実は1980年代まで、日本の首相や大臣が靖国神社を訪問しても、韓国と中国陣営は気に留めなかったといいます。
しかし共同通信社が生稲晃子外務大臣政務官が、靖国神社を訪問した過去を持つと報じたことが「誤報」とされ、謝罪することとなりました。
僕はよく思うのですが、日本のマスメディアはとりわけ
自分たちに取材方法や記事の執筆は、常に正鵠を得ている
従って政治家や選手たちに関する記事には自信がある
と思う理由は何でしょうか。
僕はこの態度はすごく傲慢に見えてるのですがね。
1998年ワールドカップ、フランス国内も同様でした。
ル・キップは代表監督のエメ・ジャッケに対し
「あいつは代表監督にふさわしくない」
「間抜けの金玉野郎」
「やつでは優勝など夢だね」
と罵倒しつづけ、批判を止めることはありませんでした。
対照的にフランス・フットボールは、ジャッケは代表監督として良い仕事をしていると擁護するんですね。
フランス代表が決勝戦に進出すると、自分たちの主義主張、ある面「ご都合主義」で書かれた記事と正反対の結果となり
「我々は謝罪します」
と伝えますが、ジャッケの優勝インタビューはとることができませんでした。
あとでル・キップは、「私たちの記事が彼の人権を踏みにじった事も間違いない」と訂正していますが、当時執筆の段階からどうしてこんな簡単なことに気づかなかったのでしょうか。
この苦い不遜な態度は、2010年のワールドカップ、レイモン・ドメネクと選手たちの対立を防げませんでした。
つまり代表監督に意見することに、抵抗感を抱いてしまい、問題を先送りしてしまったのです・4
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます