小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

アップル・ウォッチは、起爆剤たり得るか?:

2015年04月12日 | 社会戯評
アップル・ウォッチは、起爆剤たり得るか?:
携帯電話を使用し始めたせいか、現役生活を終了したからなのか、最近では、すっかり、腕時計を使用することがなくなってしまった。30年ほど前には、カシオの腕時計で、血圧を指先で、測れる時計というのが発売されたので、高血圧対策として、使用していたこともあったが、今度、発売予定のアップル・ウォッチには、健康測定機能が付加されているらしい。私の友人で、機械式の腕時計を多数コレクションしている者がいるが、どうも、私には、理解出来ない。時計機能というよりも、むしろ、機械式時計そのものが、ファッションの一部なのであると、良く言っていた。成る程、時間を確認するためではなくて、衣服などのファッションの一部なのかも知れない。さすれば、これを機にして、再び、腕時計が復活する可能性がないとは限らない。むしろ、時計市場の見直しと新たな腕時計の開発にも繋がるのかも知れない。謂わば、スマート・ウォッチという範疇が、新たな腕時計というもの、その機能を見直すきっかけになるのかも知れない。左手には、ひょっとすると、スマート・ウォッチ、右手には、機械式ファッション時計をつけるというビジネスマンが、新たに、出現してくるかも知れない。それにしても、クウォーツという時計が、出てきたときに、随分、ビックリしたものであるし、正確性にも、驚かされたものである。今度のアップル・ウォッチは、スマホとも連動しているので、少なくとも、メールやネット・サービスなども、もっと、身近なものになるかもしれない。もっとも、電池が、長持ちしなく、18時間程度であるとも云われているが、ソーラー電池対応は、まだ先のことなのか?それにしても、メーカーとしての発想と開発というものは、実に、面白いものである。こうした新しい視点、新しい発想の転換というものが、ますます、必要になってくるのかも知れない。そんな予感を感じさせるものがある。白物家電メーカーには、耳の痛い話であろうか?その意味でも、おおいに、期待したいものである。もっとも、オメガは、スマート・ウォッチ分野には、参戦しないらしいが、それも、もっともであろう。