2年半ぶりに「日本出張」したが、その際、思いがけない出会いがあった。
自分の父は大正14年生まれですでに亡くなっているが、その昔「鉄道学校」を卒業し
蒸気機関車の免許を取得し「旧国鉄職員」であったそうだ、その後「親族の起業に誘われ」
最終的には「砂利砂、生コン」会社の役員として勤め上げた経歴がある。
従って自分が小さなときには「その国鉄時代のリレーション」を使い、家族で鉄道での旅行に行ったものである。
恐らく経済的には厳しい時代だったが、父は家族を旅行に連れて行ってくれた、今残っているのはそんな鉄道旅行の記憶である。
自然と鉄道に興味がわき、「電気機関車で動輪が6つだからこれはEFだ」などと覚えていった。
時は流れ父もなくなり、自分で家庭を持つようになった。学生時代にはHOゲージなどを少しやったが
お金がかかる趣味なので自然と忘れていった、しかし今でも鉄道の「TOUTUBE]などを時々見ている。
「例えば【スーツ君の動画などはよく見ている】」
そしてべtナムに移住してからは、べトナムの鉄道状況などを見て、戦後直後の日本のような懐かしい気分になる。
(ベトナムでは鉄道は電化されておらず、ほぼすべてがディーゼル機関車で対応している」
そんな中、先日久しぶりに「日本出張」し新潟県の小出駅という小さな駅のすぐ近くのビジネスホテルに
泊まった時の事、チェクインを済まし、部屋に入ってふと窓の外を見ると「そこには日本で超有名な四季島号」が
いるではないか? もちろん実車を見るのは初めてである。かの「スーツ君」のYOUTUBEで見て「すごい電車があるんだな?」
と覚えていた、その実車を見ることができた。自分の部屋が「たまたま駅ホームを眺められる部屋だったことも幸いしたようだ」
しばしその姿を鑑賞した。後にフロントで聞くと、東京を出発するこの「四季島」は、最初の停車駅がこの小出駅になるそうだ。
その後は北海道にまで足を延ばし、超デラックスな「列車旅を提供しているようだ」(料金も相当高額だった記憶だ
調べてみると1泊2日で最低金額37万円からで上はもう少し長い日程の150万円ということだった。)
うらやましい限りである。
長話になったが、たまたま来たこの田舎の駅で「四季島号」に出会えるのは、幸運であった。
「日本出張の良い思い出になった」
新潟県小出駅に停車中の四季島
先頭車両には「豪華な白い革張りのソファーのある展望車」がある。
しばらくの間停車していたが、やがて新潟方面に出発していった。