都知事選と都議補選の総括

昨日の都知事選は小池百合子の20時当確に終わった。予想通りの結果だ。高揚も落胆も驚きもない。正直小池百合子は嫌だが、蓮舫よりはマシだろうかと思っていた。その蓮舫だが、3位にもなれず3位に終わった。石丸伸二が2位に入ったのだ。これは少し驚いた。浮動票を軒並みかっさらったのかもしれない。

都議補選は自民党の2勝6敗に終わった。こちらの結果は歓迎したい。自民党の悪政で国民は生活が苦しいのだ。自民党は下野する危機感がないと国民を痛め付けて平気な顔をしているからだ。立憲民主党を支持してはいないが、もう一度自民党は下野させる必要があるのだろう。

～～引用ここから～～

都知事選 現職の小池氏が3回目の当選 石丸氏 蓮舫氏らを抑える | NHK

過去最多の56人が立候補した東京都知事選挙は、現職の小池百合子氏（71）が3回目の当選を果たしました。

（略）
～～引用ここまで～～

～～引用ここから～～

東京都議9補選の結果　自民は八王子などで6人落選、獲得は2議席　都民ファ3議席、立民1、諸派1、無所属2：東京新聞 TOKYO Web

　東京都議補選は7日、9選挙区で投開票された。いずれも1議席を巡る争い。派閥パーティーの裏金事件の影響が続く自民党は8選挙区で候補者を擁立したが、萩生田光一衆院議員の地元・八王子市では大差をつけられて敗れるなど、2勝6敗と惨敗した。岸田政権への打撃は避けられない。

（略）
～～引用ここまで～～

小池百合子は公約をひとつも達成していないし、何より東京都の不動産を三井不動産に安く売却していたのが許せないのだが、それでも共産党とがっちりスクラムを組んで朝鮮学校に補助金を再開する蓮舫よりマシだと思うのだ。

投票率は60%を越えてそれなりに盛り上がったのだが、小池百合子が当選するだろうと予想していてその通りになったからつまらなくはあった。

過去最多の56人が立候補したといってもNHK党の候補者や売名行為の有象無象ばかりで、マスコミが有力な候補者と見なすのは小池百合子、石丸伸二、蓮舫、田母神俊雄の4人だけだった。

石丸伸二が2位になり、蓮舫が3位となったのは少し驚いた。蓮舫は嫌われているのだ。それに国民（都民）は自民党を嫌っていても決して立憲民主党を支持してはいないのだ。立憲民主党の執行部が財務省の犬だからだ。それをどれくらいの国民が知っているかはわからないが、立憲民主党に政権交代しても民主党政権の二の舞だとわかっているのだろう。

消費税減税が必要なのだ。立憲民主党は消費税減税を公約に入れなければならない。公約を破り消費税増税を強行した野田佳彦が代表に返り咲くなどもっての他だ。

年齢的には政治家は引退すべき75歳だが、一番良いことを言っているので私が都民なら田母神俊雄に入れただろう。しかし今回は20万票ほどしか得票できなかった。浮動票が石丸伸二に流れてしまったようだ。100万票くらい得票していれば次に繋がったのだが、残念だ。

そして都議補選だ。自民党は勝敗ラインを4勝以上にとしていたが、2勝6敗の惨敗だ。自民党の悪政で国民は生活が苦しいのだ。自民党はそれを全然わかっていない。下野する危機感がないと国民のための政治をしないのだ。

岸田文雄はさすがに諦めるか悪あがきをするかわからないが、9月の総裁選で交代はますます規定路線になった。総理総裁を代えても消費税減税くらいしなければ自民党は下野だが、岸田文雄のままよりはマシだからだ。

都議補選で国民の民意は明らかになったのではないか。しかしマスコミは裏金が問題だと報道するだろう。そうではない。国民は裏金ではなく生活が苦しいから自民党を支持しないのだ。

新聞は財務省の犬だから社説で電気・ガス代の補助に反対している。狂気の沙汰だ。これだけ暑くて電気代が高くなるだろうに、国民の生活苦に関心を持たないのが新聞なのだ。財務省の顔色しか伺うことがないのである。

新聞を不買・解約して国民の利益に反する新聞を拒否しよう。新聞代が浮いて一石二鳥だ。ネットでも現実でも可能な限り新聞を不買・解約するよう呼び掛けて欲しい。それが日本のためだし、国民のためだからだ。

テレビも新聞のグループ企業で国民の苦しみには目を向けない。特にワイドショーは狂っているので見てはいけない。

都知事選は小池百合子の勝利で終わったが、都議補選は自民党が敗北した。都知事選の投票率が60%になった甲斐はあったのだ。棄権せず投票しよう。

最後にランキングボタンを押してくれるようお願いする。ランキングが上がればより多くの人に読まれるし、私の気持ちも上向くからだ。