小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

銀行間取引金利の闇を考える

2012年07月11日 | 社会戯評
銀行間取引金利の闇を考える
バークレー銀、JPモーガン等、金融業界での巨額損失が、これまで、報じられてきたが、ロンドン銀行間取引(LIBOR=London Inter-Bank Offered Rate)金利が、業界ぐるみで、金利操作されていたのではないかという疑惑が、その最高責任者の証言により、ここに来て、浮上してきているが、何とも、世界経済が、先行き不安なところに持ってきて、又、厄介な問題である。東京市場(TIBOR)でも同じような疑惑が、昨年発覚したが、公式には、未だ、確認されていない。何でも、意図的に、LIBORを吊り上げて、連動するデリバティブ(金融派生商品)で、儲けていたらしい。野村證券等によるインサイダー取引などは、全く、これに較べたら、赤ん坊のようなものである。それにしても、世の中、メガバンクによる世界的な規模で、そんなことが、可能であるとは、業界では、周知の事実だったらしいが、、、、、、。「金融への信頼」が薄らいでいる今日、またぞろ、世界中の取引が、実は、ゆがめられていて、金利を多めに支払っていたり、或いは、逆に、金利が、もっと貰えたのに、実は、少ししか、貰えていなかったということが、事実であれば、それこそ、公正であるべき金融体制・機能、それ自体への不信に、繋がりかねない。平等・公平・公正・透明性・情報開示等という概念すら、今日では、それ自体が、「共同幻想」だったのかも知れないが、、、、、、、。為替のレートも、実は、「神の見えざる御手」ではなくて、汚れた貪欲な銀行家と金融マフィアの手によって、操作されているという都市伝説やユダヤ陰謀説も、まんざら、否定は、出来ないかも知れない。新聞記事に、改めて、考えさせられてしまう。




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