
睡蓮の 泥沼に咲く 清らかさ
*今週も俳句でいきましょう。
知っての通り、睡蓮と言うのは、水底の泥に根差して、それは清らかな美しい花を咲かせます。
そのように、人間もまた、馬鹿をやりすぎた自分の、罪の泥に根差し、美しい花を咲かせることができるのです。
解脱をして、本当の自分に目覚めれば、迷いの時代にやってきた、愚かなことが、すべて、新しい自分を育てるための、土壌になるのです。
ですから、どんな深い罪を犯してしまっても、汚泥の中に埋もれて、自分を見捨ててはいけません。
そこに新たな自分の種を植えて、睡蓮のように、清らかに生きていくのです。
そうすれば、いつかすばらしい花が咲く。
迷いの時代になした、暗い罪の数々も清められ、すばらしく美しい自分になることができるのです。