人の世は、滞在期間の定め無き、今日一日の旅の宿

 時 人を待たず、光陰 惜しむべし
 古より有道の人、国城 男女 七宝 百物を 惜しまず
 唯 光陰のみ、之を惜しむ

備忘録98 : 肝病と腹水

2019-02-28 | 日記

http://www.laozhongyi.net/weichanggandan/gandanyixian/ganzangbingzheng/2007-02-07/1064.html


https://kknews.cc/health/eo8rzny.html


https://zi.media/@yidianzixun/post/TV5rVS


http://www.cntcm.com.cn/xueshu/2017-09/13/content_34197.htm


   https://naoru.com/syohouhe.html



https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/liver-cirrhosis-nutritional-therapy/early-detection/
https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20190226174427.pdf?id=ART0005782446

1.平肝流気飲により全身倦怠感に改善の得られた肝硬変症のこ症例
[緒言] 全身倦怠感は肝硬変症においてよくみられる症候であるが,
その治療に難渋することも多い.
今回,平肝流気飲により全身倦怠感が改善した肝硬変症例を経験したので報告する.

[症例1]49歳,女性.1988年に全身倦怠感を自覚.
1991年にC型慢性肝炎との診断を受けた.
1992年4月に当科 初診.補中益気湯,柴胡桂枝乾姜湯,真武湯,人参養栄湯,
十全大補湯などを投与したが肝機能は徐々に増悪し,1997年には肝硬変症と診断した.
1998年10月初旬より全身倦怠感が増強し,右季肋部〜側胸部痛,下腿浮腫も
認めるようになった.
同年11月より平肝流気飲を投与したところ,全身倦怠感,下腿浮腫は軽減した.
[症例2]58歳,女性.1983年頃より全身倦怠感を自覚.
1989年3月に肝硬変症と診断され,同年8月に当科初診,
種々の方剤が試みられたが奏効せず,感冒を契機として倦怠感が増強し,
入退院を繰り返していた.
1998年9月上旬より咳嗽,呼吸困難を自覚するようになり入院.
気管支炎症状については速やかに改善が得られたが,倦怠感については不変であった.
その後 右季肋部痛も認め,1999年1月より平肝流気飲を投与したところ
徐々に倦怠感の軽減が得られた.
[結 語]平肝流気飲は「万病回春・脇痛門」に収載される処方で,
当帰・半夏・茯苓・橘皮・梔子・香附子・芍薬・川芎・柴胡・厚朴・黄連・青皮・
呉茱萸・甘草・生姜
の15生薬により構成される方剤であり,
「脇痛,及び小腹臍を遶るに至る,疝気内外疼む者を治す.」と記されている.
全身倦怠感は肝硬変症患者のQualityofLifeを貧弱なものとしている.
本方が今回の二症例の少なくとも全身倦怠感に対しては著効を示したしたことから、
本方は肝硬変症に有用であると考えられた.
[参考] 平肝流気飲 http://ww7.tiki.ne.jp/~onshin/yaku100dec.htm

2.肝硬変腹水における清肝強腎利水法の治験
【緒言】 肝硬変患者では病状の進行と共に腹水などの症状を呈してくる。
西洋医学においては腹水のコントロールは容易ではないとされている。
今回、中医学の弁証論治に基づき、頑固な腹水に対して清肝強腎利水法で奏効したと
考えられる症例を経験したので報告する。
【症例】67歳、男性。初診:H10年9A。主訴:腹水、腹部膨満感。
既往歴:S35年、肺手術で輸血を受け、S50年、慢性肝炎発症。
H6年、ーなどで肝硬変と診断された。
現病歴:H9年7月より腹水を指摘され、三回入院。対症療法と腹水穿刺を繰り返したが、
改善が見られなかった。
現症:腹水貯留が著明で臍膨隆あり、両ド腿浮腫、眼球結膜やや黄染。
不安感、乏尿、食欲不振。舌紅、苔薄黄、脈沈弓瓦。
弁証:肝胆湿熱、腎氣不利、水湿内停。
処方:茵陳5 黄今4 夏枯草4 白花蛇舌草6 楮実子5 女貞子5 大腹皮4 沢瀉4 (g)
経過:十日後 再診。服用後三日から尿量は徐々に増加し、腹囲が日々減少。
腹部膨構感が軽減していった。目の黄染がなくなる。.−ヶ月後再診。腹水がほぼ消失。
体重は65kgから62kgに減り、精神状態もよくなった。一年間基本方加味にて投与。
著明な改善が得られた。経過順調

【考察と総括】中医学では肝硬変腹水を「鼓脹」と称し、ただ肝臓の問題のみならず、
脾、腎、氣、血、水などの異常を伴うと考えられる。
症例の患者は病程が長引くことにより、肝胆湿熱と腎虚水停の共存的状態を呈している、
邪実正虚と弁証する。治療では単に利水法だけではなく、
清肝と強腎法を同時に使用する。
茵陳、黄今、夏枯草が清肝利胆によって湿熱を取り除き、白花蛇舌草は清肝熱と
利水湿の両方に作用を持つ。楮実子と女貞子が共に性質が穏やかで腎を強め、
また楮実子は利水消腫にも効果がある。
水停による氣滞の傾向を考慮し、大腹皮を選択。沢瀉と併用して利水消満する。
以上、清肝強腎利水法で肝硬変腹水に対して有効と考える。


http://youjyodo.cocolog-nifty.com/kimagure/2019/10/post-e55aac.html

 
  肝硬変による腹水< 86歳女性
 https://www.higasa.com/blog/diary/dy-27.html


http://higasa.com/kanpou/case/kankohen.html
https://www.higasa.com/blog/develop/dev5-2.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed1982/45/2/45_2_393/_pdf/-char/ja


[参照]:脂肪肝と膝関節痛

独坐大雄峰

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備忘録97 : 不眠症

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https://kanpo-kan.com/fuminshou.html


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http://www.hal.msn.to/bensho_ronji/ben700.html
http://www.yakuzenjoho.net/houzai/orenakyoto.html


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https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20190224145013.pdf?id=ART0005781921
https://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?%E7%80%89%E5%BF%83%E6%B9%AF%E9%A1%9E


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