夢風庵の日々

夢風庵としてのものづくり活動は諸事情から終了しました。
日々の事々をちょこっと書いていきたいと思います。

町家改修見学会

2012-07-29 09:55:50 | 町家便り
毎日毎日、うだるような暑さ

みなさま、体調崩したりなさってませんか?
何とか乗り切りましょう~

学生時代の京都は暑いと言っても、27~8度くらいの気温で、30度超えなんてめったに、いやほぼ、なかったと記憶しています。

最初は烏丸鞍馬口近くにある、流しと1口ガスコンロを置くスペースの付いた、風呂なし共同トイレの4畳半のアパート。
そのあとは3畳一間、風呂なしトイレ台所共同の大徳寺にある学生アパート。
もちろんエアコンなんてなかったです。
暑かったけど、ここまでうぇぇという暑さではなかったです。


このところ、夜のお散歩から帰るともう何もする気がなくて、なかなかブログネタもアップする気が起きません。

そんな中、先日、風の会第46回例会「気ぃつけてみまひょ…京町家改修見学会」に参加しました。


個人のお宅なので詳しい場所や内部の写真は載せられませんが、私にとっての理想の住まい「織屋建」。
こちらは何度か手が加えられ改装されて、奥は座敷になっていましたが、2階に上がると構造はよくわかったかもしれません。

今回は工事中で足場が悪く、足の痛みもあって、残念ながら泣く泣く2階には上がらず1階だけ拝見しました。
今住んでるお家の階段はかなり梯子に近いくらい急で通常なら上り下りしにくいのですが、なんと、それがかえって手をついて上がれるため、足が楽なのです。

改修をなさっている「酢屋」(株)千本銘木商会の中川さんの、ユーモアあふれる楽しくわかりやすい説明を聞きながら(建物や木だけでなくいろんな分野にお詳しいので、お話が面白いのですよ~)自分の場合だったらこうお願いしたいな~と妄想が膨らんできました。

4年間、今のお家に住んだおかげで、不都合なこと、自分のライフスタイルに合った構造や、必要なもの、必要でないものがはっきり見えてきました。
マンションにいた時にはわからなかったことも多々あります。

状況によってはあきらめないといけないかもしれませんが、やはり織屋建は一番ぴったりくるんですよね。
いいお家出てこいや~



そして参加賞?お土産に頂いた器。

あまねさまのご実家にあった器だそうです。



使い勝手のよさそうな大きさと形。



キンキンに冷やした日本酒など、これでくいっと・・・


早くマメにお家で料理しないとね。
あと少し・・・