ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

あをぞらの声

2022-12-28 08:28:03 | 短歌





すみわたる あをぞらの声 ものいはず 万言の書の ごとき沈黙




*今週も歌が一つも詠めませんでした。苦しいですね。妨害はどんどんひどくなる気がします。それだけ馬鹿が追い詰められているということでしょう。わたしも少し覚悟をせねばならないかもしれません。この状態が一生続くかもしれないということを。

なので、表題の歌は、5年前に詠んだものです。正確にはわたしの作ではありません。この存在を共有している仲間が詠んだものです。

大火がツイッターで教えてくれましたから、空にいらっしゃる神と、話ができるようになった人はたくさんいるでしょう。空にきれいな雲など流れていれば、それを見れば神のおっしゃりたいことがわかるのです。人間の感性もだいぶ進んできましたから、もうそういうこともわかる。

ですが時に、どんなに感覚を研ぎ澄ましても、神がおっしゃっていることがわからない時があります。神は答えてくださらないのではない。沈黙としか聞こえない神の声の中に、わたしたちの言語ではとても表現できない秘密が流れているのです。

わたしたちもだいぶ勉強が進み、いろんなことがわかるようになってきましたが、神のなさっていることには、とても理解ができない高いことがある。どのようにして神が、この星を動かしているのか。当然のごとく浴びている太陽の恵みが、どうしてあるのか。どのようにして神はその恵みを、わたしたちに下さることができるのか。それらのことはまるでわからないのです。

空を見て、神に、何をなさっているのですかと尋ねても、容易に答えがわからないときは、わたしたちにはまだわからない、崇高なことを、神がなさっている時なのです。

万言の書のごとき沈黙とは、すばらしい言い方だ。わたしたちにはまだわからない、尊い秘密の中に、涙が出るほど尊い愛が流れている。沈黙としか聞こえない声の中に、神がわたしたちのためにあらゆることをしてくれている、美しい努力の数々がある。

なんとすばらしい愛の中で、わたしたちは生きているものか。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつはりの山

2022-12-21 07:08:36 | 短歌





うるはしき まことのわれの さいはひを 知らず積みゆく いつはりの山




*今週も、一首も歌が詠めませんでした。このスランプ、深刻ですね。表現力のアンテナを頭から全部押さえつけられていて、言葉が何も思い浮かんでこない。苦しいです。

なので、表題の歌は、一年前に詠んだものです。このころもスランプの最中だったのですがね、今よりひどくはない。まだ少し余裕がありました。馬鹿の邪魔はだんだんひどくなるような気がします。その分、彼らの方が、つらいことになってきているんでしょう。

話は変わりますが、さっきネットのニュースでアフガニスタンの実情を学びました。タリバンが、女性の大学進学を禁止したというニュースに触れたのです。なんと馬鹿なことを。女性の教育はとても大事なことなのに、馬鹿な人たちは何も知らず、間違ったことを平気でやる。

イスラームでは、女性は男性より低いものと決められているそうですが、神は事実上、男性が女性より偉いなどということを言ったことはありません。女性も男性も、神が創ってくださった、すばらしい存在なのです。ですが未熟な男性たちは、どうしても弱い女性をいじめて、一段低いものとして定義したがる。

女性を家畜のように囲い込み、自分の好きにできるものにしたがるのです。

それは間違いです。女性は神がすばらしい資質を込めて創ってくださった、すばらしい存在。女性を豊かに育て上げれば、社会を美しく整えてくれる、それは美しい愛になるのです。

女性から学びの機会を奪い、低い教養レベルに押しとどめれば、かえって社会に害をなす。馬鹿な男たちはそれがわかっていない。何も知らないからです。世界の真実を、何も知らないということほど、恐ろしい罠はない。

