小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

=やっと、春めきだした!:

2015年04月06日 | 自然・植物・昆虫
=やっと、春めきだした!:
タンポポの黄色い花が、咲きだしたと思っていたら、今度は、知らぬ間に、雪柳に、緑色の芽が、かすかに、観られるようになってきた。未だ、朝晩は、冬に逆戻りしたかのように、ストーブを手放せないが、どうやら、里山の麓のほうは、白木蓮が咲き、梅も満開、やっと、桜の蕾が、ピンク色に、染まり始めてきた。いよいよ、もう間もなく、里山の方にも、春の訪れが、一週間ほどで、来ることであろう。たまたま、東京へ、所用で戻る途中には、もはや、桜も満開で、東京では、既に、白木蓮も、雪柳も、ほとんど、散り終えて、箒状に、天空に枝を高く掲げた桃色と色の花桃の花達が、今年も、元気に、咲き誇っている。そして、これからは、白いハナミズキの花が、樹木全体を蔽うように、咲き誇ることになる。こうなると、春も本番であるが、今年は、私の感覚からすれば、少々、早めの感じがしてならないが、流石に、里山では、やっと、桜が、蕾を膨らませたところで、もう一度、桜を愉しめるのは、誠に、有難い贅沢なことである。碓井峠は、昼間でも外気温5度で、まだまだ、冬の様相であるが、程なく、緑色の木々の芽吹きが、観られるかも知れない。そうなると、景色全体が、茶色の枯れ葉を落とした樹木の茶色一色から、緑の芽吹きとのミックスに、そして、段々、その薄緑色が、濃くなってゆき、最後には、多くの木々が、その緑の葉に、蔽われて、ひとつの季節が、次の季節へと、又、バトン・タッチしてゆくことになろう。それも、もうすぐであろうか?又、その色合いのグラデーションの変化が、愉しみである。