昔、父がいた頃の話。休みの日は日中昼まで寝ていた。
そんなありさまが嫌いだった。
仕事仕事で疲れているのだろうけど、
だったら帰ってきてからウィスキーとか飲んでるんじゃねーよとか。
「一日時間があれば寝てばかり」そんな人間は嫌だと。
休日を寝て過ごすのはカスだと。(まぁそんなの個人の自由なんだけどさ)
でも、そんな嫌な人間にならぬつもりがなっていた。
自分自身が嫌いでたまらない。
しかも仕事が、嫌で疲れて。ここまで自分に合わない仕事があるとは。
もっとも私は今となっては父の仕事ぶりは嫌いではなかったし、
むしろすごいことをサラッとやっていたと思っている。
漫画『巨人の星』の星一徹を思い起こすことも。
もう30年以上会っていないが、今後も会うことはない。
嫌いとかいうのではなくて、昔家族と呼ばれていた人たちとは
今後一切関わりを持たない「絶縁」を続けるからだ。
私が本当の自分でいるために、縁を切った人たちには二度とかかわりたくないので。
単なる恨みつらみとか単純なものではない。
あー明日も延命のための日銭稼ぎか。いやだいやだ。