のツタの樹液を煮詰めて甘味料として、貴族は食していたようなことが
書かれているとか。文学歴史に疎い私ですが、植物の本を読んでいると時たまこういう事実に出会います。引用はどこと言われてももう現役を退いてだいぶ経ってしまったので覚えていませんが、
さらっとこういうこと言えちゃうのすごい。自分で言うから誰も信じないし
結果を出さなかったので誰からも評価されず歴史にも残らない。
タイミングが悪いというか人の話を聞き入れないというかで運命なんか変わっちゃう。
それでもいいや、平成枯れススキ、負け犬、人生のテンカウントが始まっちゃう
なんとでも言ってくれw