塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

チアホーンを使って応援していたあの頃

2011-03-01 01:41:18 | 日記
 先日カズについてのブログを書くために、1993年Jリーグ開幕当時のサッカー
雑誌を読み直したのですが、2011年の今とは明らかに

 「隔世」

 の感が強いですね。

 特に誌面の広告で

 「ミサンガ」
 「チアホーン」

 が掲載されていることには、正直「苦笑」してしまいました。

 これらは当時の最先端であり、言い換えれば単なるファッションであり、現在のような
「ムーブメント」ではないからです。

 昨年のワールドカップでは「ブブゼラ」が大きな話題を集めましたが、18年前の日本
ではこれと同じ

 「鳴り物」

 での応援が普通だったんですよね。

 当時のJリーグには欧州と南米から多くの外国人選手が在籍していましたが、彼らは
スタジアムに響くチアホーンの音を、どのように感じていたのでしょうか?

 彼らの国の応援は「歌」や「拍手」のように自分の体を使う応援が基本ですから、選手
たちは奇妙な感覚の中で戦っていたのかもしれません。

 いつ頃からチアホーンの応援が無くなったのか記億にありませんが、18年の歳月を経て
日本のスタジアムの風景も、本場と変わらなくなりつつある事だけは間違いありません。

 チアホーンの音量が近隣に迷惑だったという話は耳にしたことがありますが、それ以上に

 「ライト層」

 のファンがJリーグから離れたことが、一番の要因だと僕は分析します。
コメント
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