面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

政治家になりたい、が

2023-01-04 19:43:40 | 日本人への呼びかけ
~~引用ここから~~
元首相が36年間、朝の駅前に立ち続ける理由 原点に松下幸之助さんの助言

元首相が36年間、朝の駅前に立ち続ける理由 原点に松下幸之助さんの助言

【東京ウオッチ】「おはようございます」―。昨年末、まだ夜のとばりが降りたままの午前6時前。千葉県内のJR駅前に、背広姿をした政治家の声...【東京ウオッチ】「おはようご...

西日本新聞me

 


【東京ウオッチ】「おはようございます」―。昨年末、まだ夜のとばりが降りたままの午前6時前。千葉県内のJR駅前に、背広姿をした政治家の声が響いた。

 気温は2度。コートを着ないと凍えそうだが、この男性は平気な顔をして、自身の活動をつづった政策ビラを通勤客に配っていく。ビラを受け取ってもらえなくても、頭を下げ「いってらっしゃい」と声をかけた。

 男性は、選挙を目の前にして焦っている政治家ではない。かつて、この国の宰相を務めた野田佳彦衆院議員(65)=立憲民主党最高顧問=だ。

 野田氏は平日の朝、2~3時間、選挙区(千葉4区=船橋市南西部)内のいずれかの駅前に立ち、通勤客らに「かわら版」と称するビラを配布するのが日課だ。立民ベテランは「野田氏ほど『駅立ち』に熱心に取り組む議員は日本にいないだろう」と言い切る。

 野田氏は選挙に弱いわけではない。これまで9回の当選を重ね、選挙区は「野田王国」(自民党関係者)と呼ばれる。では、なぜ首相も経験した大物政治家が早朝から駅に立ち、常在戦場の活動を続けるのか。野田氏はきっぱりと言う。

 「私は『街頭の野田』です。その看板を下ろすつもりはありません」

(略)

「皿回しして人を集めたらよい」

 5年に及ぶ政経塾での研修を終え、千葉県議選への挑戦を決めたものの、その時点での身分はフリーター。選挙に必要な「地盤(後援会)」「看板(知名度)」「カバン(選挙資金)」のどれ一つない20代の若者が当選する可能性は低かった。

 出馬に不安はあったが、松下氏から「日本をよくしたいという善意があれば、必ず当選する」と背中を押された。家庭教師や、プロパンガス店でのガス漏れ検針のアルバイトで生活費を稼ぎつつ、戸別訪問など地道な政治活動を行った。

 ある時、公民館での集会を企画した。意気込んで座布団をたくさん敷いたが、来たのはたった1人。「これじゃとても当選できない」。松下氏に相談したら「皿回しして人を集めたらよい」とアドバイスを受けた。「皿回しする器用さはないが、人通りのある駅前で演説してみるか」と考えた。

 1986年10月から野田氏の駅立ちは始まった。当時、選挙期間以外に街頭で演説をする人は珍しく、最初は皆、一見するだけだった。しかし、続けていると「頑張ってね」と声をかけてくれたり、あめやカイロをくれたりする人も現れた。訴えに共感して支援してくれるボランティアも次第に増えた。

立てば0・5ミリでも前進できる

 29歳で県議に当選し、36歳で日本新党から国政に進出。新進党、民主党と所属は変わったが、平日の駅立ちは続けた。

 たとえ前日仕事で遅くなっても、二日酔いでも、風邪をひいても駅に立った。最近では、新型コロナウイルスのワクチン接種で副反応があった時も、体にむち打ち、駅に向かった。「1日でも立てば0・5ミリでも前進する。自分の都合で休んでしまったら後退してしまう」

 街頭に立てば応援してくれる人ばかりではない。所属政党や政治活動が逆風の時は、野田氏に向けられる目も厳しいものがあった。

(略)
~~引用ここまで~~


私の野田佳彦に対する評価は一丁目一番地の公約を破り消費税を増税したから最低だが、地盤も鞄も看板もなく政治家になったことは凄いことだ。

そして私が政治家になるにも駅前で朝2時間は辻立ちしなければならないことも分かっている。私は地盤も鞄も看板もさらに学歴も職歴もないからだ。野田佳彦は早稲田大学の政治経済学部卒業で学歴だけはあったのだ。

日本第一党などの新興保守政治団体もそれぞれのやり方で選挙活動をしているが、当選したければ野田佳彦のやり方を見習うのが最良だ。朝通勤、通学前の国民に訴えるのが一番効果があるからだ。

他人はともかく私としても統一地方選に挑戦したいのだが、踏み切れない。体力がないこともあるが、人前で演説する度胸さえあるかどうか。統一地方選まであと3か月だ。今から駅立ちしても当選は無理かもしれない。だが何より挑戦する度胸がないのだ。

自民党の政治は駄目だ。世襲議員だらけの財務省の言いなり政治では決して日本経済は良くならない。自分が首相なら、と妄想することさえある。受け売りも多いが、政策は百個くらいあるのだ。経済は財務省を抑えて国債を発行する積極財政しかないが。

自民党が統一教会と癒着していたことも許せないし、演説ではそのことも批判したい。そうすれば当選の可能性が高まることも分かっている。

政治家になるだけが政治をすることではない。それも分かっている。しかし私は政治家になりたいと考えているし、ネットで政治に対する不満を云うだけでは政治は変わらないのだ。それならばやるしかないではないか。

だができないのだ。うつ病ということもある。体力もない。地盤も鞄も看板もなく学歴も職歴もない。だがそれは言い訳なのだ。やらない理由探しでしかない。

何かきっかけでもあれば良いのかもしれないが、それも他力本願だ。

しかし踏ん切りがつかない・・・

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