来年1月、お正月過ぎに運転免許証を返納することに決めました。自分では運転が危なっかしいというほどではないと思っているのですが、事故を起こしてしまった後では取り返しがつきません。不便になりますが、決心しました。自家用車で宮崎―湧水町間を行き来するのもあとわずか。行きたい所に積極的におもむいておかないと一生行けなくなる、と急に小林市の小林インター近くにある「泉の鯉」に行きたくなりました。
霧島の豊富な湧水を利用した「泉の鯉」は涼感たっぷりで、お気に入りのお店のひとつ。こりこりと身の締まった鯉のあらい(刺し身)、鍋ごとどんと来る鯉こく(味噌汁)、ご飯、マスの塩焼きを付けて料金は2000円ちょっと。なによりもまったく臭みのない鮮度抜群のおいしい味が堪能できます。
帰りに駐車場脇にひっそりと句碑が建っているのを発見。地元の俳句作家、故・永田伸さんの「死に支度終る 友よ 睾丸熱し」。しばしその場から離れられませんでした。
朝晩は寒いくらい。湧水町の森からは法師ゼミがあらん限りの声で鳴いていました。
泉の鯉で食べた鯉のあらい(この時点で少し食べてます)、こいこく、マスの塩焼き