土曜日の夕食。
父が夕飯の用意をしつつ、
母も息子を抱っこしながら食器を運ぶ。
娘は既に食べる気満々なので、
とりあえず焼き魚のカマスを娘の皿へと
取り分けた。
母:「おいしい?」
娘:「うん♪」
娘、魚だけをものすごい勢いで食べだした。
大きな口でほおばる娘。
・・・
娘:
。・゜・(´口`゜)゜・゜・。
・・・
娘:「ほねが、ほねがささったぁ~!!」
娘:「とって、とって、とってぇよぉ~!!!」
父が懐中電灯を照らして見たところ、
娘の喉の奥に
・・・
カマスの骨が刺さっていた。
結構大きな骨。
しかし意外と口に近い。
ピンセットですぐに取れそうだ。
父がピンセットと懐中電灯を持ち、
父:「あ~んして。」
と言うが、
・・・
娘:「こわいよぉ・・・。」
娘:
(´口`゜)゜
口を開け、ちょっと舌を前へ出しただけで
吐きそうになる娘。
これが精一杯の様子。
父と母で必死に怖くないことを説明。
父や母の口にピンセットを入れて見せたり、
写真で口の中を撮ってみたり・・・。
しかし娘、やはり大きい口を開けることが出来ない。
無理矢理口を開けさせてみたのだが、
喉の奥が閉じてしまって全くダメ。
さらには母の指を思いっきり噛む始末。
・・・
母:
「病院へ行こう。」
母:「救急へ行ってお医者さんに骨、抜いてもらおう!!」
・・・
娘:「おいしゃさん いや~!!!」
娘:
。・゜・(´口`゜)゜・゜・。
普段お医者さんが嫌いなわけではないのだが、
もう完全にパニック状態。
娘:「やる、やる、やるぅ~!!!」
・・・
何とか開けた口から父が骨を抜く。
娘:
。・゜・(´口`゜)゜・゜・。
息子:
。・゜・(´O`゜)゜・゜・。
息子も既に大泣き・・・。
この骨と格闘、
・・・
・・・・・
約一時間
娘の食欲はすっかり失せ、
娘:「ほら、おなかぱんぱんやし。」
娘:「もう ごっちょうさん。」
と、カマスしか食べていなかったのに、
この日の夕食は終了。
・・・
・・・・・
これで好きな魚を嫌いになったら
と心配していた。
・・・
そして、翌日。
・・・
夕飯の煮魚、しっかり食べていた。
まあ、
『鶏ささみの大葉巻き・海苔チーズ巻き揚げ』
の2つに目が行くと
・・・
・・・・・
魚の事はすっかり忘れて
そればかりを
これまた ものすごい勢いで食べていたが・・・。
(
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