自分自身の真実ということがわかれば、高い愛を学び、人を豊かにしていくことが、いかに大事なことかがわかるのですが、それを知らない人は、いろんな誤りに巻き込まれて、嘘偽りの山を築き上げていく。それがどんなに人間世界を苦しめることか。

この世界の偽りの山を、少しでも低めるために、わたしたちは真実を広げていかねばなりません。









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛行機雲

2022-12-14 09:11:34 | 短歌





一筋の おのれの道を ゆけよとて 飛行機雲に 聞く神の声




*今週はひとつも歌が詠めませんでした。馬鹿の妨害はよけいひどくなってきている気がします。歌を詠もうとして感覚をとぎすまそうとすると、まるで厚い布で感覚の棒を包まれるような感じがして、何も思い浮かんでこないのです。

わたしも歌詠みのはしくれと思っていますから、こういう状態は苦しいですね。早くこのトンネルを抜けたいものだが。なかなか解放してくれません。

で、表題の歌は、何年か前に詠んだものです。こういうとき積み重ねは役に立つ。自由に詠めていたころに、たくさん詠んでおいてよかったと思います。

ツイッターの方で、大火が神との話し方を教えてくれていますから、皆さんにもこういう感じはわかるでしょう。空の雲を見ると、神のお気持ちがわかるのです。言葉で耳に聞こえるのではない。目で見ると、神のおっしゃりたいことがわかる。そういう感覚です。

ある日、何かに惹かれてふと振り向いてみると、空を大きく横切る飛行機雲が見えた。それに、神のおっしゃりたいことがこめられていたのです。一筋におのれの道をゆけと。なにものにも迷わず、まっすぐに神の道をゆけと。

ふるえるほど感動してしまった。神の心にたがうことは絶対にすまいと思った。神の指し示す美しい真実の道を、まっすぐに進もう。そこにどんな苦難が待ち受けていようとも。

ですからわたしたちは、神の導く美しい道を、まっすぐに進んでいます。それは不思議な道だ。田舎の一主婦として生きながら、人類の救済をやっている。平凡な生活の中で、ぬきんでて非凡なことをしている。神の言うとおりに進むと、こんなことになるのかと。

まっすぐに空を横切る飛行機雲を見るたびに、わたしたちは神を思い、まっすぐに進んできた道を振り返っては、これからもそれを貫こうと思うのです。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菜の花の

2022-12-07 09:06:11 | 





菜の花の 風に揺れ浮く 黄色かな     夢詩香




*今週はあまりいい歌が詠めませんでした。相変わらず妨害は続いていて、言葉を繰る感性がうまく働いてくれません。こういう状況では、毎週このブログを更新するのも苦労です。でも水曜日には必ずこれを書くと決めているので、働かない頭に鞭を打ってでも書きましょう。そうしているうちに、感性もだんだん元通りに開いてくるかもしれません。

今日は久しぶりに俳句です。季節が違いますが、ご勘弁を。

実はこれ、夢の中で詠んだ句です。朝方、半分目覚めて半分眠っているような意識の中で、ふと浮かんできたのです。

普通、夢の中で作った作品にはあまり良いものはないのですがね、これはまあまあいけると思って、ここで取り上げることにしました。

春先の菜の花の鮮やかな黄色が、風に揺れ動いている。浮く、としたのは、風の中で菜の花の黄色だけが光って浮いているように見えるからです。菜の花がたくさん群れて咲いていると、黄金の海が野に浮いているように見える。実に美しいですね。

今は冬に入ったばかりで、野には菜の花の影もありませんが、やがて来る春にはまたあの黄色の海と出会える。季節の約束を果たすために、菜の花は今もひそやかに冬を耐えている。冬を超えれば、必ず春が来ることを、花は信じているのだ。

それは星を操る大いなる神への信頼です。わたしたちは、あまりにも大きな、すばらしい愛に囲まれて、生きている。

あたたかな菜の花の黄色にまた出会える日を夢見て、わたしたちも冬を乗り越えていきましょう。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする