今日から二回に分けて僕が描くエネルギービジョンについて議員報告と言う形で紹介したいと思います。
それにしても昨日もふれた安宅さんの本『シンニホン』がアマゾンのオーディオブックに登場だなんて、、、。
「酷い!」と言うか「羨ましい!」というか、、、。悔しいですね。
YouTubeもそうなんだけど、活字を読むのは少し苦痛でしょ?――――「眠くなるし」。
だから、最近は小説は読まない。アニメやドラマの方が楽しいから、、、。
でも活字から得られるものも多くて、僕はドラマやアニメにならないような本を選ぶのですが、、、。
「オーディオブック」って方法はちょっと興味ありますね。月額1500円か、、、。ちょっとお高めですね。
それでは、議員報告をご覧下さい。
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昨年の11月から3回、赤井川村エネルギービジョン策定委員会という会議がありました。
議員代表として山口議員とふたりで参加してきました。
細かな内容や提言は、のちに村のHPなどで紹介されると思うので、
簡単ではありますが、私が感じた赤井川村のエネルギービジョンについて書いておこうと思います。
先ず、今委員会の背景にあるのはこれ。
2020年10月26日、第203回臨時国会の所信表明演説において、菅義偉内閣総理大臣は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言。
※「排出を全体としてゼロ」とは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量を差し引いてゼロを達成することを意味しています。
脱炭素と言っても、近代文明は炭素社会で発展してきました。石炭・石油・天然ガス、近年話題になっているメタンハイドレートなども含まれ、それらをエネルギーに変換する際に出る炭素をゼロにして生活はなりたつのでしょうか?
先ずはその辺を解説してみたいと思います。
〇 少し遡ります。
中学の時に理科の先生、
「石油はあと20年もしたらなくなる。だから、原子力が必要になるんだ」
「連くんも一杯勉強しなさい。核融合ができる装置をつくったらノーベル賞が取れるかもしれないよ」
そんな授業があったことを覚えています。
当時はまだ、原子力発電はなく原子力潜水艦の『むつ』が話題だったころではないでしょうか・・・?
核融合という半永久的なエネルギーを出し続けるサイエンスにワクワクしたのを覚えています。
ここで注目したいのは、先生の言った「石油は20年でなくなる」って言葉。
今でも産油国は石油を輸出し、日本に石油から精製するガソリンや灯油は無くなっていませんよね。
〇 石油って無くならない?
もともと計算違いから石油はまだまだあると言われています。――――「計算違いかよ!」と思われる方もいますが、掘削技術の進歩もあるようです。
ただ、化石燃料と言われる通り、過去に作られてきた資源なので枯渇する日がいつか来るでしょう。そこで、メタンハイグレードやバイオマスが注目されています。
ただ、地球にある天然の植物自体がオイルを豊富に含み、セルロースから石油成分が合成可能ですから、サイエンスの力で色んな燃料は今後も生み出されるでしょうな。
とにかく地球上には炭素は豊富にあると言うのは間違いないようで、炭素文明の終わりを心配する必要はないと言うのが科学者の見解のようです。
〇 ではなぜ脱炭素?
炭素を利用した燃料はまだまだあるとして、カーボン(炭素)をゼロ(0)にしようと言うのはなぜでしょうか?
これは簡単なことで、燃料からエネルギーを取り出すときに出る排出ガス。つまりCO2が問題で、温暖化の原因物質なのです。
ホント簡単にお話すれば、地球はオゾンという物質によって守られています。分厚い透明のカーテンを想像してもらうと良いのですが、そのカーテンが地球にある酸素を逃げないようにしたり、保温効果、更には太陽光を遮断したりしてくれているのです。その大切なオゾン層を破壊するのがCO2。CO2が増えるとオゾン層が薄くなり、太陽の紫外線や熱が今まで以上に地球に注がれることになります。
つまり地球温暖化ですね。
温暖化が進むと2050年までには北極の氷が一旦全て解けるだろうと予測している研究グループもある。また、興味深いのは、環境省は2100年までに風速90メートル級の台風が来るだろうと発表しています。(ちなみに日本で過去最高が風力40メートル台)
90メートルを超える風が吹いたら、普通の家はぶっ飛んじゃうわけですよね。それを食い止める為、つまり、地球温暖化を食い止めるためにCO2の排出量をゼロにしようと言うことです。
〇 カーボンゼロって?
SDGsにも掲げられるカーボンゼロ。実際に無くすことが出来るの?と言えばそれは無理。
人間は生命維持機能として酸素を吸って二酸化炭素(CO2)を排出しているから、そもそも人間が生きているだけでカーボンを生み出しています。
だから、ゼロと言う表現をカーボンフリー(均等)と言うべきかも知れませんね。
では、CO2をどうやって減らすことが出来るのか・・・?
これも理科の授業で習ったと思いますが、植物はCO2を吸収してくれます。
生物や燃料の排出するCO2と植物、特に森林が吸収し、CO2が均等になることがカーボンフリーなわけです。
〇 おまけ
今までお話してきたこと、――――「そんなことわかってる!」と言う人もいるでしょうね。でも、このあと話す内容の前には避けては通れないのです。
では、こんなのはご存知でしょうか・・・?
『ひやっしー』
サイエンスの分野は本当に頼もしい。
ある程度バランス(均等)が必要なことは分かってきました。地球温暖化の原因は人や動物が生み出すCO2が原因で、吸収する森林が減ってCO2が過剰になってきたわけです。
過剰になってきたCO2をサイエンスの力で減らそうと言う装置が『ひやっしー』。
詳しい情報はググって下さいね。CO2からエネルギーを生み出す夢のような装置。なんと日本の高校生が作ったとは驚きです。(実用化されています)
〇 再生可能エネルギーつまりエネルギービジョン
CO2を大量に減らすための取り組みは再生可能エネルギーに託されることになります。
CO2を生まないエネルギーの事ですね。色々とご存知だと思いますが、思いついた再生可能エネルギーを書き出してみます。
太陽光、風力、波力、流水力、熱、バイオマスぐらいでしょうか・・・?
ではもう少し細かく見ていくと
太陽光には太陽の光を電気に変えるエネルギーと熱に変えるエネルギーがあります。
風力・波力・流水力は運動力とも言われ地球の運動の力をエネルギーに変えることです。
熱には地熱(温泉熱)のような地球の熱からエネルギーを生み出す方法と、マイナスの熱、つまり雪などの冷熱もあります。
あと、原子力もCO2を生み出さないエネルギーのひとつですが、原子力が含まれないのは再生が不可能だからです。(核のゴミが話題になっていますよね)
「再生可能エネルギー」と言っているのは、あえて原子力を除く意味があるのかもしれません。
〇 エネルギーの割合
では、話題の再生可能エネルギーってどれくらい使われているの・・・?
昨年発表された2019年の数字では化石燃料によって生まれた全体の75%です。
かなり増えてきてはいますが全体の75%。更に、これは電力に変えられた数字で、車やストーブの熱が入っているわけではありません。
つまりまだまだ再生可能エネルギーの普及には時間と努力が必要のようですね。
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少し長くなったので今日はここまで。
「全部知ってる!」って言う人が多いでしょうな。ここまでの情報は次回為。次回は赤井川のエネルギー事情をお話しします。
そうそう、壁紙が全て貼り替えられました。月曜日の事ですが、、、。
子供達に作った部屋は全面張替え。こんな感じです。
何でも新品は良いですね。と言うことで続きは今から書き上げます。
素敵な一日をお過ごしください。それでは!
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それにしても昨日もふれた安宅さんの本『シンニホン』がアマゾンのオーディオブックに登場だなんて、、、。
「酷い!」と言うか「羨ましい!」というか、、、。悔しいですね。
YouTubeもそうなんだけど、活字を読むのは少し苦痛でしょ?――――「眠くなるし」。
だから、最近は小説は読まない。アニメやドラマの方が楽しいから、、、。
でも活字から得られるものも多くて、僕はドラマやアニメにならないような本を選ぶのですが、、、。
「オーディオブック」って方法はちょっと興味ありますね。月額1500円か、、、。ちょっとお高めですね。
それでは、議員報告をご覧下さい。
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昨年の11月から3回、赤井川村エネルギービジョン策定委員会という会議がありました。
議員代表として山口議員とふたりで参加してきました。
細かな内容や提言は、のちに村のHPなどで紹介されると思うので、
簡単ではありますが、私が感じた赤井川村のエネルギービジョンについて書いておこうと思います。
先ず、今委員会の背景にあるのはこれ。
2020年10月26日、第203回臨時国会の所信表明演説において、菅義偉内閣総理大臣は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言。
※「排出を全体としてゼロ」とは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量を差し引いてゼロを達成することを意味しています。
脱炭素と言っても、近代文明は炭素社会で発展してきました。石炭・石油・天然ガス、近年話題になっているメタンハイドレートなども含まれ、それらをエネルギーに変換する際に出る炭素をゼロにして生活はなりたつのでしょうか?
先ずはその辺を解説してみたいと思います。
〇 少し遡ります。
中学の時に理科の先生、
「石油はあと20年もしたらなくなる。だから、原子力が必要になるんだ」
「連くんも一杯勉強しなさい。核融合ができる装置をつくったらノーベル賞が取れるかもしれないよ」
そんな授業があったことを覚えています。
当時はまだ、原子力発電はなく原子力潜水艦の『むつ』が話題だったころではないでしょうか・・・?
核融合という半永久的なエネルギーを出し続けるサイエンスにワクワクしたのを覚えています。
ここで注目したいのは、先生の言った「石油は20年でなくなる」って言葉。
今でも産油国は石油を輸出し、日本に石油から精製するガソリンや灯油は無くなっていませんよね。
〇 石油って無くならない?
