アッラーと ヤハエの水に 血は混じり 祈りの丘に 閃光が立つ
*今、イスラエルとハマスの間に、苦しい紛争が起きています。そのことに関し、大火がいくつも秀逸な歌を詠んでくれるので、今回はその一つを取り上げました。
でもこれは、下手な解説をするより、そのまま読んでもらって、イメージを飲み込んでもらうほうが良いような一筋ですね。
神の名を並べ、その神の恵みである水に血は混じり、人々が祈る丘に、爆発の閃光が立つ。
苦しい情景が目に浮かびます。
ネットやテレビのニュースで、惨い風景を見るたびに、胸が締め付けられる思いがします。戦争はいけない。殺し合いはいけない。
人間の愚かな所業を見て、空から神が引き始めている。
アッラーでもない、ヤハエでもない、真実の神が、国を見捨てようとしている。
何もいない空の下で、繰り広げられる人間の悲劇。しかし誰も助けようとしていないわけではない。
人間が人間を助けるために、行動を起こしている。
どうか、その人間の努力が実り、この紛争が早期に終わることを願います。