人の世は、滞在期間の定め無き、今日一日の旅の宿

 時 人を待たず、光陰 惜しむべし
 古より有道の人、国城 男女 七宝 百物を 惜しまず
 唯 光陰のみ、之を惜しむ

無言の言

2017-10-20 | 日記


未知の言葉は、意味を認識できず。

言葉の意味の認識は、過去の反応。

言葉を解する処は、過去を離れず。

法は今日只今ゆえ、文字に立たず。

釈迦は花を拈じ、無字の法を示す。

倶胝は指を立て、無舌の法を説く。

明歴々露堂々、羅籠いまだ到らず。

今日の縁: 「 羅針盤 」
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備忘録35: 鎮痛と感染予防

2017-10-05 | 日記

 

 排膿散  :枳実・芍薬・桔梗

 排膿散及湯枳実・芍薬・桔梗・大棗・生姜・甘草

 黄連解毒湯黄連・黄芩・黄柏・山梔子

 三黄瀉心湯黄連・黄芩・大黄


輪廻と解脱

2017-10-01 | 日記


文字は二見相対、有無は互いを包含する。

有は無を、無は有を、既に内包している。

一方を掴めば、同時に他方を掴むに同じ。

文字を離れぬ思想信条も、相対を免れず。

一方に座す処は、背景に相克の陰を宿す。

念に座し標準を立てる処は、我に等しい。

文字は相対表裏ゆえ、我を軸に輪廻する。

考えに落ちる処は、六道輪廻の我の道中。

思量は念の継続、衣替えした過去の延長。

裏に表に二見の狭間を彷徨い、終り無し。

文字で紡ぐ思考にのみ、堂々巡りがある。

法は一得一失の相続、二念を継がぬ只今。

一念を生じる処に、既に従前の念は無し。

認識も、只今に生じて滅す一得一失の念。

一切
は因果一如、自己と事実の同時成道。

始りと終りを知らぬ処に、二見は立たず。

一つが生じる処に一つが滅し、前後際断。

二見の立たぬ処に時空なく、輪廻を離る。



 今日の縁:   喫茶去

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