小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

デフレ退治は、果たして可能なのか?:

2015年04月10日 | 社会戯評
デフレ退治は、果たして可能なのか?:
一時、ワン・コインで、昼飯が食べられると云われていたものの、結局、いつの間にか、300円を切るような値段になり、そえすらも、割り込むような勢いであったものが、いつの間にやら、円安の影響や原料素材の値上がりやら、人手不足も相俟って、いつのまにやら、
所謂デフレ・モデルの外食型が、破綻寸前であるのが、実情で、いよいよ、背に腹は替えられないとばかりに、値上げに転じることになるのであろうか?もっとも、日銀の思惑とは別に、どうも、物価上昇目標の2%は、どうやら、怪しくなりつつあり、2年でも、或いは、3年でも、果たして、達成出来るかどうかは、怪しくなってきた模様である。しかも、大企業から、中小企業へも、官製賃上げによる国内消費需要の活性化も、果たして、これから、眼に見えた効果が上がってくるのであろうか?それにしても、株価2万円目前の株高になったにもかかわらず、どうも、消費や設備投資への資金の強い流れは、未だ、みられない。いつになったら、その影響は現れてくるのであろうか?そして、その延長線上で、景気の一段の回復、成長軌道へと、或いは、デフレの実質的な克服は、果たして、実現されるのであろうか?財政再建も果たせず、デフレも退治できず、捻れた形での株高や、物価上昇だけが残されるのでは、堪らない。本当に、思惑通りに、退治できるのであろうか?