とこしへの われに目覚めて ひとすぢの この世を照らす 光とならむ
*今週は2首ほど詠めましたか。あまりいい出来ではありませんが、そのうちの一つを取り上げましょう。相変わらず調子が悪いです。これなども意味はわかりますが、単調で平凡だ。もっとおもしろい言葉を使って、凝った歌を詠みたいところだが、今はこれくらいのことしかできません。スランプは長く続きます。つらいですね。
「とこしへのわれ」とは、本当の自分自身に目覚めて、永遠に自分をやってゆく、すばらしい自分自身となった人のことです。こう言わずともわかっているでしょうが、小さなことでも解説していくのがここでのやり方です。
永遠に自分をやってゆく本当の自分に目覚めて、一筋のこの世を照らす光となろう。
解脱を経験して、本当の自分の真価に目覚めたら、人はその美しさにしびれるように感動します。自分とは愛なのだ。愛そのものなのだ。愛で、皆の幸福のために、身を投げて働きたいと思っている。自分はなんと美しい魂なのだろう。
そのすばらしい感動に導かれるまま、人は本当に、この世を照らす一筋の光となるのです。人類を救うために、皆の魂を愛に導くために、働いていく、すばらしい人になる。
人間は、すばらしい存在なのだ。神が創ってくださった、あまりにも美しい霊魂なのだ。おもしろい個性を持ち、それを駆使して、あらゆるものの幸福のために、あらゆることをやってゆく。
この幸福が、全人類の魂を染めていくことを、願ってやみません。全人類が解脱すれば、この世に苦しい争いはなくなり、みなが美しい友情に結ばれて、この世に愛の天国が成る。
そのすばらしい夢に向かって、人類は進んでゆくのです。すべての人を、愛に導いてゆくのです。