もともと計算違いから石油はまだまだあると言われています。――――「計算違いかよ!」と思われる方もいますが、掘削技術の進歩もあるようです。
ただ、化石燃料と言われる通り、過去に作られてきた資源なので枯渇する日がいつか来るでしょう。そこで、メタンハイグレードやバイオマスが注目されています。
ただ、地球にある天然の植物自体がオイルを豊富に含み、セルロースから石油成分が合成可能ですから、サイエンスの力で色んな燃料は今後も生み出されるでしょうな。
とにかく地球上には炭素は豊富にあると言うのは間違いないようで、炭素文明の終わりを心配する必要はないと言うのが科学者の見解のようです。
〇 ではなぜ脱炭素?
炭素を利用した燃料はまだまだあるとして、カーボン(炭素)をゼロ(0)にしようと言うのはなぜでしょうか?
これは簡単なことで、燃料からエネルギーを取り出すときに出る排出ガス。つまりCO2が問題で、温暖化の原因物質なのです。
ホント簡単にお話すれば、地球はオゾンという物質によって守られています。分厚い透明のカーテンを想像してもらうと良いのですが、そのカーテンが地球にある酸素を逃げないようにしたり、保温効果、更には太陽光を遮断したりしてくれているのです。その大切なオゾン層を破壊するのがCO2。CO2が増えるとオゾン層が薄くなり、太陽の紫外線や熱が今まで以上に地球に注がれることになります。
つまり地球温暖化ですね。
温暖化が進むと2050年までには北極の氷が一旦全て解けるだろうと予測している研究グループもある。また、興味深いのは、環境省は2100年までに風速90メートル級の台風が来るだろうと発表しています。(ちなみに日本で過去最高が風力40メートル台)
90メートルを超える風が吹いたら、普通の家はぶっ飛んじゃうわけですよね。それを食い止める為、つまり、地球温暖化を食い止めるためにCO2の排出量をゼロにしようと言うことです。
〇 カーボンゼロって?
SDGsにも掲げられるカーボンゼロ。実際に無くすことが出来るの?と言えばそれは無理。
人間は生命維持機能として酸素を吸って二酸化炭素(CO2)を排出しているから、そもそも人間が生きているだけでカーボンを生み出しています。
だから、ゼロと言う表現をカーボンフリー(均等)と言うべきかも知れませんね。
では、CO2をどうやって減らすことが出来るのか・・・?
これも理科の授業で習ったと思いますが、植物はCO2を吸収してくれます。
生物や燃料の排出するCO2と植物、特に森林が吸収し、CO2が均等になることがカーボンフリーなわけです。
〇 おまけ
今までお話してきたこと、――――「そんなことわかってる!」と言う人もいるでしょうね。でも、このあと話す内容の前には避けては通れないのです。
では、こんなのはご存知でしょうか・・・?
『ひやっしー』
サイエンスの分野は本当に頼もしい。
ある程度バランス(均等)が必要なことは分かってきました。地球温暖化の原因は人や動物が生み出すCO2が原因で、吸収する森林が減ってCO2が過剰になってきたわけです。
過剰になってきたCO2をサイエンスの力で減らそうと言う装置が『ひやっしー』。
詳しい情報はググって下さいね。CO2からエネルギーを生み出す夢のような装置。なんと日本の高校生が作ったとは驚きです。(実用化されています)
〇 再生可能エネルギーつまりエネルギービジョン
CO2を大量に減らすための取り組みは再生可能エネルギーに託されることになります。
CO2を生まないエネルギーの事ですね。色々とご存知だと思いますが、思いついた再生可能エネルギーを書き出してみます。
太陽光、風力、波力、流水力、熱、バイオマスぐらいでしょうか・・・?
ではもう少し細かく見ていくと
太陽光には太陽の光を電気に変えるエネルギーと熱に変えるエネルギーがあります。
風力・波力・流水力は運動力とも言われ地球の運動の力をエネルギーに変えることです。
熱には地熱(温泉熱)のような地球の熱からエネルギーを生み出す方法と、マイナスの熱、つまり雪などの冷熱もあります。
あと、原子力もCO2を生み出さないエネルギーのひとつですが、原子力が含まれないのは再生が不可能だからです。(核のゴミが話題になっていますよね)
「再生可能エネルギー」と言っているのは、あえて原子力を除く意味があるのかもしれません。
〇 エネルギーの割合
では、話題の再生可能エネルギーってどれくらい使われているの・・・?
昨年発表された2019年の数字では化石燃料によって生まれた全体の75%です。
かなり増えてきてはいますが全体の75%。更に、これは電力に変えられた数字で、車やストーブの熱が入っているわけではありません。
つまりまだまだ再生可能エネルギーの普及には時間と努力が必要のようですね。
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少し長くなったので今日はここまで。
「全部知ってる!」って言う人が多いでしょうな。ここまでの情報は次回為。次回は赤井川のエネルギー事情をお話しします。
そうそう、壁紙が全て貼り替えられました。月曜日の事ですが、、、。
子供達に作った部屋は全面張替え。こんな感じです。
何でも新品は良いですね。と言うことで続きは今から書き上げます。
素敵な一日をお過ごしください。それでは!
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