馬鹿女 天使のなりを まねすれば 自分も天使に なれる気がする
*また大火節です。今は歌も何も長いスランプの最中なので、どうしても大火節がやりやすく、ここでも取り上げてしまいます。
天使というのもつらいものなのですよ。こうしていつでも馬鹿の妨害を受ける。何もかもが思い通りになるわけがない。いろいろな障害を乗り越えながら、人類のためにとがんばっている。
そういう天使のきつい努力は度外視して、馬鹿女は簡単に天使になりたいと思うらしい。天使になれば、信じられないほどきれいになれて、みんなが愛してくれて、なんでも自分のためにしてくれるとでも思っているのでしょうか。
馬鹿ですよ、それは。天使もそうですが、人間だってそう甘いものじゃない。馬鹿みたいな天使まねの女を見れば、それ相応の反応をする。だまされるものはもう滅多にいない。
天使の真似をして、信じられないほど自分をきれいに磨いていたら、かえって馬鹿にされるでしょう。あなた、そんなものじゃないだろう、と言われるでしょう。ほんとうの自分は、もっと違うものだろうと、言われませんか。
人間はもう、見栄えの奥にある本当の心を見抜けるようになっているのです。そんな段階になっているのに、いまだに見栄えばかり磨いて、人をたばかろうとするのは愚かなことです。
人間、もっと違うところを磨かねばなりません。自分の内部の、心を磨かねばなりません。
そのためには、もう嘘の皮などすっぱりと脱いで、たとえそれがどんなに醜くとも、本当の自分に帰り、その自分の修業を真面目にやっていくのです。
大火がツイッターで何度も何度も何度も繰り返し教えていることですね。教育とは根気などというものではない根気だ。馬鹿になってでも、毎日言ってくれることに、少しは感謝をしてほしいものです。