過日行われた2009年度一般会計決算審査特別委員会(10/4~5)は、白熱した”質 疑”が交わされ最終日の終わった時間は午後10時を過ぎた、とのこと。それと比較する訳ではありませんが、私(冨岡隆議員と一緒)たちの企業会計決算審査特別委員会(10/12~13)は、昨日は午後7時を回りましたが、今日は順調に質疑が進み、心配していた深夜族(午後10時過ぎ)にはならず、午後5時半にすべての審議を終えました。職員のみなさんもお疲れになったことでしょう、が私たちも質問準備などで疲れました!
今度の決算委員会で私が質問した会計は①国民健康保険事業②霊園事業③介護保険事業④市営住宅事業-の4会計でした。他にも”沼の端鉄北土地区画整理事業”、”下水道事業”、”公設地方卸売市場事業”の3会計も質問を予定していましたが割愛させていただきました。質問した内容は後日概略を書き込みますが、今回、特に重視したのが市営住宅問題です。そのひとつとして明徳団地の建替え事業に関わって報告します。明徳団地の建替えは今年度で完了します。2年前に相談活動で完成した団地を訪問して驚きました。室内はバリアフリー化され、3階建でエレベーター付き。「マンション」的な快適さ、と言う印象を受けました。でも、知る人は知っています。あの地域にあった商店はほとんどが閉店し、団地から一番近い(約1㌔)お店は”ビックハウス”です。
私は岩倉市長に質問しました。「昨日からの質疑を通して”ただの一言”も発しないまま終わらすのですか。市長選で市内全域を回ってあの団地の商業環境は大変ですネ。”買い物難民”(車のない高齢者など)と表現しても言い過ぎではない。元の団地があった南側の市有地を北側に集約化したので、跡地の南側に商業施設や福祉施設を誘致し、西部地域にも光を当てる政策を・・・」と提言しました。それには市長も真剣に耳を傾け、「(私も)状況認識は議員が指摘する通りである。ただ商業施設を誘致するためには用途地域の変更が必要なので協議中」と前向きな答弁をしてくれました。行政政策として考えることが重要です。
“東西バランス”という言葉は使われますが、商業施設は東部方面(イオンの付近、沼の端の鉄北地区)に集中しているだけに、駅周辺だけではなく、均衡のとれた地域商店街づくりも大切だと思います。まずは、”買い物難民”をなくしてほしいと思います。